(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年6月25日

本日の相場

とうもろこし   --- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  215 - 15 1/4  215 3/4  213 3/4  214 1/4  -1/4  61236  -7001 
99 SEP  217 1/2 - 17 1/4  217 1/2  215 1/4  215 3/4  -3/4  81031  +5531 
99 DEC  224 1/4 - 24 3/4  225  222 1/2  223 1/2  -1/2  143759  +7692 
00 MAR  233 1/4 - 33 1/2  234 1/4  232  233 1/4  0  24625  +2356 
00 MAY    238 1/2  237 3/4  238 1/4  +1/2  2596  +58 
00 JUL  243  243  241 1/2  242 1/4  0  5351  +106 
            322918  +8916 

 

大豆       --- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  456 - 57  457  449  450 1/2  -2 1/4  32218  -4163 
99 AUG  454 1/2 - 55  456  494 1/2  451 1/4  -2 1/2  30454  +2163 
99 SEP  456 - 57  457  451  452 1/2  -2 1/4  13176  +471 
99 NOV  463 - 62  463 1/4  457  459  -2 3/4  70545  +3970 
00 JAN  472 1/2 - 71 1/2  473  467 1/2  469  -3 1/4  6270  +375 
00 MAR  480 1/2 - 80  480 1/2  475 1/2  477 1/4  -2 3/4  1550  +237 
            159687  +3179 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  13420  -10  JUL  1678  -1  JUL  251 1/4  +1 1/4  121.10-121.60 
AUG  13240  -8  AUG  1691  -4  SEP  264  +2   
SEP  13150  -12  SEP  1706  -3  DEC  278 1/2  +2   
OCT  13140  -11  OCT  1713  -6  MAR  290  +2 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

 

概して静かな一日となった。

昨日のピットの喧騒に比べると、今日は寄付時の高値を除けば、値幅・取引量において静かであった。寄付きこそ、昨日の大幅下げの行き過ぎ感による買い注文が一瞬相場を押し上げたが、それも束の間、すぐに昨日比レベル前後に値を戻した。 

天候は引き続き良好。オハイオ州の水分不足を指摘し、相場を押し上げようとの動きも見られたが徒労に終わり、中盤以降コーンは昨日引け値を挟んでの動き、大豆は昨日比2〜3セント安を上下する展開となった。さすがにこのレベルでは農家売りは影を潜め・当業者のプライシングが旺盛となり、また小麦相場が堅調推移していたために、コーンの下値は限られた。大豆三品では、先日の思わぬ期近需給緩和報告から、ファンドによる大豆粕の買い持ちポジション整理が大量に進んだ。大豆は終盤大豆粕に引っ張られて6セント安まで値を崩したが、週末ということもあり、最後はリスクから買い支えられた。 

ファンドの動きは、コーン2,000コントラクトの売り、大豆1,700コントラクトの売り、大豆粕4,600コントラクトもの売りであったと見られる。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 インディアナとミシガンを中心に25%の範囲で降雨があったが今回の降雨システムではオハイオに期待された雨が降らず大豆、コーンがストレスを受ける状況となっている。次のシステムは土曜日に西部ベルトから始まり月曜日には東部ベルトにまで広がる。このシステムによる降雨は80%の範囲と考えられるがもしこのシステムにてオハイオに降雨がなかった場合イールドのロスが発生する。

デルタ地区 散発的な雨が引き続きこの地域に降っており土壌水分の改善をもたらしている。週末まで広範囲にわたり降雨が予報されており大豆の生育は非常に良好な状態を保っている。 

 

NWS6-10日天気予報(7月1〜5日) 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  N(72)  A(0.70/2) 
東部コーンベルト  A(74)  A(0.65/2) 
デルタ  N(81)  N(0.60/2) 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等

1)ホッグ&ピッグレポート 

 

  USDA  事前予想平均  事前予想幅 

6月1日飼養頭数 

 

97% 

 

95.4% 

 

94.5-96.0 

 

5月導入頭数 

 

94% 

 

92.2% 

 

89.8-94.5 

 

5月マーケティング 

 

98% 

 

95.8% 

 

94.8-97.0 

 

飼養頭数、導入頭数、マーケティングのどれも予想を越えており来週月曜日のホッグ&ピッグフューチャーはリミットダウンが予想されている。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

安値は先、短期的上げ相場に注意。 

本日の6-10日予報も、文句のつけようがない。誰の目にも理想的であり、仮に今この時間に相場を開いたら、さらに売り注文先行となり、7月限が約定安値をつけることになるであろう。しかし、来週は要注意。6月30日、コーン減が確実視されている作付け報告に加えて、在庫報告も控えている。前回3月末の在庫報告日に相場の方向感が180度変化したことは記憶に新しい。来週に関しては、天候が良好に推移しようとも、そう容易には売りに入ることはできない。 

今年は、アイオワ・イリノイ・ネブラスカ等主産地では受粉を7月中旬に迎える。もう目前に迫っていると言えるが、今のところ土壌水分は十分だ。(本日より、当情報の天候欄に土壌水分地図を入れているので参照願いたい。)天候が変わり易い時期ではあるが、先日も述べたように、今年は88年型の大型熱波とは明らかにパターンが違う。豊富な土壌水分・未売在庫を考えれば、少ない上値のリスクよりも、大幅な下値の期待が大きくなってくる。9月限は、平均ローンレートまで、まだ30セント近くもある。 ( F ) 

(大豆) 

昨日の売られ過ぎ感からナイトセッションが上げていたこと、ローカルトレーダーを中心に週末月末のポジション調整が予想されたにもかかわらず値を上げたのはオープニング直後の15分間だけであった。マーケットは完全に底割れした。 

引け後の6-10日間予報にてもベルト全体に平均以上の降雨予報となっている事、また今週の広範囲な降雨にてオハイオ以外のクロップコンディションの改善が予想されること等弱い材料ばかりが口にされている。 

来週水曜日には最終作付け面積の発表がなされるが73.1百万エーカーから少なくとも100万エーカーは増加が予想されており、これをベースにすると今年の生産量は30億ブッシェルを超える可能性もでてくる。 

テクニカルにも短期移動平均価格が中期移動平均価格を上から下に抜いており売りのサインとなっている。 

大豆の天候相場はまだまだ先ではあり上値のリスクがなくなったわけではないが、上値のリスクよりも20年以上前に付けた安値の更新が現実味を帯びてきたと感じている。(N)