(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年7月1日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 安値寄付き、大幅安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 JUL | 209-09 1/2 | 209 1/2 | 203 1/4 | 203 1/2 | -7 3/4 | 17724 | -6024 |
| 99 SEP | 214-13 3/4 | 214 1/2 | 208 | 208 1/4 | -8 | 101807 | +3320 |
| 99 DEC | 223 1/2-23 | 223 1/2 | 217 3/4 | 218 1/4 | -8 | 155886 | +1287 |
| 00 MAR | 233-32 3/4 | 233 | 227 1/2 | 227 3/4 | -7 3/4 | 25872 | +88 |
| 00 MAY | 238 | 238 | 233 | 233 | -8 1/4 | 3191 | +257 |
| 00 JUL | 242-42 1/2 | 242 1/2 | 237 1/2 | 238 | -8 | 5852 | +101 |
| 314939 | -924 |
大豆 --- 安値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 JUL | 445 1/2-44 3/4 | 445 | 441 | 442 1/4 | -6 1/4 | 18114 | +179 |
| 99 AUG | 448-47 1/2 | 448 | 442 3/4 | 444 | -6 1/2 | 41054 | +2945 |
| 99 SEP | 450-51 | 451 | 445 1/4 | 446 1/2 | -7 | 16242 | +569 |
| 99 NOV | 456-57 1/2 | 457 3/4 | 451 1/4 | 452 3/4 | -8 | 78603 | +1101 |
| 00 JAN | 467 | 467 | 461 1/2 | 463 1/4 | -7 1/2 | 6591 | +138 |
| 00 MAR | 474 1/2 | 474 1/2 | 470 1/2 | 471 3/4 | -7 3/4 | 1662 | +22 |
| 168126 | +5111 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 13450 | -140 | JUL | 1609 | -25 | JUL | 246 1/4 | -3 3/4 | 120.70-121.15 |
| AUG | 13250 | -120 | AUG | 1620 | -29 | SEP | 258 3/4 | -5 1/2 | |
| SEP | 13190 | -160 | SEP | 1633 | -31 | DEC | 274 | -5 1/2 | |
| OCT | 13200 | -150 | OCT | 1646 | -25 | MAR | 286 3/4 | -5 1/2 | |
| 本日の相場の動き |
天気予報が急変、今年のとうもろこし相場は終わった?が如く。
朝方4時に発表された天気予報が昨日と打って変わって、来週の高気圧は停滞せずロッキー山脈彼方に押しやられ温暖で雨がちになると予報された事から安値でのオープニングとなった。また週間輸出成約もコーンにおいては予想のレンジ内とはいえ数週間振りの低い数字となった事、大豆において受渡の数量が多かった事も売りのプレッシャーとなった。
その後も複数の予報家がこの予報を支持した事、中には今後2,3週間はノーマルな天候が続くであろうと予想したことから大きく値を下げた。更に今週末の西部コーンベルトでの気温の上昇はこのところやや気温が下がり生育が遅くなっていたこの地域には最適とみられるなど正にパーフェクトな予報となった。ロングを持っていたローカルトレーダーからは諦め売りも見られ、トレーダーの中には今年のとうもろこし相場は終わったという者までいた。
各商品とも契約新安値を更新するも売りの手は止まらず、昼過ぎにトムスキニング氏がこれらの予報を支持するコメントを出した事が追い打ちかけ、コーン・大豆・大豆油においては全ての限月にて契約新安値を更新してほぼ安値引けでの終了となった。
本日のファンドはコーンにて11,000コントラクトのショート、大豆において3,500コントラクトのショートであったと考えられている。
また来週火曜日7月6日よりファンドが保有できるポジション限度が増加される。増加量は商品によって異なるが、コーンで1.5倍、大豆で1.28倍となっており今まで以上に値幅が大きくなる可能性がある。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 今朝の予報で今週の高気圧に対する見方が少々揺らいでいる。寒冷前線が火曜日までには東部にやってきて高気圧を西の果て(ロッキー山脈方面)に追いやるというものだ。ジョン・デービス氏も同様に見方を変えてきており、実際に今回の高気圧が西へ移動してしまえば彼が示唆している第二の高気圧の発達が起こったとしてもクロップには影響のない場所である可能性が高い。
デルタ地区 向こう5日ぐらい降雨は限られそうだが、クロップへの影響はまだないであろう。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
1) 週間輸出成約高報告(単位:千トン)
| 週間成約高 | 成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 674.6 | 167.4 | 46,461.0 | 34,752.8 | 7,334.5 | 805.9 |
| 大豆 | 323.8 | 79.6 | 21,651.6 | 24,192.2 | 1,820.3 | 283.0 |
| 小麦 | 392.2 | 0.0 | 4,678.9 | 5,180.6 | 3,120.1 | 0.0 |
| 大豆粕 | 60.3 | 2.6 | 5,458.5 | 8,294.6 | 796.6 | 106.6 |
| 大豆油 | -3.9 | 0.0 | 812.8 | 1,230.7 | 57.8 | 0.4 |
コーンは予想の下限、大豆は予想レンジを若干上回った。
2) 週間輸出高(単位:千トン)
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 1,007.6 | 1,244.5 | 39,126.5 | 29,927.8 | 47,630 |
| 大豆 | 357.5 | 248.0 | 19,831.3 | 22,883.8 | 20,960 |
| 小麦 | 429.4 | 464.1 | 1,558.8 | 1,470.8 | 31,300 |
| 大豆粕 | 174.7 | 82.8 | 4,661.9 | 7,134.7 | 6,080 |
| 大豆油 | 20.7 | 7.9 | 755.0 | 1,085.6 | 1,040 |
| 3) 本日の7月限受渡通知 |
| 数量(コントラクト) | 契約最終日 | |
| コーン | 437 | 3/11/99 |
| 大豆 | 644 | 5/19/99 |
| 大豆粕 | 0 | |
| 大豆油 | 735 | 6/23/99 |
| 小麦 | 2,449 | 6/30/99 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
買うにはまだ早い。
本日イリノイ北部の畑を100マイルほどサーベイした。写真はホームページ上に載せているので参照願いたい。作付け期の時間差があったため畑毎の背の高さに相違があるものの、葉の色は健康的な濃い緑、土は水分を多く含んだ濃い茶色、生育状態は均一、その状況が100マイルの道程中ほぼ例外なく続いている。
今年の中西部のコーン生育の特徴は、ごく一部の例外を除けば、地域別の生育環境の差が例年ほど大きくなかったことだ。それだけに、本日これほど健康的なコーンを見ていると、中西部の大部分で同様の生育状態であると想像され、今の相場に買注文を出す意欲はさらに失われる。
7月に入って、農家にとって自己の未売り在庫を処分する時期の選択肢が狭まってきた。通常農家は、収穫期超えの未売り在庫を持つことをいやがる。農家はこれから売りに入る。売りを止めるきっかけは、180台のローンレートまで無い。9月限底値の予想は190以下。 ( F )
(大豆)
続落を予想。
天候の気まぐれには今更ながらにあきれるが、昨日ホット&ドライ懸念で上げた幅より今日の下げが大きい事が更にトレンドが下を向いている事を示している。受粉期の一番大切な時期の天候が保証されたコーンに比べ大豆はまだ天候相場入りしたばかりにて下げ幅が小さかったが、7月末時点にて雨がちの予報がされるようであれば11月限にて410見当までの下げを予想している。
本日ローカルトレーダーからはロングの投げ売りも見られ始めた。ただ農家売りはまだ少なく天候ラリーを期待してホールド姿勢を崩していない。ただ農家もいつまでも金利、保管料をかぶってホールドしていてもという気にそろそろなり始めている。今年の史上最高の生産量を前に遅かれ早かれスペースも用意しなくてはならない。
ローン満期も目前に迫っている。国内の需要家は期近の玉しか手当てが済んでいないと考えられているが需要以上に農家の手持ち・供給量は多いと思われ、農家が売りを増やし始めるタイミングが一段の安値となる。それは7月中下旬の可能性が高い。(N)