(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年5月25日

本日の相場

とうもろこし   --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  212 3/4-12 1/4  215  212 1/4  214 3/4  +3  157882  +2916 
99 SEP  219 1/4-18 1/2  220 3/4  218 1/2  220 1/2  +2 3/4  41712  +1970 
99 DEC  227 1/2-27  229  227  228 3/4  +2 1/2  114692  +3111 
00 MAR  236 3/4-36 1/2  238 1/2  236 1/2  238 1/4  +2 1/2  17428  +509 
00 MAY  241 1/2  242 1/2  241 1/2  242 1/2  +2 1/4  1859  +103 
00 JUL  245 1/2  246 1/2  245 1/2  246 1/2  +2  4131  +247 
            341019  +8826 

 

大豆       --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  458-57  460  456 1/2  459 3/4  +4 3/4  76263  +381 
99 AUG  460 1/2-61  463 1/4  460  462 3/4  +4 1/2  22126  -222 
99 SEP  462 1/2  465 1/4  461 1/2  465  +4 1/2  10237  -44 
99 NOV  468-69  472  468 1/2  471 3/4  +4 1/2  53078  +68 
00 JAN  478 1/2  482  478 1/2  482  +4 1/2  4156  +22 
00 MAR  486  490 1/2  486  490 1/2  +3  1293  +4 
            170223  +285 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  13090  +160  JUL  1753  +18  JUL  248 3/4  +1 1/2  122.5-123.00 
AUG  13160  +140  AUG  1770  +17  SEP  259  +1 1/2   
SEP  13250  +140  SEP  1783  +18  DEC  274  +1   
OCT  13340  +150  OCT  1795  +17  MAR  285 1/2  +2   
                   

 

本日の相場の動き

 

反動、買われる。

約定安値を一気に突き抜けた昨日の下げすぎ感からか、寄付きから堅調、引けにかけて緩やかな右肩上がりの展開。大豆の買いはファンドのショートカバーが中心、一方、コーンは商業筋によるプライシングタイプの旺盛な買いが目立った。 

天候が強材料視された。今週の中西部は金曜日までは天候も良く、全域で作付けが進捗すると予想されるものの、週末には再び雨となり、大豆の作付け遅れが心配されること。来週は高温が予想され、発芽したてのコーンに悪影響があるとの見方。中国のコーン・大豆地域で、今月平年比25〜35%の量しか降雨が無いことから、発芽状況が懸念されること。などである。どれも、決定的な要因とは言えないものの、テクニカルな買いを後押しした。 

コーン・大豆ともに激しい値動きは無く、引けは本日の最高値圏。 

ファンドの動きは、コーン900コントラクトの売り、大豆は4,100コントラクトの買い。(推定) 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 今週は金曜日まではドライな予想。次の前線は土曜日に西部ベルトをスタートし火曜日には東部ベルトを通過し終わる予定。この前線の降雨範囲は75%の予想。今週のドライな天候によりコーンはミズーリを除きほぼ全域で作付けが終了する。また大豆の作付けも進捗しよう。週末からの降雨は作付けされたコーンと大豆には恵みの雨となる。

デルタ地区 明日55%の範囲にて降雨予報が出ておりこの降雨が乾燥気味であったミシシッピー、ルイジアナには恵みの雨となる。しかし発芽促進の為には更なる降雨が望まれる。その他の地域は順調。 

 

 

 

本日の発表等
1) ローンデータ (単位:百万ブッシェル)

−とうもろこし− 

  5月18日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  0.5  -0.1  21.3  0.1  1,116.2  1,138.0 
1998CROP  1,281.1  -19.5  0  unch  327.1  1,608.2 

−大豆− 

  5月18日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  0.1  -0.1  6.6  unch  259.3  266.0 
1998CROP  210.0  -4.6  0  unch  121.8  331.8 

 

2) 受渡可能在庫 (百万ブッシェル) 

 

  5月21日  前週  前年同期 
コーン  5,383  5,356  12,144 
大豆  6,112  6,417  1,860 
小麦  32,708  32,739  26,823 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

安値を予想。が、当面の底値は近い。 

昨日一気に売られ過ぎた。今日の反動は自然な動きと言えるであろう。意外なほどの安値を見た商業筋が、その割安感から買いに逸った。買い姿勢の彼らの耳に、米国や中国の悪天候予想が心地良く響き、さらにカバーに走らせた。 

需要家の立場から言えば、しばらく難攻不落に見えた約定安値を突破し、それどころか4セント近くも更新してしまった訳で、カバーする気持ちになるのは当然だ。特に、米国大手シッパーは先週レベルを買い場と見て旺盛にカバーしていただけに、なおさらである。しかし、あくまでそれは「一昨日までの約定安値が底」との意識があったための相対的な反応にすぎない。つまり、本日の商業筋の買いは純粋に反動買いであり、そこに買い進めるだけの材料は見つけにくい。来週のヒート等の悪天候予報は、多分に変化しやすい類の物であり、今後2〜3日も買い材料になり続けることには懐疑的だ。ファンドは売り姿勢を継続しており、何よりも、農家の売り量が安定しているという絶対的な弱材料を無視することはできない。 

安値を予想するが、ファンドのポジション増加具合を見ながら、底値を判断する時期ではある。 ( F ) 

(大豆) 

しばらくこのレベルでもみ合った後再度下落を予想する。 

先週からの下げが早かった為、調整から値を上げたと了解している。先週の7月限の高値は477であり昨日の安値が452-1/4とおよそ25セントの急落を見せている。下げ幅の3分の1程度までの上げは調整と理解してダウントレンドに変りはないと考えている。したがい7月限にて460程度までの戻りがあってもあせる必要はない。 

昨日も書いたが今週中にも7月限にて期近限月の安値449をトライすると思う。前々から噂されていたがアルゼンチンの通過ペソの切り下げの話がまた浮上してきている。恐らくおかなわれないというのが今のところの見方であるが、もしペソの切り下げがされればコーン・大豆マーケットには大きく下げのプレッシャーとしてのしかかることになる。 

マーケットは弱材料ばかり探してきているという印象だ。(N)