(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年5月7日

本日の相場

とうもろこし   --- 小幅高寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  217 -17 1/4   217 1/4  215  215 3/4  -1  12706  -3512 
99 JUL  219 3/4 - 220 1/4  220 1/4  217 1/4  218 1/2  -1 1/4  162370  +1647 
99 SEP  224 1/2 - 24 3/4  224 3/4  222 3/4  223 1/4  -1 1/4  35467  +211 
99 DEC  231 1/2 - 232  232 1/4  230 1/4  231  - 3/4  107365  +11 
00 MAR  241 1/4 - 241  241 1/4  239 3/4  240 1/4  -1  15908  +41 
00 MAY  245 1/4  245 1/2  244 1/4  244 3/4  - 1/4  1733  -9 
            342288  -1582 

 

大豆       --- 小幅安寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  473 1/2 - 74  474 1/2  467 1/2  469 1/4  -5 3/4  5526  -805 
99 JUL  482 1/2 - 82  483 1/2  475 1/2  477 1/2  -6  72811  -827 
99 AUG  486  486 1/2  479  480 1/2  -5 3/4  18322  -342 
99 SEP  488 1/4 - 88  488 1/4  481  482 3/4  -5 1/2  9986  +77 
99 NOV  494 - 95  496  489 1/2  490 1/4  -5 1/2  48366  +577 
00 JAN  505  505 1/2  499  501  -5 1/4  3385  -1 
            102340  -1331 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  12870  -15  MAY  1885  -37  MAY  255 1/4  +2 1/4   
JUL  13040  -15  JUL  1913  -38  JUL  264 1/2  +2 1/4   
AUG  13190  -14  AUG  1927  -36  SEP  274 3/4  +1 3/4   
SEP  13330  -12  SEP  1940  -41  DEC  289 1/2  +1 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

 

大豆が牽引役、コーンも弱含む。

主役は大豆。過去4日間で作付けが順調に進んだと見られることに加え、週末から予想されいた雨の可能性は遠のき、月曜日からの雨もコーンベルト北部が中心で、大豆の中心地からははずれていることが、さらなる作付け進展を予感させた。予想以上の週間搾油量が高値寄りつきを予想させたが、見事に裏切った。 

4月のマレーシア産パーム油生産量が、3月に比べて22%も増え、在庫も同様に13%増加したと専門家に予想されたことから、昨日パーム油市場が暴落。その余韻がシカゴの大豆油ピットに残った。大豆・大豆油に、大量のファンド売りが入り、それが小麦・コーンにも波及した。 

原油・金などの暴落からCRB指数が急落したことも、全ての相場商品に影響を与えた。しかし、終盤になって突然小麦がテクニカル要因から買われ始め、急速に値を戻し高値圏取引となったことが、大豆・コーンの下値を削り、少し値を戻して終了した。小麦は、キーリバーサル的な引けとなった。 

ファンドは、本日コーンを2,700コントラクト、大豆を3,500コントラクト程度売ったと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国コーンベルト 現在は、コーンベルト北西部を中心に35%の範囲で雨が降っているが、明日には止むであろう。次ぎの前線は来週月曜日〜水曜日にベルト西部に雨をもたらすであろう。現在は、作付け作業が止まっているのは、北東部の一部だけであり、影響は少ない。今現在、作付けは全体で30%〜35%程度が終了しているのではないか。

アルゼンチン ドライが続いている。来週まで収穫作業に停滞はなさそうだ。 

ブラジル 雨は北部中心。収穫が残っている南部(リオグランデドスル州中心)では問題なく作業が進んでいる。このまま行けば、同州でも月末までには完了するであろう。 

 

NWS6-10日天気予報 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  A(60)  A(0.63/2) 
東部コーンベルト  A(63)  N(0.63/2) 
デルタ  A(72)  N/B(0.76/1) 

西部ベルトの雨が気になる。 

 

本日の発表等
1)コミットメントオブトレーダーズ報告

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  5月4日現在  4月27日現在 
とうもろこし  15,603 SHORT  10,550 SHORT 
大豆  18,003 SHORT  14,360 SHORT 
大豆粕  8,837 SHORT  8,591 SHORT 
大豆油  22,776 SHORT  20,840 SHORT 

 

2)NOPA週間搾油高(単位:千ブッシェル、大豆粕輸出量はトン) 

 

  今週  先週  昨年同期 
搾油量  29,600  27,605  28,475 
搾油量(OCT01'98〜)  956,163  926,563  998,463 
大豆粕輸出  109,292  87,005  147,026 

週間搾油量は予想以上であり、大豆には強材料となるはずであった。 

 

本日のトーメンの意見

 

コーン・大豆とも来週の安値推移を予想する。

天候相場の真っ只中である。天気予報家で、一貫した予想を続ける者は少ない。毎年のことであるが、天候相場で日々一喜一憂するのは、彼らに踊らされている感じがして、いやなものである。しかし、今年の作付け時期は「技術の進歩」がキーワードだと思う。意味するところは、以前から述べているとおりだ。抗除草剤性ハイブリッドの浸透、大型作付け機械の開発、農作業効率化の進展などが、今まで以上に迅速作付けを可能にしたはずだ。無論、雨は作業を停滞させる。しかし、極端に言わせてもらえば、コーン・大豆ともに1ヶ月弱続く作付け期間中に何度か晴れ間があれば、作業は急速に進むことが可能になっている。日替わりの「予報」に惑わされるよりも、眼前で起きている進歩という「事実」に賭けた方が分が良いはずだ。 

月曜日セッション後に進捗が発表される。事前予想はコーンが40〜55%、大豆が8〜12%である。さて。 ( F )