(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年4月7日

本日の相場

とうもろこし   --- 安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  215 3/4-16 1/4  218 1/4  215 1/2  217 3/4  +1 1/2  106828  -4667 
99 JUL  221-21 1/2  223 3/4  221  223 1/2  +1 3/4  109056  -1551 
99 SEP  228-28 1/4  230 1/2  227 3/4  230 1/4  +1 3/4  25150  +635 
99 DEC  236 1/2-36 3/4  239  236 1/4  238 1/2  +1 3/4  85899  +2061 
00 MAR  245 1/2  247 1/2  245  247  +1 1/4  14758  +638 
00 MAY  250  252  249  251  +1 1/2  1083  +1 
            348323  -2893 

 

大豆       --- 安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  476 1/2-75  480 1/2  473  480  +2 1/4  55351  +296 
99 JUL  485-83 1/2  488 1/2  482  488 1/4  +1 3/4  46670  +458 
99 AUG  487  491 1/2  485 1/2  491 1/4  +1 3/4  14636  +151 
99 SEP  490 1/2  494 1/2  488 1/2  493 3/4  +3/4  7459  +20 
99 NOV  500-499  503  496 1/2  502 1/2  +3/4  34438  -242 
00 JAN  508 1/2-09  513  508 1/2  513  +1  1746  -70 
            162739  +613 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  13360  -110  MAY  1839  +35  MAY  274 3/4  -4 3/4   
JUL  13560  -130  JUL  1868  +32  JUL  284 3/4  -4 1/4   
AUG  13730  -70  AUG  1885  +32  SEP  297  -1 1/4   
SEP  13900  -50  SEP  1902  +35  DEC  311 1/2  -3   
                   

 

本日の相場の動き

 

需給報告前の神経質な動き。

需給報告前のポジション調整が相場の中心。ここ数日に大きく売りこした一部のファンドが終日買いを入れ続けた。ファンダメンタル要因による変動は、本日ほとんどなかったとも思える。 

市場では、昨日の安値のきっかけとなった、ノースキャロライナ州の農業団体によるブラジル産大豆粕輸入成約の真偽が、本日の話題の中心であった。結局、本日のセッション中には何の確証もでてこず、グリッグマン長官による、「まだ、この成約は完了していないはずだ。」とのコメントが出たくらいで、灰色のままであった。 

その他には、アルゼンチンの大規模農家団体が4月下旬に3日程度「農作物不売期間」を設けるべく、運動をしている、との噂が、大豆油・コーンの相場を若干刺激したが、大きな流れを作るには至らなかった。ファンドの買いはコーン・大豆ともに1,000〜2,000コントラクトと大きくはなかったが、売り物が少なかったせいで、高値引けとなった。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国コーンベルト すべての地域にてとうもろこしの作付けには充分な土壌水分となっている。また今後5日間北部と西部に充分な降雨がある見込み。とうもろこしの作付けは今月中旬以降であるが問題はみられない。 

アルゼンチン 今週はドライな天候が続いておりひまわりとコーンの収穫は順調に進んでいる。大豆も早いところでは収穫が始まっている。来週末に予想される降雨は長くは続かない見込みだが警戒が必要だ。 

ブラジル 来週は全ての地域にて平均以下の降雨になる見込み。北部2/3の地域にはここ2週間ほとんど雨が降っておらず順調に収穫が進んでいる。南部の収穫も左程遅れておらず来週は順調に収穫が進む見込み。 

 

本日の発表等
NWS 6-10日天気予報

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
西部コーンベルト 

A/N(48) 

 

A(0.47/2) 

 
東部コーンベルト 

A(53) 

 

A(0.47/2) 

 
デルタ 

A(48) 

 

N(0.83/2) 

 

若干価格支援材料か。東西コーンベルトで降水量が多く、本格的作付け作業開始を遅らせる可能性がある。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

中期的安値を予想。 

USDAは依然価格維持に精を出している。今日も、例の大豆粕輸入の真偽について懐疑的なコメントを発表しているが、これは民間による純粋な商売に関することであり、USDAがコメントすべき類の話ではない。ロシア向け食糧について、本日改めて積極策持続を表明したと言われているが、これもその表われだ。しかし、一方で、ロシアはユーゴスラビアに食糧支援をしているという情報がある。であれば、本当にUSDAは脳天気に援助継続ができるのであろうか。市場には長官がこのことについてぼやいている、という噂もあり、価格維持策も底が見えた感もある。 

さて、明後日の需給報告。以前から予想してきた飼料需要の減少が織込まれようとしている。その減少の市場予想幅は、5千万〜2億ブッシェルと広範囲だ。1億ブッシェルがニュートラルなラインとされているが、どうであろうか。本格的天候相場に入る前に、価格崩落を防ぐ、あるいは価格維持をするには、USDAにとってこれが最後で最適なチャンスである。実態よりきつめの需給を報告する可能性は否定できない。 

とは言え、結局は需給は緩い。プライシングに時間の余裕があれば、待つのが正解と見る。コーン自体のファンダメンタル要因だけでは、下値は5〜7セントであろうが、3月のテクニカル買いからの修正幅は、本来安値が期待される大豆・小麦の方がコーンに比べてまだ少ない。これは、まんまと価格維持策に乗っかったからとも思える。需給報告で一時高値があったとしても、時間さえ許せば買いは少し待ってみたい。 ( F ) 

 

 

(大豆) 

今までと意見は変らず、いずれは下落を予想。 

閑散として方向性のない一日であった。5月限473-475はサポートラインとなっておりここを抜いていくには何かひとつ材料が欲しいところであったが本日は特に出てこなかった。また同様にして11月限5ドルを引値ベースにて抜けなかった事がここからの底堅さを物語っている。明日も動意の少ない取引になりそうだ。 

ファンダメンタルは変っていない。南米の収穫は順調であり、アメリカ中西部の土壌水分も問題がない。前にも述べたがしいて強材料をあげれば、理想的な天候を前にすると農家はとりあえず先に作付けできるコーンを植えてしまう'傾向があり大豆の作付け面積が減る傾向にある事ぐらいか。 

今日聞いた話の中で面白いと思ったものに大豆相場の周期説があり、2/26の安値の次は4/10前後に次の底が来るというものであった。まったく根拠がない話であるが需給報告の後に安値を予想しているトレーダーが多いのは事実だ。(N)