(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年4月20日

本日の相場

とうもろこし   --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  221-21 3/4  224 1/2  221  224  +3 1/2  77579  -3297 
99 JUL  227 1/4-28  230  227 1/4  229 3/4  +3 1/2  124776  +2355 
99 SEP  234-34 1/4  236 1/2  234  236 1/4  +3 3/4  27793  +356 
99 DEC  242 1/2-43  245  242 1/2  244 1/2  +3 1/2  88917  +814 
00 MAR  252-52 1/4  254 1/4  252  253 3/4  +3 1/4  15068  +120 
00 MAY  256 3/4  258 1/4  256 3/4  258 1/4  +3 1/2  1416  +13 
            341796  +372 

 

大豆       --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  489-90 1/2  496 1/2  489  495 1/2  +7 1/2  42624  -959 
99 JUL  498-501  506  498  504 3/4  +7 1/2  58081  +1239 
99 AUG  502 1/2-02  509  502  507 3/4  +7 1/2  15362  -7 
99 SEP  509  511  505  510  +7 1/4  8000  +121 
99 NOV  514 1/2-15  520  514 1/2  519 3/4  +7 1/2  39499  +262 
00 JAN  527-27 1/2  530 1/2  527  530 1/4  +7 1/2  2450  +14 
            168797  +680 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  13430  -60  MAY  2008  +93  MAY  258 1/2  +6 1/4  117.70-118.90 
JUL  13620  -80  JUL  2037  +85  JUL  269  +5 3/4   
AUG  13750  -80  AUG  2053  +83  SEP  279 1/2  +5 3/4   
SEP  13950  -50  SEP  2060  +72  DEC  294 3/4  +6 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

 

小麦が劇的に反転、大豆油が一時リミットアップ、コーン・大豆が追随。

コーンの上げの主因は小麦と中西部の雨。昨日の作況指数で小麦が大きく悪化したことが、底無し状態の小麦相場を一気に反転させた。今まで、コーン相場の頭を抑えていた小麦の下げがなくなり、コーン市場はファンドを中心に旺盛な買いが入れられた。また、中西部の雨が来週まで続き、今週後半の降雨の範囲は90%(昨日予報は80%)に及ぶとの予報。平年であれば、今週末までに作付けが15%進んでいるところだが、今年はこのままではせいぜい8〜10%程度しか終わらないと見られ、買われた。 

大豆は、大豆油が急騰。一時期近はリミットアップとなるほどであった。選挙を前にしたインドが、大量の食用油輸入を行うとの情報や、インドネシアの暴動が同国のパーム油輸出を抑えるとの見方から、マレーシアのパーム油が昨晩急騰した。その流れを受けて、寄付きから大豆油に大量買いが入った。大きく売り越しを持っていたファンドが、そのカバーをしかけたことで、最後まで大豆油ピットの活気は失われず、終始大豆相場の上げの原因となり続けた。油買い・粕売りのスプレッドも盛んで、大豆が買われた割には、大豆粕の動きがスローであったことも本日の特徴であった。 

本日ファンドはコーンを5,000コントラクト、大豆を2,500コントラクト買い越したと見られる。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国コーンベルト 広範囲な雨が来週まで作付け作業を遅らせそうだ。しかし、来週は雨の範囲が今週ほどは広くないと見られ、ある程度は作付けが進捗すると考えられる。

アルゼンチン 天候は、収穫に理想的。来週まで収穫作業の遅れはほとんど見られないであろう。二毛作大豆の生育もすこぶる順調であり、月末までには成熟期を迎えることになる。 

ブラジル 収穫は順調。北部ではもうすぐ完了しそうだ。南部でも雨はほとんどなくなり、来週までは収穫に支障がないであろう。 

 

本日の発表等
1) ローンデータ (単位:百万ブッシェル)

−とうもろこし− 

  4月13日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  0.9  -0.2  21.0  unch  1,113.8  1,135.8 
1998CROP  1,338.0  -18.5  0  unch  241.9  1,579.9 

−大豆− 

  4月13日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  0.2  unch  6.6  unch  259.0  265.8 
1998CROP  228.8  -7.1  0  unch  100.3  3 

 

2) 受渡可能在庫 (百万ブッシェル) 

 

  今週  先週 
コーン  8.7  9.7 
大豆  5.8  5.3 
小麦  34.4  34.4 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

上昇局面は当分続く。4月末〜5月初めまでか。 

短期の天気予報に便乗しすぎるのも考え物だ。予報家は明日には全く逆のことを言うこともしばしばである。しかし、現在の状況の場合は、今週中に天気予報が少々好転したとしても、今週末時点で作付け作業が平年以下となることは確実である。つい先日まで好調な出足が話題になっていた今年の作付けだけに、その意味では、大きな下げは期待できない。 

一方で、現物市場。これだけ定期市場が上昇しても、現物相場は下落せず、しっかりしている。言うまでもないが、農家が売らずにがんばっていることや、堅調な輸出需要が背景である。受渡可能在庫が先週比100万トンも減少したことが、その関係を端的に表している。相場は、天候で上げているように見えるが、需給の裏打ちがあることを見逃してはならない。天候で上げた相場は、天気予報が替われば売られるが、今は状況が違う。コーンは、強い。 ( F ) 

(大豆) 

明日は高値寄付き、安値引けを予想。 

今日の引けは今月の高値であり流れから明日も買いが継続されるであろうが、今日の引け後に平均以上の農家売りが出ており意外に上値は抑えられると思う。 

また10日間移動平均価格が50日間移動平均価格を下から抜いており買いのサインとなってはいるが、南米の天候が回復しており収穫が順調に進んでいる現在ファンダメンタルの弱さは明白であり9日間RSIが示す65は買われ過ぎを表している。またレアルがドル対比弱含んだ事からブラジルでの農家売りも見られておりこれもマーケットの頭を抑える原因となろう。目新しい材料が出てこなければ明日は一旦上げた後に値を戻すのではないかと考えている。 

ただ今日は大豆油に大きく引っ張られた為明日も大豆油次第では展開が大きく変る可能性はある。 

中期的にはマーケットが冷静さを取り戻しコーンの作付け遅れが大豆には弱い材料になる事を認識しだしたら下げは早いと思っている。