(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年5月14日

本日の相場

とうもろこし   --- 小幅高寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  222-22 1/2  224 1/2  220 1/2  221 1/4  -1/4  6776  -1034 
99 JUL  225-25 1/2  226  220 3/4  221 3/4  -2 1/4  161769  -570 
99 SEP  229 1/2-29 3/4  230 1/2  225 1/2  226 1/2  -1 3/4  36634  +453 
99 DEC  237-36 1/2  238 1/4  233 3/4  234 1/2  -1 1/2  107787  +687 
00 MAR  246 1/4-46  247 1/4  243 1/4  243 3/4  -1 1/2  16334  +13 
00 MAY    251 1/2  248  248  -1 3/4  1837  +18 
            338009  -425 

 

大豆       --- 小幅高寄付き、小幅安引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  463  464 1/2  459 1/2  461 3/4  -1/4  2821  -368 
99 JUL  470 3/4-69 3/4  472  466 1/2  469 1/4  -1/2  73909  +1445 
99 AUG  473 1/2-74  475 1/2  470  472 3/4  -3/4  19085  +385 
99 SEP  476 1/2-76 3/4  477 1/2  472 3/4  474 1/2  -1 3/4  9866  +11 
99 NOV  484-84 1/2  485  480  482 1/2  -1 1/4  49322  +396 
00 JAN    494  490 1/2  492 1/4  -1 1/2  3755  +54 
            162671  +1938 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  13310  +50  MAY  1790  +15  MAY  253  -10   
JUL  13270  -60  JUL  1804  +16  JUL  260 1/2  -10   
AUG  13380  -80  AUG  1819  +14  SEP  271 1/4  -8 3/4   
SEP  13450  -120  SEP  1837  +17  DEC  286 1/2  -8 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

 

小麦が急落、相場の方向を捻じ曲げた。

スパークスが作付け面積予想がコーン価格支援材料であったことから、寄り付きからコーンが買われた。西部ベルトの雨予報も変化無く、中盤まで静かながら堅調推移を続けた。大豆は昨晩食用油が修正高となったことが好感され、大豆油が底固い動きとなったために、大豆も序盤はわずかながら高値で取引された。 

午後になり、小麦がファンドによって大量に売られ始める。ファンダメンタルな背景は特にない。ユーゴスラビア情勢に関して中国と米国の関係に暗雲がたちこめたことが、決定したばかりの中国の小麦輸入解禁が白紙撤回されるのとの憶測などが理由として挙げられたが、そのような理由では説明できない相場の動きであった。買いに乏しいなかで、ファンドが一斉に売りをしかけたという感じであった。コーン・大豆相場に目新しい材料が無かったときだけに、相場の方向感が変わってしまい、その影響を残したまま引けとなった。 

ファンドのコーン売りは500コントラクト、大豆売りは900コントラクト、小麦売りは3,800コントラクトと見られる。 

 

スパークス、作付け面積予想 

本日、スパークスは新穀作付け面積予報を発表した。 

  スパークス  USDA(5月) 
コーン  76.749  78.219 
大豆  74.045  73.015 

最近の西部ベルトでの雨がコーンの予想面積を前回予想より少なくさせたと見られており、本日のコーン相場が前半買われる一因となった。大豆面積は、前回のスパークスの予想よりも減少したのものの、依然USDA予想よりは多く、強弱どちらとも言い難い内容であった。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 昨日はオハイオやインディアナ、イリノイなどの東部州で雨となっていたが、今日には止んだ。今週末には再び西部ベルトに雨が戻ってくると見られ、ネブラスカ・サウスダコタ・ミズーリなどでさらなる作付け遅れとなる可能性がある。東部州では、作付け作業に問題は無く、土壌水分が今週改善され最適な状況だ。

デルタ地区 月曜日まで雨は無い。作付けは順調に進むはずで、最近の雨が土壌水分を豊富にさせており、大豆の発芽に良い環境となっている。 

 

NWS6-10日天気予報(5月20〜24日) 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  A(65)  N(0.71/2) 
東部コーンベルト  A(68)  A(0.65/2) 
デルタ  N/A(76)  N/A(0.67/1) 

 

 

本日の発表等
1)NOPA週間搾油高(単位:千ブッシェル、大豆粕輸出量はトン)

 

  今週  先週  昨年同期 
搾油量  30,063  29,600  27,253 
搾油量(OCT01'98〜)  986,226  956,163  1,025,716 
大豆粕輸出  98,320  109,292  99,258 

週間搾油量は2週連続で好調、大豆には強材料。 

 

本日のトーメンの意見

 

月曜日は修正高、しかしその後の安値を予想。

本日の小麦の動きはパニック的な色彩が強く、その背景がはっきりしないだけにこの動きが継続するとは思いにくい。来週頭はその反動がある可能性はある。ただ、小麦は春小麦の状態は良く、膨大な在庫を抱える状態にも全く変化が無く、今後も下値への動きには変わりはない。大豆油もそうである。本日一服感から買われることになったが、昨日パーム油の域内在庫量の上方修正予報があり、これによって旧穀大豆油の期末在庫にも影響があると言われいる。夏の天候に異変があるまでは、安値圏からの脱出は考えにくい。 

コーンへの目先の弱材料は出尽くしたと言うのが一般的であるが、強材料も無い。小麦の動きは短期的なコーン相場に影響を与えよう。大豆の場合は、大豆粕リードの搾油量増が続いているが、これは大豆油需給をさらに悪化させる。当分、安値を予想する。( f )