(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年6月2日

本日の相場

とうもろこし   --- 高値寄付き、小幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  217 1/4-17  217 1/4  214 3/4  216 3/4  +1/2  149300  -1520 
99 SEP  222-22 1/2  222 1/2  220  222  +3/4  43046  +247 
99 DEC  231 1/4-31  231 1/4  228 1/2  230 3/4  +1/2  119793  +421 
00 MAR  240 1/4-40  240 1/4  238  239 3/4  +0  17299  -113 
00 MAY    244 1/2  243 1/4  244 1/2  +1/2  2016  +3 
00 JUL  247 3/4  248 1/4  246 1/2  248 1/4  +0  4431  +106 
            339561  -858 

 

大豆       --- 高値寄付き、小幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  459-58  459  453 1/4  458 3/4  +3/4  74112  +583 
99 AUG  461-61 1/4  461 1/2  455 3/4  461 1/4  +3/4  22802  -387 
99 SEP  463 1/2-63  463 1/2  458 1/2  463  +1/4  10485  -35 
99 NOV  469 1/2-69  469 1/2  464 1/2  469 1/4  -1/4  52201  -97 
00 JAN  479 1/2  479 1/2  474 3/4  479 1/2  +0  4156  +2 
00 MAR  487 1/4  487 1/2  483  487 1/4  -1/4  1179  +8 
            168727  +128 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  13040  +50  JUL  1736  -14  JUL  253 1/4  +1 1/2  120.80-121.45 
AUG  13080  +50  AUG  1752  -15  SEP  264 1/2  +2 1/4   
SEP  13130  +40  SEP  1768  -15  DEC  278 3/4  +1 3/4   
OCT  13220  +40  OCT  1781  -15  MAR  290 1/2  +2 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

 

材料難に途中軟調となるも、引け直前にカバーされる。

昨日引け値以上で取引されたのは、寄付き直後と引け間際の数分間のみ。最近の雨により土壌水分は十分、明日以降は気温が少し上がると見られ、この時期の生育には好環境となった。強材料難から買いが見られず、寄付きから間もなく安値に入ったが、下値ではプライシングタイプの買いがあり、値を切り下げるような動きにはならなかった。 

パーム油安が続いていることから大豆油が積極的に売られた他は、コーン・大豆ともに安値圏で売り注文の増加は見られず、動きの少ない展開となった。途中、最近の雨により春小麦の作付け面積が減少するとの見方が報じられ、小麦が買われ始めた。注文がほぼ途絶えていたかのようなコーン・大豆相場が、小麦の買いに緩慢に反応、引けにかけて少しだけ高値圏に顔を出して引けた。今年で最も注文量が少ない一日だったともらすブローカーもいた。 

本日も、ファンドはコーン・大豆ともに売り買いほぼ同量であったと見られる。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 昨夜から今日にかけてベルト全体の60%範囲にて降雨があった。次の降雨システムは西部ベルトにて日曜日に見られる。このシステムによる降雨範囲は50%の見込み。この降雨システムにより北西部の大豆の作付けに若干の遅れが見られようが概ね順調に進んでいる。土壌水分は申し分がなく今後10日間コーン・大豆の生育に問題は見られない。来週東部ベルトに移動してくる高気圧は勢力を強くしているが停滞する事はなく週の後半には抜けていく。

デルタ地区 大豆の作付けは平年並みにて2/3の地域にて終了している。残りの1/3の地域においても今週の作付けは順調に進む見込み。土壌水分は潤沢にて問題は見られない。 

 

NWS6-10日天気予報(6月8〜6月12日) 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  A(70)  A/N(0.78/2) 
東部コーンベルト  A(72)  N/B(0.67/2) 
デルタ  N/A(79)  N(0.58/1) 

 

 

本日の発表等
1) 受渡可能在庫 (百万ブッシェル)

 

  5月28日  前週  前年同期 
コーン  5,187  5,383  11,014 
大豆  5,713  6,112  1,999 
小麦  32,729  32,708  26,731 

 

2)アルゼンチン収穫状況(政府発表) 

 

  5月28日  前年同期 
コーン  75.8%  64.8% 
大豆  87.0%  85.1% 
マイロ  77.6%  76.4% 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

安値を予想。が、短期的には買い場探しの段階。 

ある情報サービスは今日のセッションについて、「これ以上売るのは恐いけど、買う理由は見当たらない相場」と評していた。まさにその状態だ。ここ2〜3日でこの状態を変えうる材料は出にくい。ただ、本日の動きに見られたように、あまりにも順調な生育状況にどちらかと言えば売りが先行しやすい。本日も、ミネアポリス小麦の急伸がなければコーンは小幅安値引けだったはずだ。数セントの下値を着実に拾って(買って)いくべきと思っている。この膠着状態が続くうちに、ファンドのショートカバーを促す事態がでてこないとも限らない。ここのところおとなしくしている天気予想家が夏場について本格的にコメントし始めるのも、今月中旬当たりからだ。7月限213から当たりが、ターゲット。 ( f ) 

 

(大豆) 

中期的には下落を予想。 

本日は今年一番の少ないトレードボリュームと言われており、多くのトレーダーが方向感を持てずに様子見をしている事を如実に表していた。 

しかし本日のマーケットをリードしたのはミネアポリスの春小麦であるが、作付けは既に85%終了しているにもかかわらず先週末以降の降雨にて残りの15%の作付けに問題があるのではとの観測から値を上げる事になった。本来85%作付けされたポーションにとって作付けされた後の降雨は初期生育には恵みであり弱材料に捉えられても不思議ではない。マーケットは短期的に上げの方に方向が向いているように感じられる。 

また本日11月限にて先週の安値を1/4だが抜いた後高値に転じており、テクニカルにはこれは買いのサインとなっている。 

ファンダメンタルには変りはなくここで大きく上げる事もないと思うが今週中に安値をトライする事は難しいかもしれない。レンジを外れるようなトレードは考えづらいゆえここで上がった場面は待ちの姿勢でよいのではないか。買いが一巡すればまた契約新安値をトライする事になると思う。(N)