(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年4月16日

本日の相場

とうもろこし   --- 小幅安寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  220-19 1/4  220 1/2  217 3/4  218  -1 3/4  83951  -2883 
99 JUL  225 3/4-25 1/4  226 1/2  223 1/4  223 1/2  -2 1/4  118317  +2288 
99 SEP  231 3/4-32  232 3/4  229 3/4  230  -1 3/4  27410  -66 
99 DEC  240-39 1/4  240 3/4  238 1/2  238 3/4  -1 3/4  88099  -953 
00 MAR  249-49 1/4  250 1/2  248  248 1/4  -1 3/4  14769  -247 
00 MAY    252 3/4  252 1/4  252 3/4  -1 3/4  1356  +142 
            340077  -1634 

 

大豆       --- マチマチの寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  490-89 1/2  491 3/4  485 1/2  486 3/4  -2 3/4  45268  -805 
99 JUL  499 1/2-98  501 1/4  494 1/2  495 3/4  -3 1/2  54067  -64 
99 AUG  502  504  498  498 1/4  -4  15475  -102 
99 SEP  505 3/4-05 1/2  507  501  501  -3 3/4  7891  +138 
99 NOV  514-13 1/2  516  510  511 1/4  -2 3/4  39276  +992 
00 JAN  523 1/2  526  520 1/2  522  -2 1/2  2422  +95 
            167157  +280 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  13360  -100  MAY  1932  -13  MAY  256 1/2  -6  117.75-118.95 
JUL  13560  -80  JUL  1963  -16  JUL  267  -5 1/4   
AUG  13710  -20  AUG  1980  -15  SEP  278  -5   
SEP  13810  -40  SEP  1994  -13  DEC  291 3/4  -5   
                   

 

本日の相場の動き

 

気温低下からのダメージ懸念の後退。小麦につられて下げる。

昨晩の冬小麦地帯の気温がダメージを起すほど下がらなかった事から小麦に売りが入り、とうもろこし、大豆もプレッシャーを受けた。 

とうもろこしは来週も平均以上の降雨が予想されている事が作付け遅れを連想させる事となり途中強含む場面みられたが、韓国が最近のUS産とうもろこしの品質(水分過多)問題からアルゼンチン産とうもろこしに買い付けをシフトするとの噂が流れ頭を抑えられる事となった。 

大豆もNOPAの週間搾油レポートが予想を上回る内容であった事から強い場面が見られたが、週末のアルゼンチンの気温も大豆にダメージを起すほど下がらないと見られた事、ブラジル南部の天候が週末以降回復して収穫が順調に行われると見られた事が弱い材料となり下げに転じた。 

本日はコーン、大豆とも取引量が少なくファンドも大きくポジションをとらなかった。また今週活発に買いを入れていたコマーシャルの動きもあまりみられなかった。 

引け間際に再度小麦に売り物が入るとコーン、大豆もさらにつられてほぼ本日の安値圏にて取引を終了した。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国コーンベルト 今月に入ってからの中西部の降雨は平年以上となっている。来週も中盤までは降雨予想となっておりいくつかの地域では土壌水分過多となっている。気温も低めの予想にて来週後半以降もこのウエットパターンが続くようだととうもろこしの作付けに遅れが生じる。

アルゼンチン 来週もドライの予報にて収穫は順調に進む見通し。今週予想されていた気温の低下も大豆の油分に支障をきたす程は下がらない見込み。コーンの収穫、大豆の最終生育とも概ね順調。 

ブラジル リオグランデドスルに停滞していた雨雲がなくなり週末から来週にかけてドライな天候となる。このドライな天候により徐々に収穫のペースが改善される。北部3/4の収穫状況は変らずに順調。収穫ロスも平年よりかなり少ない見込み。 

 

NWS 6-10日天気予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
西部コーンベルト 

N(54) 

 

A(0.55/2) 

 
東部コーンベルト 

N 

 

N/A(0.55/2) 

 
デルタ 

A(68) 

 

A(0.79/1) 

 

 

本日の発表等
1)NOPA週間搾油高(単位:千ブッシェル、大豆粕輸出量はトン

 

  今週  先週  昨年同期 
搾油量  29,993  29,129  30,060 
搾油量(OCT01'98〜)  869,821  839,828  910,005 
大豆粕輸出  91,204  121,329  166,848 

7時半の発表。予想より搾油量が多く強材料ととられた。 

2)キャトルオンフィード報告 

 

  USDA  事前予想平均  事前予想幅 

3月1日飼養頭数 

 

103% 

 

101.9% 

 

100-102.7 

 

2月導入頭数 

 

122% 

 

116.7% 

 

111-120.5 

 

2月マーケティング 

 

105% 

 

105.1% 

 

104-106.5 

 

セッション後の発表。飼養頭数、導入頭数とも予想を上回っており月曜日のコーン、大豆粕マーケットには強材料となろう。 

 

本日のトーメンの意見

 

意見は変らず。中期的には下落。短期的に上げた場面は売り上がり方針。

本日のマーケットは買いも売りも特徴ある顔がみられず、小麦につられたという印象であった。取引量も少なかった。ただほぼ終日安値圏にての取引が続き、マーケットの頭の重さが感じられた。 

小麦が2月につけた契約新安値にあと数セントのところまで値を下げてきている。生育状況のすばらしい冬小麦の収穫を控えているとはいえ競合する部分のあるコーン、大豆粕がこのレベルにいる事は不思議でならない。また小麦と同じようにファンダメンタルの弱い大豆も小麦に比べ今の価格は高い。いずれ契約新安値をトライすると考えている。 

ブラジルの収穫は順調だがレアルの堅調もあり農家売りが今は出ていない。またアルゼンチンも収穫の遅れからまだ売り物が少ない状況。しかし南米は保管能力の問題からいつまでもホールドしておく事は不可能にていずれ近いうちに売り物も増加してくる。 

来週中西部の天候懸念が後退すれば早い時期に下げの場面が見られるのではないか。