(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年7月13日

本日の相場

とうもろこし   --- 安値寄付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  179-78 1/2  180  178 1/4  178 1/2  -1 1/2  2837  -361 
99 SEP  184 1/4-84 3/4  186 1/2  184 1/4  186  -3/4  104900  -856 
99 DEC  195 1/2-95  197  195  196 1/2  -1/4  175187  +227 
00 MAR  207-07 1/4  208 1/4  206 3/4  208 1/4  -1/4  35749  +578 
00 MAY  213 1/2  215  213 1/2  214 3/4  -1/4  5121  +48 
00 JUL  219-19 1/4  220 3/4  219  220 3/4  -1/2  7684  +83 
            337825  -179 

 

大豆       --- 安値寄付き、小幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  420-21  424  417 1/2  424  +0  2165  -422 
99 AUG  418-17 1/2  423 1/2  415 1/4  423  +1 3/4  41953  -1131 
99 SEP  416-15  418 1/2  411 1/2  418 1/4  +1/2  19863  -44 
99 NOV  415 1/2-14 1/2  420  413  419 3/4  +1  81640  -953 
00 JAN  423-23 1/2  428 1/2  422 1/2  427 1/2  +3/4  10187  +1162 
00 MAR  431 1/2  436  430 1/2  436  +1/2  3217  +102 
            168151  -513 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  12840  +60  JUL  1512  -24  JUL  232 1/2  -1 1/4  121.15-121.35 
AUG  12720  +190  AUG  1515  -28  SEP  243  -1   
SEP  12590  +210  SEP  1529  -29  DEC  259 1/4  -1   
OCT  12550  +220  OCT  1541  -29  MAR  272 3/4  -3/4   
                   

 

本日の相場の動き

 

天気予報を見極めるまで動きなし。静かな展開。

昨日発表されたNWSの6-10日間予報にて東部、西部ベルトとも平均以上の降雨予報となっていたことから弱い寄付きとなった。 

昨夜韓国がとうもろこしの買い付けにはいったが買い付けたのが中国産とのオプションになっていたことからサポート要因とはならなかった。また昨日アルゼンチンの株式が通貨切り下げの噂から急落しており、コーン・大豆とも心理的に頭を抑えられる要因になった。コーン・大豆粕はこの契約新安値にもかかわらず本日のホッグマーケットにて限月によってはリミットダウンしていたことも相場を下に引っ張ることになった。 

しかし朝方の天気予報のなかにはクロップキャストやジョンデービス氏のように来週ややドライ気味の予報を出す者もいた為大きく売り込まれることにはならなかった。 

昨日とはうって変って小安いまま静かなマーケットが続いていたが昼過ぎにトムスキニング氏がドライ気味の予報を出すと買いが優勢になり小高い場面が見られた。しかし本日は天気予報に過剰反応することはなく今後の天気予報を見極めてからポジションをとろうとするトレーダーが多く、結局コーンは小幅安レベル大豆は小幅高レベルにて終了した。 

大豆粕は油売り/粕買いのトレードから値を上げての引けとなった。 

本日のファンドポジションはコーンではネット100コントラクトの売り、大豆ではネット1,300コントラクトの買いであったと考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

ジョンデービス氏 週末までに降雨の可能性があるのはミネソタの一部のみで範囲は5%程度。次の降雨システムは西部ベルトを中心に土曜日からベルト全体の45-50%の範囲で予想される。ただ降雨量は0.3-1.4インチ程度と充分なものにはならない。この次の降雨は来週の後半、金曜日か土曜日を予想している。今週の最高気温は平年よりやや高めにて85-92度、来週は平年よりやや低めの80-88度を予想している。

米国中西部 今週はドライにて週末に次の降雨が予想される。降雨範囲はベルト全体の60%にて降雨量は0.1-0.75インチ。最高気温は80度台から90度台半ば。来週前半はドライだが土壌水分に問題は見られず、来週末に予報通りの降雨があれば大きな問題にはならない。 

デルタ地区 大豆は順調に生育を続けておりおよそ3/4が鞘付きの時期を向かえている。この地域の大豆の状態はおよそ70%が最良と良となっている。今週はドライであるが来週には降雨予報が出されており今のところ問題は見られない。 

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等
1) ローンデータ (単位:百万ブッシェル)

−とうもろこし− 

  6月29日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  0.3  unch  21.5  unch  1,118.0  1,139.8 
1998CROP  1,213.4  -13.4  0.2  0.1  511.0  1,724.6 

−大豆− 

  6月29日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  0.1  unch  6.7  unch  259.5  266.3 
1998CROP  179.8  -2.7  0.0  unch  156.9  336.7 

 

2) 受渡可能在庫 (百万ブッシェル) 

 

  7月9日  前週  前年同期 
コーン  4,919  4,701  4,517 
大豆  4,878  5,021  992 
小麦  36,577  34,214  31,400 

 

本日のトーメンの意見

 

ダウントレンドに変りはないとみている。

マーケットが硬直して動きづらくなってきている。ダウントレンドに変りはないとみているが、天気予報にバラツキが出ていること、ファンドのショートが大きく警戒感が出ていることがマーケットを重くしている。 

特にコーンは14日間RSIも20を割っていること、プロジェクトAでは契約新安値を更新したにもかかわらずシカゴでは成せなかった事がややサポーティブと考えられており、天気予報がそろってドライ気味になれば多少のショートカバーラリーは起こる可能性はある。しかしショートカバーでのラリーはあってもNEW LONGが入るような状況ではない。上がった場面は自信を持って待ちの姿勢でいたい。大きなターゲットは1987年の期近限月150-3/4になるであろうが、9月限の175あたりは各トレーダーが当然の通過点と考えている。9月限のプライシングはあと1週間待って180割れからのオーダーとしてみたい。 

大豆もトムスキニング氏のドライ発言に左程反応しなかった。この2日間で約10,000コントラクトのファンドのショートがカバーできたこともあり売り過剰感がコーン程感じられなくなっている。農家売りが昨日とは一転して見られないうえ、天気予報がサポーティブであったが上げきれなかった事から意外に早く安値を再トライするかもしれない。本日オイルワールド紙から大豆の価格予想が出されたが、7月か8月中にあと5〜10%程値を下げてその後回復するという内容であった。オイルワールドのターゲットは375-400に相当する。これも心理的にダウントレンドに拍車をかけている。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)