(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年6月1日

本日の相場

とうもろこし   --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  215-16  216 1/2  214  216 1/4  -3 1/4  150820  -2542 
99 SEP  221-20 1/4  221 1/2  219 1/2  221 1/4  -3  42799  +364 
99 DEC  228 3/4-29  230 1/2  228 1/4  230 1/4  -3 1/4  119372  +1737 
00 MAR  238 1/2-38 3/4  240  238  239 3/4  -3 1/4  17412  +6 
00 MAY  242 1/2  244  242 1/2  244  -3 1/4  2013  +30 
00 JUL  246 3/4  248 1/4  246 1/4  248 1/4  -3 1/4  4325  +87 
            13923  +178 

 

大豆       --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  453-54  458 1/2  453  458  -3 3/4  73529  +715 
99 AUG  456-55 1/2  460 3/4  455 1/2  460 1/2  -3 1/2  23189  -356 
99 SEP  458 1/2-59 1/2  463 1/4  458 1/2  462 3/4  -3 3/4  10520  +37 
99 NOV  468-66 1/2  469 3/4  465  469 1/2  -4 1/2  52298  -249 
00 JAN  476 1/2-77  480  475  479 1/2  -4  4154  +12 
00 MAR  484  487 1/2  483 1/2  487 1/2  -4 1/4  1171  +19 
            169599  +417 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  12990  -60  JUL  1750  -34  JUL  251 3/4  -1/2  120.45-121.20 
AUG  13030  -80  AUG  1767  -35  SEP  262 1/4  -1/4   
SEP  13090  -80  SEP  1783  -31  DEC  277  -3/4   
OCT  13180  -100  OCT  1796  -30  MAR  288 1/4  -1 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

 

昨金曜日の修正安。

予報されていたヒート懸念がなくなり、逆に今週の天候はホット/ウェットの生育に理想的な環境になるとの予想に変化した。先週末雨は予報されたほどは多くなく、コーン・大豆ともに残っていた作付けがかなり進んだと見られ、その上、各地で良好な発芽・生育状況が伝えられていることで、寄付きから大幅ダウン、金曜日の上げを帳消しにした。 

ヨーロッパで、ダイオキシン汚染されたベルギー産鶏肉問題が表面化、EU内での鶏肉消費が減少するとの報が流れた。大豆粕消費が減るのではないかとの連想から、序盤大豆製品が売られるニュースもあったが、そのうち影響は軽微との見方となり、材料視されなくなった。そのせいか、まず大豆が寄付きの安値から回復し始め、売られ過ぎ感もあり小麦・コーンと伝わり、じりじりと値を上げた。最初に売りを仕掛けたファンドは、後半は買い手に回っていた。結局、コーン・大豆・大豆粕は安値引けながらも、本日の高値圏で取引終了した。 

ファンドの本日の動きは、コーン・大豆ともにほぼニュートラルと見られる。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 この時期までに西部ベルトにて大豆の1/4の作付けが残っているがコーンと大豆の他の地域の作付けはほぼ終了している。今週はWARM&WETな天候が予想されており作付けされたコーン・大豆にはもってこいの天候となっている。来週は東部ベルトに高気圧が張り出すが停滞する事はなく東海岸に抜けていく予想。

デルタ地区 週末ドライ気味であった南部地域に恵みの雨が降りほとんどに地域にて発芽と初期生育に問題は見られなくなった。南部地域にて若干作付けに遅れが見られるがその他は順調。 

 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(5月27日の週:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  38,920  35-42 
大豆  6,086  7-11 
小麦  26,827  20-26 

 

 

2)進捗率・作柄 

 

作付け進捗率  5/30現在  先週  昨年  平均 
とうもろこし  96%  87%  96%  90% 
大豆  71%  44%  74%  61% 
マイロ  44%  32%  62%  56% 

 

発芽率  5/30現在  先週  昨年  平均 
コーン  80%  60%  85%  NA 
大豆  37%  18%  49%  NA 

 

作柄  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い  指数(今年)  指数(昨年) 
コーン  1%  3%  21%  58%  17%  107.0  107.5 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

当面の底値探しの展開。しかし、安値の深追いは危険。 

作付けはほぼ問題なく終了した。作柄指数も107と、決して文句は言えない。今後当分の天候も、適度な水分補給と気温が予報されている。コーンの旧穀輸出成約はまあまあで推移しているが、旧穀の需給を変化させるほどではない。現況、買うに足る材料は少なく、単純に考えて、下値余地を期待している。ただ、今の値頃が値頃である。いくら買い材料に乏しくても、受粉期を後に控えていれば、割安感が買いを促すこともある。加えて、現在5万ブッシェル近いはずのファンドの売り越しポジション(オプション含む)は、とりたてて買い材料が無くとも6月中に一度は減少に向かう時期があるはずだ。したがって、6月中は右肩下がりが続くのではなく、一度小さなラリーが見られるであろう。その後、言うまでもなく7月以降の相場は受粉期の天候が決定するが、万一受粉期に問題が出ることになれば、6月の小さなラリーが戻されることなく、7月に続く可能性も否定できない。 

買いは現在のレベルから下値、7月限で言えば213くらい、から始めることを勧める。  ( F )  

(大豆) 

中期的には下落を予想。 

今日のマーケットにて天候に問題がなければトレンドはまだ下値に向いている事を証明した。しかし先週の安値近辺にて一旦サポートされておりしばらくはレンジ内での取引か。7月限は下値452-3、上値461-462にてそれぞれ抵抗線がある。天候に問題がなければ期近限月の安値449を抜いていくという意見に変わりはないが、それは作付けが完了する6月中旬頃になるのでは。 

大豆の作付けが終了する6月中旬ころには時間のできた農家からの売りも期待できる事、この頃冬小麦の収穫が最盛期に入る事からも短期的な安値はもう少し先と見ている。(N)