(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年5月19日

本日の相場

とうもろこし   --- 小幅高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  218 1/2  219 1/2  212 1/2  214 3/4  -3  445  -1913 
99 JUL  221 3/4-22  222 1/4  219 1/2  219 3/4  -1 1/2  158158  -1696 
99 SEP  226 1/4-26 1/2  227 1/2  224 3/4  224 3/4  -1 1/2  38870  +844 
99 DEC  234 1/2-34 1/4  235 1/2  232 1/2  233  -1 1/2  110742  +2357 
00 MAR  243 1/2  244 1/2  241 3/4  242  -1 1/2  16698  +67 
00 MAY  246 1/2  248  246  246  -1 1/4  1792  -16 
            333716  -266 

 

大豆       --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  469 1/2  470 1/2  466 1/2  468 1/4  -2 1/4  449  -744 
99 JUL  475 1/2-74  477  471  471 1/2  -4  73104  -521 
99 AUG  478-77 1/2  479 1/2  474  474 1/4  -4 1/2  21119  +1557 
99 SEP  479 1/2-80 1/4  481 1/2  475 3/4  476  -4 1/4  10091  +112 
99 NOV  486 1/2-86  488  482 1/4  482 3/4  -4 1/4  52064  +1592 
00 JAN  496 1/2  496 3/4  492 1/2  492 1/2  -4 3/4  3835  +86 
            164617  +2093 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  13730  +40  MAY  1772  -34  MAY  254 1/4  -1 3/4  124.25-124.60 
JUL  13430  -120  JUL  1808  -13  JUL  259 3/4  -4 1/4   
AUG  13500  -120  AUG  1826  -10  SEP  270 1/4  -4   
SEP  13560  -140  SEP  1839  -11  DEC  285 1/4  -3 3/4   
                   

 

本日の相場の動き

 

天候の回復予想から売られる。

朝方までの予報では今週末までに二つの降雨システムがベルトを通過するとみられていた事がコーンの小幅高値寄付きとなったが、その後このシステムによる降雨は予報されいたほでではなくまた来週以降はドライになると予報が変っていった事から一転値を下げる事となった。 

セッション中にイランが中国産とうもろこしを5万トン買い付けたという噂が流れたこと、本日切落ちした5月限が3セント安にて引けた事も期先の限月の足を引っ張った。 

大豆は昨日の上げからLDPのメリットを取ろうとする農家売りの為テクニカルの強さが相殺されマチマチでの寄付きとなった。朝方は大豆粕にファンドの買いが入り大豆もつられる場面が見られたが、大豆粕が値頃感の為コマーシャルの売りで値を下げると大豆にもファンドの売りが入り値を戻すことになった。 

また昨日の上昇のきっかけとなった中国のUS産大豆買いの噂が否定され、ブラジル産大豆を4万トン買ったと思われた事も頭を抑える原因となった。 

昼過ぎにはトムスキニング氏が来週以降のドライを予報した事から引けにかけて更に売り込まれ、コーン・大豆ともほぼ本日の安値圏での引けとなった。 

本日のファンドはコーンではイーブン、大豆では2,000コントラクトのショートであったと考えられている。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 昨日から東部ベルトに降っている雨はドライ気味であった土壌水分の改善に役立っている。西部ベルトは今日は晴れているが明日から週末にかけて降雨が予想されており作付けのペースは遅れる見込み。しかし来週はドライパターンが予想されており総じて順調に作付けが進展する見込み。

デルタ地区 週末まではドライ。土壌水分は申し分がなく大豆の作付けは順調に行われる見込み。ただ南部地域には今後2週間以内に恵みの雨が欲しいところ。 

 

NWS6-10日天気予報(5月25〜29日) 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  A(65)  B/N(0.71/2) 
東部コーンベルト  N/A(68)  B/N(0.65/2) 
デルタ  N(76)  N/B(0.67/1) 

 

本日の発表等
アルゼンチン生産量(政府筋発表/百万トン)

 

  本日発表  USDA5月発表 
コーン  13.7  14.0 
大豆  18.0  18.5 

 

本日のトーメンの意見

 

本日の引け後に発表された6-10日間予報がベルト全体に温暖で乾燥した予報となった事から明日は売られる事を予想する。特に作付けがある程度終了しているコーンにとって、気温の上昇は発芽と初期の生育にうってつけとなる。また明日の週間輸出成約高で5週間続いていた100万トン以上の成約が途切れるようだと、7月限の次のサポートラインである218-1/2をトライするのではないか。

大豆も今日の引けはマーケトを失望させるものであり天候の回復もあり明日も売られる展開となろう。しかし今日は取引量が余りにも少なくその中での下げは参考にならないとの強気の見方をするものもまだ多くいる。昨日が見事なまでにキーリバーサルとなる相場であったことから安易に安値を期待する事はまだ危険かもしれない。 

5月末までに農家はLDPかローンかの選択をすることになる。コーンにはもはやLDPは関係ないが大豆農家はLDPの登録が205百万ブッシェル、ローンエントリーが3.3百万ブッシェルでありまだ30%を売り残していると考えられている。概してLDPを選択した農家は一部をすぐにマーケットにて売る傾向があるといわれており、この事は月末まで大豆の頭を抑える事になる。大豆相場はしばらく横這いになるのではないか。 

本日アルゼンチンから大豆・コーンの生産量予想が出されどちらもUSDAの発表を下回っていた。近々サフラスがブラジルの大豆生産量を発表するがこの数字によって大豆の方向間が決まるかもしれない。