(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年5月28日

本日の相場

とうもろこし   --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  219-20 1/2  220 1/2  218 1/2  219 1/2  +3  153362  -1807 
99 SEP  223-24 1/2  225 3/4  223  224 1/4  +2 1/2  42435  +464 
99 DEC  232 1/2-33  234 1/4  232  233 1/2  +3  117635  +1140 
00 MAR  241 3/4-41 1/2  243 1/4  241 1/4  243  +3 1/4  17406  +8 
00 MAY  246  247 1/2  245 3/4  247 1/4  +3 1/4  1983  +7 
00 JUL  250  251 3/4  250  251 1/2  +3  4238  +13 
            340720  -30 

 

大豆       --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  460-61 1/2  467 1/2  460  461 3/4  +4 1/2  72814  -1575 
99 AUG  463-63 1/2  470  463  464  +4 1/4  23545  +517 
99 SEP  465 1/2-67  472 1/4  465 1/2  466 1/2  +4 1/2  10483  +130 
99 NOV  473-74  479 1/2  472 1/2  474  +5  52547  +40 
00 JAN  483 1/2-84  488 1/2  483  483 1/2  +4 1/4  4142  -34 
00 MAR  492-92 1/2  496  491 1/2  491 3/4  +4 1/2  1152  +8 
            168182  -814 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  13050  +200  JUL  1784  +16  JUL  252 1/4  +2 1/4  120.80-121.00 
AUG  13110  +210  AUG  1802  +19  SEP  262 1/2  +2 1/4   
SEP  13170  +180  SEP  1814  +15  DEC  277 3/4  +2   
OCT  13280  +200  OCT  1826  +13  MAR  289 3/4  +2 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

 

ファンドのショートカバー。

来週、中西部で季節はずれの高気温となるとの予報が相場を緊張させた。寄り付きからいきなりコーンが3セント高、大豆が3〜4セント高で取引された。買いの中心はファンドであり、3連休前であることと、月末であることが、彼らの巨大な売り越しポジションを整理する方向へ向かわせたようだ。 

コーンは、その後もファンドの買いが見られたものの、農家売りなどの抵抗があり、来週のヒート懸念だけの要因で、寄付きにつけた高値を抜くことはできなかった。終日3セント高前後でもみ合ったあげく、引けまでそのままとなった。一週間で、先週金曜日のレベルまで戻したことになる。 

大豆は、週間搾油高が堅調であったことが買いを後押し。寄り付き後も、ファンドの買いは大豆・大豆粕に対して衰えず、一時大豆が10セント高、大豆粕が3-1/2ドル高程度まで上げたが、やはり農家売りの抵抗に遭い、伸ばしきれなかった。 

ファンドはコーンを2,000コントラクト、大豆を2,200コントラクト買ったと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 昨日はアイオア北部、ミネソタ南部中心に10%の範囲で軽い雨があった。しかしベルト全体に土曜日までは晴れる。次の降雨は西部ベルトで日曜日から始まり東部ベルトで水曜日まで続く見込み。今週のドライな天候によりコーン・大豆の作付けは一部を除きほぼ終了する。土壌水分に問題は見られず発芽と初期の生育に問題は見られない。

デルタ地区 昨日さらに南部地域中心に軽い雨があり、また今後24時間にも次の降雨が見込まれ土壌水分の改善に役立つ。この前線は北部に移動して作付けを若干遅らせる事になるが大きな問題にはならない。 

 

本日発表予定のナショナルウエザーサービスの6-10日間予報は延期されました。 

 

本日の発表等
1)NOPA週間搾油高(単位:千ブッシェル、大豆粕輸出量はトン)

 

  今週  先週  昨年同期 
搾油量  27,845  26,896  26,738 
搾油量(OCT01'98〜)  1,040,967  1,013,122  1,079,311 
大豆粕輸出  94,949  69,832  122,138 

搾油量の増加から大豆には強材料。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

下値を予想。しかし、その後6月中に少し高値を見るであろう。 

月末にファンドが自分の帳簿を見、「3連休前でもあるし、少しポジションを減らしておくか。」とつぶやきながら、買い注文を入れた。本日はそんな感じの相場展開であった。取引量は平均ペースであり、最後まで寄付き範囲から上値を見なかったことからも、それはうかがえる。本日の相場が、ショートカバーを始める狼煙であると考えるのは、少しだけ早計だ。 

本格的にポジションヒートについて云々言われたが、それほど目くじらを立てる要因では(今のところ)ない。来週一部地域で華氏90度を超えるところもあるようだが、ほとんどが85度止まりであり、このレベルはクロップにダメージを与える気温ではない。また、そのヒートの前に雨が予報されており、さらに高気温の影響を和らげる。今週水・木曜日にミネソタ南部・アイオワ北部東部・イリノイ西部を見て回ったが、その土壌水分には申し分が無く、今後の少雨や高気温がすぐにクロップに悪影響を与えるとはとても想像しにくい。(オハイオの一部地域では土壌乾燥がこの半月懸念されており、そこに関しては話しが別であろうが。)クロップキャスト社のコメントでは、「このまま6月の下旬に入るまで中西部でヒートが続いた場合のみ、生育状況に悪影響があるであろう。」とのことであり、全く同感だ。 

来週は、今週の「上げ過ぎ」からの修正安を予想する。ただ、あくまで当面の下値余地は大きくない。短期的な買い場は眼前にあるはずだ。 ( F ) 

(大豆) 

短期には来週の天気予報次第、中期的には下落を予想。 

3連休前のショートカバー、堅調な国内キャッシュマーケットにより一旦大きく上げながらも引けにかけて大きく戻した事から大豆のトレンドはまだ変っていないとみている。 

上げた理由は来週中盤以降東部ベルトを中心に高気圧が張り出し2週間ほど停滞するという憶測であるが、今週末からは雨が予想されており雨が降った後の気温の上昇は本来穀物には最適なはずだ。しかしマーケットは高気圧という言葉に敏感に反応するようになってきており今までの一辺倒のダウントレンドは変りつつあると感じている。 

ただ6月前半のドライな予報は冬小麦の収穫にはもってこいであり小麦の下げがマーケット全体の頭を抑えるのではないか。 

来週は火曜日の天気予報が一番のファクターとなるがも上げたとしても様子をみたい。(N)