(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年4月29日

本日の相場

とうもろこし   --- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  215 1/4-15 3/4  216 1/4  213  213 1/4  -1 1/2  38899  -10304 
99 JUL  220 3/4-21 1/2  221 1/2  218  218 3/4  -3/4  145196  +8332 
99 SEP  226 1/4-27  227  223 1/2  224 1/4  -1  32805  +1641 
99 DEC  234 1/2-34 3/4  235  230 1/2  231  -2  100507  +2196 
00 MAR  243 3/4-44  244  239 3/4  240 1/4  -2 1/4  15412  -21 
00 MAY    246 1/2  244 1/2  245  -1 1/2  1642  +10 
            340970  +1981 

 

大豆       --- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  481  482  472 1/2  473 1/2  -6  222143  -5141 
99 JUL  491-91 1/2  492 1/2  482 1/2  484 1/2  -5 1/4  66987  +2857 
99 AUG  495  495  486 1/4  487 3/4  -4 1/2  18041  +357 
99 SEP  497 1/2-98  498  490  490 1/4  -5  9735  +591 
99 NOV  504-04 1/2  505 1/4  497 1/4  499  -4  43721  +410 
00 JAN    513 1/4  508  509 1/2  -4  3166  +226 
            167040  -602 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  12960  -110  MAY  1907  -29  MAY  252 3/4  +0  118.90-119.15 
JUL  13190  -70  JUL  1941  -23  JUL  263 1/2  +0   
AUG  13330  -40  AUG  1955  -20  SEP  273 1/4  -1/2   
SEP  13410  -90  SEP  1967  -22  DEC  287 1/4  -1 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

 

来週の天候が焦点、売られる。

昨日のNWS6-10日予報がウェット予報を主な材料に、序盤買い注文が多く、堅調に推移した。イラン向け制裁解除の報も、心理的にサポートした。 

しかし、あとは月曜日と同様のパターン。NWSは来週ウェットと予報しているが、他の予報家はドライ気味を予想しているものが多く、それらのドライ予報に押され気味になったところで、トムスキリング氏の登場。昼の番組で、少なくとも来週水曜日までの中西部のドライをコメント、さらに売り注文を増やした。 

各商品が中盤以降売りにさらされることになったが、濃淡があった。コーン・大豆粕は、今朝の週間輸出成約高が好調であったことで、その下げ幅は限られたが、逆に輸出低調の大豆・大豆油は遠慮無く売り浴びせられた。また、デリバリーノーティスの前日とあって、各商品5月限により大きなプレッシャーがかかったことが、本日の特徴であった。 

ファンドは、コーンを9,000コントラクト売り越し、大豆も3,800コントラクト売り越した。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国コーンベルト 今後4,5日間は作付けが進む。来週には次のシステムが予想されておりまた作付け遅れが懸念される。今後10日間の気温は温暖にて作付け、発芽には助けになる。

アルゼンチン コーンとひまわりの収穫作業が残っている地域は南側半分であるが、この地域は今週雨が少なく、作業は順調に進んでいる。ひまわりの収穫は終盤、コーンはあと1/3を残すのみとなっている。大豆は北部2/3の地域にて降雨の為収穫が遅れている。今週末の雨はダメージを引き起こすほどのものではないと思われるが注意が必要だ。大豆の収穫はまだ1/3ほどしか進んでいない。 

ブラジル 収穫は順調。来週もドライ予想にて収穫の進捗が期待できる。収穫の遅れている南部では5月中旬までかかる見込み。 

 

 

本日の発表等

1) 週間輸出成約高報告(単位:千トン)

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,029.2  0.0  37,436.9  29,564.2  7,408.0  121.0 
大豆  163.3  6.4  19,663.5  22,691.3  2,348.0  57.4 
小麦  454.9  151.5  26,311.0  27,667.7  3,303.7  516.3 
大豆粕  130.8  3.4  4,744.7  7,391.2  989.9  63.7 
大豆油  5.0  0.0  767.7  1,042.7  90.6  0.4 

コーン、小麦は強材料。大豆には弱材料。 

2) 週間輸出高(単位:千トン) 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  988.5  846.7  30,028.9  24,138.3  45,720 
大豆  255.2  327.5  17,315.5  21,374.7  20,960 
小麦  584.6  284.1  23,007.3  25,276.9  28,580 
大豆粕  85.6  102.9  3,754.8  6,068.6  6,350 
大豆油  18.9  14.1  677.1  956.5  1,070 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

中期的に安値を予想。 

9,000コントラクト(4,500万ブッシェル)。本日の投機筋の推定売り数量である。昨日は6,200コントラクト(3,100万ブッシェル)。この大量投機売りにもかかわらず、二日間で下げた値は、建玉が最大の7月限でわずか1セント。価格を支えたのは、大規模商業筋の買い(二日間で4,500コントラクト)。 

先週までの3週間の輸出成約量は、それぞれ100万トンを超える大量成約が続いた。今週もゴールデンウィーク前の日本を筆頭に好調が伝えられている。輸出成約をした商業筋は、農家売りが少ないため、ヘッジに定期を買わざるを得ない状況になり、上記のように投機筋の裏を行く動きにつながっている(と見ている)。勿論、約定安値に近づいた値頃感から、プライシング意欲が強まっていることが主因ではあるが。さて、これから当分は最重要顧客日本の動きが一般的に止まる。投機筋が姿勢を変えなければ、買う人は少ない。天気予報を完全に無視して安値一直線になるとは思っていないが、中期的には約定安値が見えてきた。 ( F ) 

(大豆) 

今日の引けレベルを抜けたら2月の安値までサポートラインがない。 

天候相場の入り口にいながら思った以上に早く安値をトライすることとなった。今日の引けレベルは3月の安値レベルでありここを抜けると2月の契約新安値までサポートラインがない。5ドルでサポートされていた11月限も5ドルを維持できずに引けておりテクニカルにも弱い。 

逆にここでサポートされればダブルボトムを形成することになり底堅い展開も予想できる。しかしアルゼンチンにて最近の雨で収穫が遅れているニュースやブラジルの生産量予想が下方修正されるのではとの噂がありながらもマーケットは上値に反応せずに下げつづけており思った以上に頭は重い。 

農家売りも見られず国内のキャッシュは上げておりここから一気に契約新安値をつけるようには思えないが上値の心配はない様に思う。