(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年5月27日

本日の相場

とうもろこし   --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  215 1/4-15 3/4  216 3/4  215 1/4  216 1/2  +1 3/4  155169  -1073 
99 SEP  220 1/2-20 3/4  222  220 1/2  221 3/4  +1 1/2  41971  +561 
99 DEC  229 1/2-29 1/4  230 3/4  229  230 1/2  +1 3/4  116495  +815 
00 MAR  238 3/4-38 1/2  240  238 1/4  239 3/4  +1 3/4  17398  -167 
00 MAY  243 1/4  244 1/2  243 1/4  244  +1 1/2  1976  +104 
00 JUL  247 1/4  248 1/2  247 1/4  248 1/2  +1 3/4  4225  +80 
            340750  +563 

 

大豆       --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  458-57  458 1/2  455 3/4  457 1/4  +1 3/4  74389  +171 
99 AUG  460 1/2  461  458 3/4  459 3/4  +1 1/4  23028  +798 
99 SEP  463  463 1/4  461 1/4  462  +1  10353  +18 
99 NOV  470-69 3/4  470  467 3/4  469  +1 1/2  52507  +222 
00 JAN  478 3/4-79 1/4  479 1/2  478  479 1/4  +1 1/4  4176  +10 
00 MAR  486-85 1/2  487 1/2  485 1/2  487 1/4  +3/4  1144  -149 
            168996  +1383 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  12850  -80  JUL  1768  +16  JUL  250  +2 1/2  120.40-122.35 
AUG  12900  -90  AUG  1783  +15  SEP  260 1/4  +2 1/4   
SEP  12990  -60  SEP  1799  +14  DEC  275 3/4  +3 1/4   
OCT  13080  -60  OCT  1813  +14  MAR  287 1/4  +4   
                   

 

本日の相場の動き

 

昨日に続き閑散としたマーケット。農家売りが少なく現物価格の堅調から買われる。

朝方、週間輸出成約高、センサス4月月間搾油高レポートが発表されたがほとんど材料視される事はなかった。 

閑散なマーケットの中、今日の流れを決めたのは国内の現物価格の堅調さであった。今月末までにローンかLDPかの選択を迫られる農家から売りが出るとたかをくくっていた実需家であるが、全く農家売りがみられず一部があわててビッドアップして買いに入った為コーンで1〜2セント、大豆2〜3セントの上昇となった。このためフューチャーも期近を中心に買いが入る事となった。 

朝方の天気予報はクロップキャストをはじめ大部分がWARM&WETを予報していたが、一部の予報家が根強く来週から東部ベルトを中心に高気圧が張り出し2週間ほど停滞するのではと唱えた事から天気も一概に弱い材料とはならなかった。 

セッション中、明日からアルゼンチンにて農家団体が一週間のストライキを計画している事、中国がパーム、食用油の輸入ライセンスを発行してマーケットに入ってくるのではとの話が流れたが大きなインパクトにならず狭いレンジのまま静かに取引を終えた。 

本日のファンドはコーンにて400コントラクトの売り越し、大豆にて1,100コントラクトの買い越しであったと考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 土曜日の朝まで今週はドライ。次の前線は土曜日遅くに西部ベルトをスタートし火曜日には東部ベルトを通過し終わる予定。この前線の降雨範囲は85%の予想。今週のドライな天候によりコーンはミズーリーを除きほぼ全域で作付けが終了する。また大豆の作付けも西部は平年並みまで回復、東部ではほぼ終了する見込み。週末からの降雨は作付けされたコーンと大豆には恵みの雨となる。この期間の最高気温は概ね25℃から32℃程度の予想。

デルタ地区 昨日南部地域中心に軽い雨があり土壌水分の改善に役立った。明日と土曜にも同地域中心に降雨が予想されるが土壌水分を完全に回復するにはまだ足らない。ただ来週は平年以上の降雨が期待でき予報通りになれば大豆の発芽と初期の生育には問題は見られないであろう。 

 

 

本日の発表等

1) 週間輸出成約高報告(単位:千トン)

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  562.5  25.4  41,358.7  31,788.1  7,533.5  348.5 
大豆  181.5  75.7  20,573.6  23,476.6  1,983.3  186.0 
小麦  98.7  270.9  26,624.1  28,090.0  1,717.8  1,626.5 
大豆粕  77.1  0.7  5,148.4  7,975.2  1,004.4  75.4 
大豆油  1.8  0.0  778.5  1,125.9  80.2  0.4 

コーン・大豆油は予想より少なめ、大豆・大豆粕はレンジの上限。 

2) 週間輸出高(単位:千トン) 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  1,265.4  752.7  33,825.2  26,255.8  46,360 
大豆  339.0  221.5  18,590.3  22,115.4  20,960 
小麦  446.3  555.4  24,906.3  26,880.8  28,580 
大豆粕  98.9  49.6  4,144.0  6,683.9  6,170 
大豆油  12.0  8.4  698.3  1,009.5  1,110 

 

3) センサスビューロー4月度月間搾油高 

       
  99年4月  98年3月  昨年同期 
大豆粕生産量(トン)  2,842,231  3,081,256  2,947,818 
大豆粕在庫量  279,691  301,048  181,934 
大豆油生産量(千ポンド)  1,453,112  1,587,357  1,525,688 
大豆油イールド(lbs/ブッシェル)  11.31  11.34  11.39 
大豆油在庫  848,113  855,918  965,387 
大豆搾油高(ブッシェル)  128,430,116  139,960,867  133,936,561 

大豆にはニュートラル、大豆粕・大豆油にはやや強材料。 

 

本日のトーメンの意見

 

本格的な下げは6月中旬頃。

思った以上に堅調な国内マーケットに予想をはずされた形になった。まだ決断をしていない農家から多少なりとも売り物が出ると考えていたが、月曜日以降ほとんど売りが見られない。定期は少なからずこの影響を受ける事になる。 

特にコーンについては火曜日以降3日間続けて引け値ベースでほぼ下げる事なく堅調に推移しており短期的にトレンドが変った可能性がある。明日も若干でも上げて引ければ要注意だ。マーケットはしばらく上昇トレンドとなり強材料を探し、強材料に反応しやすくなる。 

ただ冬小麦の収穫が本格化すればいずれ月曜日の安値を再度トライし、抜いていくという意見に変りはない。 

大豆は7月限460-462辺りを抜かない限り上昇トレンドになったとはいえない。このレベルにてしばらくもみあった後、再度安値に向かうとみている。 

本日弊社駐在員が作付けの遅れているといわれているアイオアを中心に第一回のクロップサーベイに出かけたが、若干水の溜まっているところがみられるも作付け・発芽は順調との報告が入っている。 

相場が上がったからといって慌てて買う気にはなれない。安値から買い下がっていく方針にて望みたい。(N)