(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年5月13日

本日の相場

とうもろこし   --- 小幅高寄付き、小幅高引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  221 3/4-21 1/2  223 1/2  221  221 1/2  +1  7810  -1193 
99 JUL  224 1/4-24  226 1/4  223 1/2  224  +3/4  162339  +2574 
99 SEP  228 3/4-28 1/2  230 1/2  228  228 1/4  +3/4  36181  -138 
99 DEC  236 3/4-37 1/4  238 1/4  235 1/2  236  +1/2  107100  -276 
00 MAR  245 3/4  247 1/4  245  245 1/4  +1/2  16321  +86 
00 MAY  249 3/4  251  249 1/2  249 3/4  +3/4  1819  +15 
            338434  +1092 

 

大豆       --- 小幅安寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  467 1/2  468 1/4  461 1/2  462  -6  3189  -451 
99 JUL  475-74 1/2  476 1/2  469 1/2  469 3/4  -5 1/2  72464  +1153 
99 AUG  477 1/2  479 1/4  473 1/4  473 1/2  -4 3/4  18700  +383 
99 SEP  480 1/4  481 1/2  475 3/4  476 1/4  -4 3/4  9855  +38 
99 NOV  487 1/2-88  489 1/2  483 1/2  483 3/4  -5  48926  +1013 
00 JAN  497  499 1/4  493 1/2  493 3/4  -5 1/2  3701  +189 
            160733  +2458 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  13260  +40  MAY  1775  -50  MAY  263  -1   
JUL  13330  -10  JUL  1788  -56  JUL  270 1/2  +0   
AUG  13460  -20  AUG  1805  -58  SEP  280  +0   
SEP  13570  -40  SEP  1820  -57  DEC  294 3/4  +1/4   
                   

 

本日の相場の動き

 

好調な輸出も、効力続かず。

コーンは週間輸出成約が130万トン強と4週連続の100万トン超えとなった。先週は日本のゴールデンウィークの影響から70〜90万トン程度しか成約がないと予想されていただけに、買い手を活気づかせた。昨日の6-10日予報に加え、今週から来週にかけての天気予報も西部ベルトでウェットのサインがでており、大豆への作付け転換も噂され、セッション中盤までに昨日の高値圏まで相場を押し上げた。 

ところが、昨日に続いて50日平均である7月限226-1/4を突破することに失敗する。本日は農家売りの増加が見られたわけではなかったが、昨日の動きをトレーダーに想起させ、買いが減少、今日もファンドが売りに回り、値を小幅高レベルまで戻して引けた。 

大豆は、まず週間輸出成約は意外に好調を示していた。しかし、寄付きから軟調となったのは、今日も大豆油の弱さが主因である。昨晩、シカゴ大豆油の下げを受けてマレーシアのパーム油が暴落、連鎖的に本日の大豆油に跳ね返ってくるという展開。油がリーダーで大豆も売られた。また、ネブラスカ・アイオワで今週末からまた雨になるとの予報が、コーンからの作付け転換の可能性を噂させ、売りを加速した。本日、大豆の売りの手はほとんど緩められることはなかった。 

本日のファンドの動きは、コーン1,700コントラクトの買い、大豆1,800コントラクトの売りと見られる。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

コーンベルト 今後は雨がイリノイ・インディアナ・南部オハイオで予想されるが、明日には止む。しかし、金曜日にはネブラスカ・サウスダコタ・ミネソタに雨が戻る。作付け作業はネブラスカ・サウスダコタで停滞し続けることになる。

デルタ 来週前半まで雨は少なく、良好な大豆作付け環境が続く。水分も十分で適当だ。 

 

本日の発表等

1) 週間輸出成約高報告(単位:千トン)

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,335.7  3.0  40,046.0  30,524.3  8,246.2  124.0 
大豆  259.5  42.7  20,181.8  23,034.7  2,152.0  101.3 
小麦  56.7  379.7  26,543.5  27,958.3  2,638.9  1,057.1 
大豆粕  220.9  0.2  4,977.6  7,729.0  982.1  74.7 
大豆油  4.9  0.0  765.0  1,091.3  87.2  0.4 

コーンは5週連続の百万トン以上で事前予想を超え、大豆も予想の上限。 

2) 週間輸出高(単位:千トン) 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  654.5  1,105.9  31,779.8  25,267.9  46,360 
大豆  279.3  435.0  18,029.8  21,785.7  20,960 
小麦  548.6  348.7  23,904.6  26,047.9  28,580 
大豆粕  151.9  88.7  3,995.5  6,392.1  6,170 
大豆油  5.2  5.5  677.8  971.9  1,110 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

安値を予想。 

今後もショートカバーの勢いが鍵だ。しかし、例外的なほど好調な輸出・作付け面積減に通じかねない西部ベルトの雨・連日のファンドの買い等にもかかわらず、引け値ベースでは相場に勢いがなくなったことは、興味深い。この示すところは、あくまでも上げの原動力となっているのはファンドのテクニカルな買いのみであることだ。買いの理由は、肥大していた売り越し量でしかない。しかも、今週に入ってファンドはすでに13,000コントラクト近くも買い越している。オプションを除いたポジションでは、もう数千コントラクトの売り越しまで縮まっている。 

ショートカバー局面は長く続かず、これを乗り切った後の下落を予想する。 ( F ) 

 

(大豆) 

安値を予想。 

大豆油のファンドによる売り越し量が急増し、3万コントラクトを超えた。これによって、大豆油とパーム油の下落連鎖はさすがにそろそろ落ち着きを取り戻すかも知れないが、パーム油の需給は悪く、方向性そのものは変わらない。雨予報は、コーンからの作付け転換の原因とされ、天候が良くなれば、大豆作付けが進むと言われる。大豆の上げ余地は小さい。 ( f ) 

 

*5月11日の相場表の中で、寄付き値に誤りがありました。慎んでお詫び申し上げます。