(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年6月23日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 安値寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 JUL | 215 3/4-16 1/4 | 218 1/2 | 215 1/2 | 217 1/2 | +1 1/4 | 74584 | -5539 |
| 99 SEP | 219-18 3/4 | 221 1/4 | 218 1/4 | 220 | +3/4 | 73457 | +3047 |
| 99 DEC | 227 1/2-27 | 229 1/4 | 226 1/4 | 228 | +3/4 | 131966 | +3068 |
| 00 MAR | 236-35 1/2 | 237 3/4 | 235 1/4 | 237 | +3/4 | 22429 | +463 |
| 00 MAY | 241 1/4 | 240 1/2 | 241 1/4 | +3/4 | 2529 | +17 | |
| 00 JUL | 244 3/4-45 | 246 | 244 1/2 | 245 1/2 | +1 1/4 | 5243 | -1 |
| 314347 | +1032 |
大豆 --- マチマチの寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 JUL | 467-67 1/2 | 470 1/2 | 465 1/2 | 465 3/4 | -2 | 42571 | -4172 |
| 99 AUG | 467-67 1/2 | 469 1/4 | 463 1/2 | 464 1/4 | -3 | 27298 | +946 |
| 99 SEP | 468 1/2-67 1/2 | 470 | 464 | 464 1/2 | -3 | 12007 | -20 |
| 99 NOV | 473 1/2-72 1/2 | 475 1/4 | 468 | 469 1/4 | -3 1/4 | 62370 | +1575 |
| 00 JAN | 483 1/2 | 485 | 479 | 479 1/2 | -4 | 5875 | +178 |
| 00 MAR | 491 1/2 | 493 | 487 1/2 | 488 1/2 | -3 1/2 | 1300 | +34 |
| 156735 | -1396 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 13850 | -130 | JUL | 1688 | -5 | JUL | 252 | +1 3/4 | 121.85-122.10 |
| AUG | 13640 | -130 | AUG | 1703 | -3 | SEP | 263 3/4 | +1 1/4 | |
| SEP | 13540 | -210 | SEP | 1717 | -10 | DEC | 278 1/2 | +2 | |
| OCT | 13530 | -240 | OCT | 1726 | -4 | MAR | 289 3/4 | +1 1/4 | |
| 本日の相場の動き |
受粉期前の不安定な動き。
天候は雨がち。今週も来週も東部ベルトで雨が多く、西部ベルトも平年並みの雨となるとの予報。特に東部ベルトの一部乾燥地域には、恵みの雨となりそうだ。また、今週末に予想される高気圧は、中西部にある程度の高気温をもたらすだけで、雨をブロックする勢力は無く、皮肉にも高気温・多雨という理想的な環境を作り出す。現在の天気予報のみを見れば、一方的に下げてもおかしくない展開。しかしながら、コーンの受粉期を前にすると、高気温が受粉期のドライを連想させ、コーン・大豆相場ともにここ二日の下げ傾向を続けることを渋り、セッション中昨日引け値を挟んで高下を繰り返した。
引け値の居所を決めたのは、コーンの場合は下値での商業筋のプライシングとファンドが軽い買いサイドであったこと。大豆の場合は、多かった農家売りである。少ない取引量であったため、ある程度まとまった量の注文が入ると、敏感に反応していた。
本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの買い、大豆500コントラクトの買いと見られる。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 今週は今日までに西部ベルトの75%、東部ベルトの45%の範囲に降雨が見られた。次のシステムは週末、西部ベルトに40-45%、東部ベルトに75%の範囲で降雨をもたらす。来週は高気圧の影響で平均以上の気温が予想され、週後半は特に西部ベルトにては90度台中盤まで最高気温が上がる。しかし潤沢な土壌水分の為大きな問題にはならないであろう。オハイオのみがドライ気味であるが今後5日間のうちに降雨がある見込み。
デルタ地区 南部地域に昨日降雨があり土壌水分の改善に役立った。週末にかけても地域全体に降雨が期待できる。今週の降雨により大豆の生育は良好に保たれる。
| 本日の発表等 |
| NWS6-10日天気予報(6月29〜7月3日) |
| 気温(平年) | 雨量(平年量/日) | |
| 西部コーンベルト | A(72) | A/N(0.70/2) |
| 東部コーンベルト | A(74) | N/B(0.65/2) |
| デルタ | N/B(81) | N(0.60/2) |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
1〜2週間は、下値余地が少ない。
さすがにこの時期になると、相場の売る手が鈍ってきた。アイオワの一部の水分過多・オハイオの水分不足など、マイナーな生育不良も伝えられるが、何より受粉期を前にしているために積極的に売り込めなくなってきている。その上、6月末の作付け面積報告が迫っている。コーンの面積がどれだけ減少するかが焦点となるが、面積減少が前提となっている報告が迫っていることも、売り注文を止める要因になってくるはずだ。したがって、今月から来月の頭までは、下値余地は少なく、逆に天気予報によっては急騰の可能性がある。
ただ、今のところは極度の乾燥の芽は見られていない。太平洋からのジェットストリームにも変化が見られず、予断を許さないことは認めるが、この時期にはっきりとした兆候が表れていないのは、少なくとも88年型の干ばつ相場ではないと言える。かつてないほど大量の未売在庫が7月中に市場に流出し始めるプレッシャーの方が、現実味を帯びてきているのではないであろうか。イリノイ中部の町ディケーターの南では、一部でタッセリングが始まった。 ( F )
(大豆)
意見は変らず。中長期的には下落を予想。短期的には上値のリスクが大きい。
本日は目立ったニュースがなかった為か早くもトレーダーの中には来週の最終作付け面積、在庫レポートを話題にするものが出てきた。ファンドはショートカバーの動きと期近限月から期先限月へのショートの乗り換えの動きをみせており手前のポジションで買い残しがある人は要注意だ。
引け後の6-10DAYSでも東部ベルトはホット&ドライ気味の予報となっている。また今日の6-10DAYSは何かと節目にされている7月4日のすぐ手前までの予報となっており、ここでホット&ドライ気味の予報が出されたことも心理的には買いに入りやすい。明日も天候次第だが目先は上値に反応しやすいと感じており、7月限では6月9日の高値477あたりまでのリスクがあるのではないか。(N)