(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年5月21日

本日の相場

とうもろこし   --- 小幅安の寄付き、小幅安の引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  219-18 3/4  219 1/4  218 1/4  218 1/2  -3/4  154724  -2532 
99 SEP  224 1/4-24  224 3/4  223 3/4  224  -1/2  39847  +307 
99 DEC  232 1/2-32 1/4  233  232  232 1/4  -3/4  111309  +302 
00 MAR  241 1/4-41 1/2  241 3/4  241 1/4  241 1/4  -3/4  16641  +66 
00 MAY    246  245 1/2  245 1/2  -1/2  1751  -15 
00 JUL  249 3/4  250  249 1/2  249 3/4  -3/4  3881  +37 
            331470  -2004 

 

大豆       --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  466 1/2-65 1/2  466 1/2  461 1/2  461 3/4  -6 1/4  74439  +652 
99 AUG  469-68 1/2  469  464 1/2  465 1/4  -6  21815  +136 
99 SEP  472-71  472  467 1/2  467 1/2  -5 1/2  10294  -89 
99 NOV  479-78  479  474  474 1/2  -6 1/4  52396  +95 
00 JAN  488-87 1/2  488 1/2  484 1/2  484 3/4  -6 1/4  4032  +149 
00 MAR  495  497  493 1/2  493 3/4  -6  1265  +42 
            167170  +912 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  13270  -80  JUL  1744  -36  JUL  252 1/4  -4  123.85-124.20 
AUG  13370  -90  AUG  1760  -38  SEP  262 3/4  -3 3/4   
SEP  13460  -100  SEP  1774  -38  DEC  277 1/2  -4 3/4   
OCT  13530  -130  OCT  1788  -39  MAR  288 3/4  -4 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

 

大豆は約定安値、コーンは上下1セントしか動かない展開。

中西部は本日、イリノイ・ウィスコンシンで曇りである他は、概ね晴天・高気温の日となり、しかも週末は雨予報ではあるものの来週はドライな日が続くと予報されていることから、穀物市場は終始軟調。特に、作付け最盛期の大豆にその影響が大きかった。週間搾油量が予想外に減少したことや大豆油が続いて売られていることもあり、大豆相場は寄付き時点で2〜3セント安、その後ほとんど回復することなく、安値を更新していった。コーンは、大豆・小麦の動きに合わせ軟調ではあったものの、取引量が本日もきわめて少なく、一日の値動きが全限月1セント以内の閑散相場。 

大豆・大豆油・小麦が約定安値。ファンドの動きは、コーン200コントラクト買い、大豆はイーブン(推定)。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 昨日と予報は何ら変っていない。週末の降雨はベルト全体で85%に及び作付けのペースが一旦鈍るが、西部ベルトは日曜日までに東部ベルトも月曜日までには晴れ上がりその後5日間はドライな天候が続く見込み。作付けは最終局面に来ているが概ね順調に進捗するであろう。来週前半は気温が低下するが後半には平均まで戻る予報にて特に問題にはならない。

 

デルタ地区 週末の降雨にて大豆の作付けが若干遅れるが問題になるほどではない。南部地域のみ依然として水分が不足気味にて、月末までに恵みの雨が欲しいところ。 

 

 

NWS6-10日天気予報(5月27〜31日) 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  N(65)  B(0.71/2) 
東部コーンベルト  B/MB(68)  N/B(0.65/2) 
デルタ  B(76)  N(0.67/1) 

東部ベルトの低気温が気になるが、東西ベルトの少ない降水量は大豆に弱材料。 

 

本日の発表等
1)NOPA週間搾油高(単位:千ブッシェル、大豆粕輸出量はトン)

 

  今週  先週  昨年同期 
搾油量  26,896  30,063  26,857 
搾油量(OCT01'98〜)  1,013,122  986,226  1,052,573 
大豆粕輸出  69,832  98,320  99,973 

搾油量の少なさから大豆には弱い材料。 

 

2)キャトルオンフィードレポート 

 

  USDA  事前予想平均  事前予想幅 

5月1日飼養頭数 

 

103% 

 

102.5% 

 

100.0-104.0 

 

4月導入頭数 

 

106% 

 

99.2% 

 

93.2-105.0 

 

4月マーケティング 

 

104% 

 

102.7% 

 

100.7-105.0 

 

 

3)コミットメントオブトレーダーズ報告 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  5月18日現在  5月11日現在 
とうもろこし  8,534 SHORT  13,898 SHORT 
大豆  20,659 SHORT  16,833 SHORT 
大豆粕  8,776 SHORT  2,014 SHORT 
大豆油  22,969 SHORT  28,749 SHORT 

コーン・大豆粕の売り越しが、予想より少ない。両アイテムには弱材料。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

安値を予想。 

来週月曜日は進捗発表前のため、買われにくい展開となる。昨日述べたとおり、農家売りが本日も順調に出ており、この傾向は少なくとも月末まで続く。来週の天候は良好。月曜日の進捗も恐らく順調。コミットメントオブトレーダーでは、大口投機家の売り越しは少ないことが確認された。ファンドが売りを躊躇せねばならない状況ではなく、また、それは何も大口投機家に限ったことではない。 

2月下旬につけた7月限安値まで、あと3セント。 ( F ) 

 

 

(大豆) 

昨日の引けレベルでは買い支えられると考えていただけに今日のマーケットには失望した。テクニカルにもここを抜けてしまえば2月に3月限が付けた安値450割れまでサポートがなくなる。 

リオグランデドスル州政府筋より生産量の下方修正が行なわれた。前回予想の600万トンが470万トンに修正されているがマーケットは反応しなかった。マーケットはブラジルを材料視しなくなっている。 

国内ではやはりLDPを申請する農家の売りが見られてきた。実需家のビッド価格も農家売りの増加に伴い下がっている。本日マーケットが下げたが国内のキャッシュ価格は下げているところもあり月末まで農家売りが頭を抑える事になろう。 

2月の安値の時は農業議員の価格支持声明が聞こえてきたが今は全くその様子が見えない。取引量が少なく買手が見られない今の大豆マーケットはあたかも死んでいるが如くに思えてきた。弱材料も出尽くしているが買い手が見つからない。夏場まで5ドル相場に戻る事はないかもしれない。(N)