(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年7月6日

本日の相場

とうもろこし   --- 大幅安値で寄付き、そのまま引ける ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  185-89  189  184 1/2  187 3/4  -8 3/4  10324  -2225 
99 SEP  193 3/4-93  195 1/2  191  195  -7 1/4  108875  +2243 
99 DEC  203-05  205  200 1/2  204 3/4  -7 3/4  162412  +2908 
00 MAR  216-16 1/2  217  212 1/2  216 1/2  -6 1/2  29865  +3162 
00 MAY  221 1/2-22  223  220  222 3/4  -6 1/2  3745  +347 
00 JUL  226-25 1/2  229  224  228 3/4  -5 1/2  6803  +576 
            327275  +7590 

 

大豆       --- 大幅安値で寄付き、そのまま引ける ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  419  419  412  413 3/4  -16 3/4  10553  -4726 
99 AUG  420-17  420  413  415  -17 1/2  41347  +341 
99 SEP  421 1/2-22 1/2  422 1/2  413  415 3/4  -18 1/2  16756  +185 
99 NOV  429-28  429  418  421 1/2  -18 3/4  82636  +5698 
00 JAN  436-36 1/2  436 1/2  428 1/2  431  -19 3/4  6968  +264 
00 MAR  444-45  445  438  440  -18 3/4  1927  +32 
            166250  +1910 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  12780  -280  JUL  1536  -61  JUL  235 3/4  -4 1/2  121.95-122.23 
AUG  12590  -250  AUG  1547  -60  SEP  247 1/4  -4 1/2   
SEP  12470  -290  SEP  1558  -64  DEC  263  -4 3/4   
OCT  12430  -320  OCT  1568  -64  MAR  276 3/4  -3 3/4   
                   

 

本日の相場の動き

 

下げ止まらず。やはり天候。

コーン・大豆・大豆粕・大豆油・小麦・オーツ麦全てで約定安値を更新。 

週末の中西部の天候が一部で予想されたほどの高気温にならず、さらに強気の金曜日発表の6-10日予報が、月曜日になると全く逆に変化。ここ1週間の天候に不安を与えるものが無くなり、売り注文に歯止めがかからなくなった。コーン・大豆ともに寄付きからいきなりの大幅安値。大量売り越しポジションを持つファンドが、その量をさらに増加させることに躊躇せず、本日だけでコーンを10,600コントラクト・大豆を6,500コントラクトも売り越す騒ぎとなった。商業筋の懸命の買い注文が底値を形作ったものの、終日その大幅安ムードをほとんど変わることがなかった。引け間際の3分程度のみ、利食いの買いが入り値を戻したのが特徴的であった。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 週末は予想通りホット・ドライとなったものの、最高気温は90-96度と脅威を感じさせるものではなく、最低気温は70度台まで下がったことからクロップへの悪影響はないであろう。今週金曜の日中まではホット・ドライ気味の天候となりそうだが、高気圧は勢力を弱め、気温は上がっても90度台前半(93度ぐらい?)までとなり、金曜夜には高気圧が西へ去ると共に寒冷前線がやってきてクール・ウェットな天候をもたらそう。

デルタ地区 週末は90度台半ばまでしか気温は上がらず、少量ながらも降雨もあったことからクロップへの悪影響は殆どなかった。今週も少なくとも金曜日までは降雨が予想されており、気温もせいぜい90度台半ばまでしか上がらないとの予想であり、全くといって良い程今の所問題はない。土曜日からはややドライな天候になろう。 

 

NWS6-10日天気予報(7月11〜15日) 

 

  気温  雨量 
西部コーンベルト  B  A 
東部コーンベルト  B  A 
デルタ  B/N  A 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(6月26日-7月2日:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  47,412  36-42 
大豆  4,684  8-11 
小麦  18,877  17-21 

 

2)進捗率・作柄 

 

  7/4現在  先週  昨年  平均 
コーン/シルキング  7%  4%  8%  6% 
大豆/開花率  16%  6%  15%  10% 

 

作柄  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い  指数(今週)  (先週)  昨年 
コーン  1%  4%  18%  53%  24%  108.6  108.2  102.3 
大豆  1%  5%  23%  55%  16%  105.0  104.3  98.8 

 

 

3)コミットメントオブトレーダーズ(フューチャーズ・オプションズ) 

ファンドネットポジション 

  6/29現在  6/22現在 
とうもろこし  49,529 コントラクト ショート  37,878 コントラクト ショート 
大豆  24,133 コントラクト ショート  24,457 コントラクト ショート 
大豆粕  5,575  コントラクト ロング  11,432 コントラクト ロング 
大豆油  24,150 コントラクト ショート  22,624 コントラクト ショート 

 

4) ローンデータ (単位:百万ブッシェル) 

−とうもろこし− 

  6月29日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  0.3  -0.1  21.5  unch  1,118.0  1,139.8 
1998CROP  1,226.8  -41.6  0.1  unch  496.1  1,723.0 

−大豆− 

  6月30日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  0.1  unch  6.7  unch  259.5  266.3 
1998CROP  182.5  -9.8  0.0  unch  154.1  336.6 

 

 

本日のトーメンの意見

 

買いはまだ先。

本日引けにかけての値戻しの動きは、「もしや、反転の兆しでは。」と、トレーダーの気持ちを迷わせている。しかし、大手投機家が史上最大の売り越しを抱えているだけに一時的な反転はありえても、この時期にこの環境で、中期的な値戻しを怖がる根拠は少ない。 

セッション中は農家売りが少なかったが、情報では本日引け後にコーン・大豆の売りが出てきているようだ。また、本日発表のローン報告では、ローンから出される量が増加し始めていることが確認された。今後収穫前までに、コーン12億ブッシェル・大豆1.8億ブッシェルのローン玉のほとんどが市場に流入する。この大量現物玉の勢いに中期にわたって対抗できるのは、天候異変による新穀への悪影響だけであった。天候が順調に推移する公算が強くなった今、8月後半に向けて安値を更新していく典型的なパターンが予想される。 

本日、インディアナの農家に会ってきた。「連日の急激な定期相場下落のため、あっけにとられて判断を下せずおろおろしている間に、毎日のセッションが終わってしまう。本当はもう売りたいと思っているのに。」 

北部インディアナでは、3分の1ほどのコーン畑でタッセリングが始まっている。シルキングの最盛期はこれから5日〜10日後になりそうだ。月曜日の6〜10日天気予報は、多雨・低気温であった。 ( F ) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)