(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年4月26日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 安値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAY | 218-18 1/2 | 218 1/2 | 216 | 216 1/4 | -4 | 63810 | -3841 |
| 99 JUL | 225-24 1/4 | 225 | 221 | 221 1/2 | -4 1/4 | 132759 | +2499 |
| 99 SEP | 230 1/2-30 1/4 | 230 1/2 | 226 1/4 | 227 1/4 | -4 1/2 | 28884 | +291 |
| 99 DEC | 237-36 | 237 1/4 | 234 | 234 3/4 | -5 1/4 | 94712 | +1303 |
| 00 MAR | 245 3/4-46 1/4 | 246 1/4 | 243 1/4 | 244 1/4 | -4 3/4 | 15206 | +52 |
| 00 MAY | 249 3/4 | 248 | 248 1/2 | -4 1/2 | 1627 | ||
| 343375 | +314 |
大豆 --- 安値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAY | 482 1/2-83 | 484 1/4 | 478 1/4 | 481 | -4 1/4 | 34706 | -2667 |
| 99 JUL | 491 1/2-92 1/2 | 493 | 487 1/2 | 490 1/2 | -4 | 61264 | -989 |
| 99 AUG | 495-95 1/2 | 495 3/4 | 491 | 492 3/4 | -4 1/2 | 16732 | +288 |
| 99 SEP | 498-98 1/2 | 498 1/2 | 493 3/4 | 495 1/2 | -5 | 8902 | +102 |
| 99 NOV | 506-06 1/2 | 506 3/4 | 501 1/2 | 504 1/2 | -4 1/2 | 41948 | -3 |
| 00 JAN | 517 | 517 | 512 1/4 | 514 1/2 | -5 3/4 | 2636 | +39 |
| 169135 | -3251 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAY | 13000 | -100 | MAY | 1976 | -13 | MAY | 252 3/4 | -2 1/4 | 118.85-119.40 |
| JUL | 13180 | -100 | JUL | 2005 | -12 | JUL | 263 | -2 3/4 | |
| AUG | 13310 | -70 | AUG | 2019 | -9 | SEP | 273 1/2 | -2 | |
| SEP | 13470 | -80 | SEP | 2032 | -9 | DEC | 287 1/2 | -2 1/2 | |
| 本日の相場の動き |
天気予報が好転、新穀を中心に売られる。
「中西部は今週前半は所により若干雨が残るが、水曜日以降来週前半まで雨はほとんど無さそうだ。」
天気予報の大半が上記内容に統一されたため、寄付きから盛んに売られ、特にコーンは寄付いた直後に3セント安をつけた。アルゼンチンの週末の豪雨が収穫作業を停滞させたばかりか、イールド低下懸念に繋がっていることは、米国中西部の天候好転の前にはほとんど無力でしかなかった。また、先週末の中西部は予報されたほどは降雨がなく、ある程度のフィールドワークが行われた可能性があることから、本日発表の作付け進捗率への警戒感がさらに売りを促していた。売り注文は、コーン・大豆とも主に新穀に向けられ、ファンドの売り姿勢が目立った。
コーンでは、先週後半中国がインドネシアに10万トンを売っていたことが判明、また韓国がGSM-102信用供与の消化ペースが遅いことなどが話題となり、需要に対する懸念が再燃、売りを加速していた。引け間際にまとまった量のファンド売りが旧穀に入り、最安値圏での引けとなった。
大豆は、コーン・大豆粕の安値に引っ張られたが、ヨーロッパ・マレーシアの食用油高騰の流れから大豆油が堅調となっていたことが下値をサポートした。最後の5分程度に、大豆粕が割安感からファンドによって突然買われ、大豆も本日の安値圏から浮上して引けた。
本日のファンドの動きはコーン9,000コントラクトの売り、大豆600コントラクトの売りと見られる。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国コーンベルト 週末の雨は限られたものとなりコーンの作付け状況は改善した。しかし今後48時間は西部コーンベルトを中心に再度降雨が見込まれ作付けが遅れる。今週後半はドライ。また気温も温暖にて発芽にも適した状況となろう。
アルゼンチン 今週は南部を除いて収穫の進捗はほとんど見られないであろう。週末にコルドバ、サンタフェに降った降雨は洪水現象まで起しており大豆にはダメージが心配される。コーンの収穫は2/3が終了している。残りも南部が中心でありダメージの心配はほとんどなさそうだ。
ブラジル 今週もドライ予想にてほとんどの地域にて収穫は終了する見込み。南部1/4の地域のみが月末までに収穫を終えられない見込み。
| NWS 6-10日天気予報 |
| 気温(平年) | 降水量(平年) | |
| 西部コーンベルト | A(54) |
A(0.55/2) |
| 東部コーンベルト | N/A(58) |
A(0.55/2) |
| デルタ | A(68) |
N/B(0.79/1) |
| 本日の発表等 |
| 1)輸出検証高(4月22日の週:千ブッシェル) |
| 発表数字 | 事前予想 | |
| コーン | 38,483 | 30-38 |
| 大豆 | 8,832 | 10-16 |
| 小麦 | 25,623 | 14-25 |
| 2)作付け進捗率 |
| 4/25現在 | 先週 | 昨年 | 平均 | |
| とうもろこし | 10% | 6% | 14% | 15% |
| マイロ | 17% | 15% | 20% | 22% |
| 3)コミットメントオブトレーダーズ(フューチャーズ・オプションズ) |
ファンドネットポジション
| 4/20現在 | フューチァーズ(先週金曜)比較 | |
| とうもろこし | 8,743 コントラクト ショード | 14,420 コントラクト ロング |
| 大豆 | 12,713 コントラクト ショート | 9,246 コントラクト ショート |
| 大豆粕 | 9,786 コントラクト ショート | 3,153 コントラクト ショート |
| 大豆油 | 16,564 コントラクト ショート | 25,712 コントラクト ショート |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
安値狙いは、まだ先。これからまだ高値もあるであろうが、待ちを勧める。
明日は高値取引になると見られている。理由は、NWSの6-10日予報で、意外にも5月初めに再び雨が戻るとされたことだ。また、先週末の作付け進捗は10%と発表された。ほぼ予想通りと言えるが、平年(15%)を下回っていること、一部の高い事前予想への警戒感があったことから、心理的に強材料となる。この3セッションで期近は9セントも下落し、安値の期待を抱かせたが、今後も日替わりの予報に翻弄されるため、このまま安値一直線という訳にはいかない。
統計によると、今年の4月1日〜25日の雨量は東部ベルトで平年比150%、西部で同175%にも達し、それによって進捗は平年比5ポイント遅れることになった。しかし、昨年と比べた場合、主要生産州ではイリノイ・インディアナ・オハイオ州で進捗率が昨年をまだわずかながら上回っている。大きな遅れが目立つのはミネソタ州くらいなものだ。来週はともかく、今週は中西部の少雨から急ピッチで作付けが進むと見られ、今週末には全体で平年並みのペースに戻る公算は高い。農業技術の発展のおかげで、最近短い期間に多く作付けする傾向が高まっており、昨年は45%、一昨年は53%もがこれからの2週間のみで作付けされ、高イールドにつながっている。その2週間を乗り越えれば、5月中にほぼ作付け終了する目処がたち、売り易くなる。そこからの本格的な下げを予想している。 ( F )
(大豆)
明日も天気予報次第。
一転して中西部がドライな天候予報となった事から売られた。アルゼンチンでの週末の大雨、収穫が大部分終了しつつあるブラジルからイールドの低下が噂されるなどの強い材料も中西部のドライ予報に一蹴されてしまった。大豆の上値は思ったより重いのではないか。
また引け後に発表されたコーンの作付け進捗率にてイリノイ、インディアナ、アイオアにて平年に比べ遅れが目立つ。まだ改善は十分に出来るがここからの遅れは大豆への作付け転換の話が出てくる為大豆には弱材料となる可能性がある。
しかしNWSは大部分のプライベート予報とことなり6-10日間予報にて平均以上の降水量予報を出しており明日の強材料となりそうだ。明朝プライベート予報がNWSの予報に追随するようだと今日の下げを取り戻すかもしれない。
コミットメントオブトレーダーズは予想通りであったが天候相場であるのにファンドがショートポジションである事は要注意だ。これほど日替わりの天気予報の中でこのまま契約新安値を更新すると考えるのは確率的にも低い。したがい期近のプライシングはこのレベルから買い下がっていきたい。ただプライシングについていえば週後半には受渡を控えているが、一般に余程現物にタイト感がない限り受渡が始まると一旦値が下がる傾向があり今週後半に安値のチャンスがあるかもしれない。