(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年4月14日

本日の相場

とうもろこし   --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  217 1/2-18  220  217 1/4  217 1/2  +1 1/2  91843  -4204 
99 JUL  222 3/4-22 1/4  225 3/4  222 1/4  223 1/4  +2  111110  +1461 
99 SEP  229-28 3/4  232  228 3/4  229 3/4  +2 1/4  26594  +514 
99 DEC  238-37 1/2  240 1/4  237  238  +2 1/2  89166  +344 
00 MAR  246 1/2-46 1/4  249 1/2  246  247 1/4  +3 1/4  14657  +69 
00 MAY  251  253 1/4  251  251 3/4  +3 1/4  1203  -1 
            340594  -1812 

 

大豆       --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  488 1/2-87 1/2  494 3/4  487 1/2  489 1/4  +4  48794  -1975 
99 JUL  498-96 1/2  504  496 1/2  498 1/2  +4 1/2  50565  +486 
99 AUG  500-499 1/2  506 1/2  499 1/2  501 1/4  +4 1/2  14937  +62 
99 SEP  503 1/2  510  503 1/2  504  +4 3/4  7671  +60 
99 NOV  510-09  517 1/2  509  512 1/4  +4 1/2  37333  +502 
00 JAN  520-20 1/2  526 1/2  520  522 1/2  +4  2249  +88 
            164277  -778 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  13490  -60  MAY  1932  +41  MAY  258 3/4  +2 3/4  118.60-119.05 
JUL  13710  -10  JUL  1963  +39  JUL  269 1/4  +2 1/4   
AUG  13820  -10  AUG  1976  +36  SEP  280 1/2  +2 1/2   
SEP  13930  -10  SEP  1992  +37  DEC  294 1/4  +1 3/4   
                   

 

本日の相場の動き

 

商業筋の買いが継続。

冬小麦地帯で、今週末気温が華氏30度台前半まで低下すると予報され、ダメージ発生への懸念から小麦が寄付きからリード役となった。 

コーンは、昨日韓国向け成約ができた上に、すぐにも同国からの次のオーダーが噂されており、堅調な輸出成約が好感された。また、今後一週間の中西部の天候が雨がちとなるとの予報が、作付け作業を停滞させると連想された。農家売りは依然少なく、現物価格が引き続き高値推移していることも、定期市場の買いの理由となった。商業筋の一企業が2,400コントラクトの大量買いを行ったことが目立った。しかし、終盤には一部ファンドが売りに回り、一時よりは値を下げて終了した。 

大豆は、パーム、ココナッツ油の昨晩の高騰が大豆油に波及、月曜のCOTで大豆・大豆油の売り越しが意外に多かったこともあり、ファンドの買いが入った。大豆油は一時ハーフリミット高、大豆は10セント高をつけるまで、ファンドによって買い上げられた。アルゼンチンで、今週後半低気温が予報されており、二毛作大豆の品質懸念がでていることも要因となった。最終局面では一部ファンドが売りに回り、少し値を戻しての引けとなった。 

ファンドは、 コーン600コントラクトの売り、大豆1,500コントラクトの買い、商業筋はコーン・大豆ともに買い筋であった。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国コーンベルト 現在中西部に降っている雨は金曜日までにコーンベルトの85%を覆う。この降雨により更に多くの地域にて土壌水分が改善される。週末は気温の低下と軽い雨が予想される。この雨と低温による作付け遅れはそれほど問題にならない。

アルゼンチン 週末は気温の低下が予想される。最低気温は30度台から40度台の見込み。この気温の低下により大豆の油分に影響が出る可能性がある。コーン、大豆とも収穫は順調。 

ブラジル 南部の収穫は雨の為遅れがちとなっている。北部の収穫は相変わらず順調に進んでいる。 

 

 

本日の発表等
NWS 6-10日天気予報

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
西部コーンベルト 

N 

 

A 

 
東部コーンベルト 

B/A 

 

N/A 

 
デルタ 

N 

 

A/N 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

短期的には高値を予想。 

本日は最終局面でファンドの売りが出て、引け値は最高値から2セント以上も安値となった。明日は週間輸出成約発表がセッション前にあるが、これに波乱がなければ、寄付きは安値となる公算が強い。5月限215レベルより下は、目先必要な買いを入れるべきではないであろうか。先週から、現物不足による商業筋の買いが続いている。ファンドもどちらかと言えば、その動きに乗っている形だ。今週のように、現物価格が右肩上がりでも、現物供給は増加していないことを考えると、アジアからの輸出需要がしっかりしてきた今、この状況は短からず続いていくことになる。 

今週の相場展開は、北米・南米の天候に変化があったものが主因と言われているが、背景はあくまで、現物需給だ。目先の買い遅れがないようにしたい。 

 

(大豆) 

短期的に上げた場面は売りチャンスとみている。 

本日の大豆の取引量はおよそ66,000コントラクトと昨日の2倍近い取引があった。セッション中には10セントを超える上げ幅となり、取引量の増加に伴う相場の上げは本格的なセットバックを予感させるものであった。ところが10セント高から4セント高への反落はトレンドが変っていない事を示す充分な証明となった。本日買っていた誰もが相場の下落を予感しつつ、こわごわと買いながらいつでも売り逃げできるように構えていたのではないか。 

ただ本日の上昇局面ですら農家売りはあまり見られず、CIFマーケットは若干上げている。昨日のパラナグア港での火災の影響はほとんどないとの了解になっているが、昨日上げた分下げるという事にはなっていない。農家のホールド姿勢は思ったより強く現物マーケットにはタイト感があり相場のサポート要因になっている。カーギルが本日だけで1,700コントラクト買い越しておりしばらく現物マーケットのタイト感が定期市場のサポートとなりそうだ。 

また大豆油においてファンドが約20,000コントラクトと大きなショートポジションとなっている事も大豆自体に方向感を持っていない現在、つれ高となる可能性を持っている。 

しかし短期的に上げる場面があったとしても相場のトレンドに変りはなく、上げた場面は絶好の売りチャンスと考えている。(N)