(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年5月6日

本日の相場

とうもろこし   --- 小幅安寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  218 1/4 - 17 1/2  218 1/4  216 3/4  216 3/4  -1 3/4  16218  -1726 
99 JUL  221 - 20 1/2  221 3/4  219 1/2  219 3/4  -2  160723  +1406 
99 SEP  225 1/4 - 24 3/4  226  224 1/4  224 1/2  -1 3/4  35256  +80 
99 DEC  232 1/4 - 31 3/4  233 1/2  231 1/2  231 3/4  -1 1/2  107354  +608 
00 MAR  241 1/2 - 41 1/4  242 3/4  240 3/4  241 1/4  -1 1/4  15867  +57 
00 MAY  245 3/4 - 46  247  245  245  -1 3/4  1742  +55 
            343870  +457 

 

大豆       --- 小幅安寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  475 -75 1/2  478 3/4  473 3/4  475   -1 1/4  6331  -1705 
99 JUL  484 - 83  487  482  483 1/2  -1 1/4  73638  -807 
99 AUG  486 3/4  489 3/4  485 1/2  486 1/4  -1 1/4  18664  -360 
99 SEP  488 1/4  491 3/4  487 1/4  488 1/4  -1 3/4  9909  +77 
99 NOV  496 1/2 - 96  499 1/2  494 1/2  495 3/4  -2  47789  +940 
00 JAN  506 1/2  509  505  506 1/4  -1 3/4  3386  -113 
            163253  -1733 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  13020  +1  MAY  1922  -6  MAY  253  +1/2   
JUL  13190  +2  JUL  1951  -2  JUL  262 1/4  +1/4   
AUG  13330  +2  AUG  1963  -5  SEP  273  +1/4   
SEP  13450  +1  SEP  1981  -1  DEC  288  +1 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

 

好調な輸出成約、天候の前に高値を維持できず。

昨日のNWS6-10日天気予報を始め、来週の天気予報が当初よりもドライ気味に変わってきたことが、一日のセッションを通じてのキーであった。寄付き前の週間輸出成約報告では、コーン・大豆とも高い数字を維持、前半の買い材料と作用していた。しかし、今週のコーン作付け高進捗度期待が、来週の好天と相俟って、コーン・大豆の頭を抑え続けた。 

大豆粕に昨日から商業筋の大量プライシングが入り、値が支えられていたことから、大豆も高値推移となる場面もあったが、続かなかった。ただ、コーン・大豆ともに、農家売りがほとんど見られたため、ファンドが静かなだけに、売り注文量に限界があった。全体として、値幅も取引量も少ない、おとなしい展開であった。 

ファンドの動きは活発ではなく、コーンを700コントラクト売り、大豆を300コントラクト買った。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国コーンベルト 本日は、東側半分の一部地域で軽い雨が降っている。明日はミネソタ、ウィスコンシン、ミシガンのコーンベルト北部で軽い雨となる。土曜日には雨は止むことになりそうだ。コーン作付けは、雨が降るそれらの地域では作業が止まるが、作付け面積に影響を与えるようなダメージはない。次の前線は、来週早々にベルトの南西部を中心に到来する。作付け進捗は平年比依然遅れていると推測されているが、これまでの雨量は全体で見れば微少にとどまっており、一部地域では急速な進捗が報告されている。

アルゼンチン 来週までドライが続く。コーンで約3分の1、大豆で約3分の2がフィールドに残っていると思われるが、収穫作業は引き続き順調に進むであろう。 

ブラジル リオグランデドスル州では、約60%のコーン・大豆が未収穫のままであるが、来週には天候も回復、進捗しそうだ。他州はほぼ完了に近づいた。 

 

本日の発表等

1) 週間輸出成約高報告(単位:千トン)

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,262.8  0.0  38,699.7  30,010.0  7,565.0  121.0 
大豆  258.9  1.2  19,922.3  22,903.7  2,171.8  58.6 
小麦  175.7  161.2  26,486.8  27,877.6  3,130.8  677.4 
大豆粕  11.9  10.8  4,756.7  7,475.3  913.1  74.5 
大豆油  2.4  0.0  760.2  1,042.7  87.5  0.4 

コーンは予想以上、大豆も予想の上限。 

2) 週間輸出高(単位:千トン) 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  1,105.9  988.5  31,134.7  24,598.53  45,720 
大豆  435.0  255.2  17,750.5  21,550.2  20,960 
小麦  348.7  584.6  23,356.0  25,660.0  28,580 
大豆粕  88.7  85.6  3,843.6  6,263.1  6,350 
大豆油  5.5  18.9  672.7  965.0  1,070 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

来週のうちに、下げ展開となることを予想する。 

作付け進捗に関し、様々な憶測がなされている。これが不透明なだけに、明日と来週月曜日は天気予報に直接影響される展開になるであろう。したがって、その二日間は上げることもあり得る。しかし、昨日の意見と同様、今週末の進捗度は平年並みかそれ以上の可能性が高いと見ている。今週末に50%を超えていれば、過去6年間から見て、とりあえずは今年の作付け状況は悪くないと見て良く、且つ、短い作付けチャンスにより大量に種まきができることが証明される訳で、売りやすくなる。新穀には、すでに10セント以上の天候プレミアムが入っており、来週以降それが少しずつ吐き出されていくことになると予想する。  ( F ) 

 

(大豆) 

安値を予想。 

週前半は日本の連休の影響もあったであろうが、今週は前半のみならず今日までも引き続いて取引量が少ない。大豆にとっては天候相場の走りであり、コーンはその真っ只中と言え、売買量は一般的には増加する季節だ。背景には、弱気が市場に蔓延しており、悪天候や強材料が続いても、さすがに売りにくいものの、買い急ぐ雰囲気にはなれないことが挙げられる。最近は、ロシアのテンダーや、ヨーロッパや東南アジアの食用油高騰、南米産の現物上昇などの大豆の上げニュースが多数でてきたにもかかわらず、それを材料に相場が買われず、一向に反応しなくなっている。 

逆に言えば、市場は売る用意はできている。あとは、きっかけだ。大豆は来週あたりから作付けに関してナーバスな時期を迎えるが、その前にコーンの進捗率発表がある。その時が契機となるかも知れない。  ( F )