(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年7月14日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 高値寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 JUL | 180 1/2 | 184 1/2 | 180 1/4 | 183 3/4 | +5 1/4 | 2317 | -520 |
| 99 SEP | 188-88 1/2 | 191 1/2 | 187 1/4 | 190 | +4 | 102546 | -2354 |
| 99 DEC | 199 1/2-99 | 202 1/2 | 197 3/4 | 201 | +4 1/2 | 174478 | -709 |
| 00 MAR | 210-10 1/2 | 213 1/2 | 209 1/2 | 212 3/4 | +4 1/2 | 36320 | +571 |
| 00 MAY | 216 3/4-17 | 220 1/4 | 216 1/4 | 219 1/4 | +4 1/2 | 5294 | +173 |
| 00 JUL | 222 3/4-23 | 225 1/2 | 222 1/4 | 225 1/4 | +4 1/2 | 7584 | -100 |
| 335534 | -2291 |
大豆 --- 高値寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 JUL | 428-28 1/2 | 430 | 425 | 426 | +2 | 1563 | -602 |
| 99 AUG | 426-25 | 429 | 422 1/2 | 423 1/4 | +1/4 | 40674 | -1279 |
| 99 SEP | 421-20 1/2 | 423 1/2 | 417 | 419 1/4 | +1 | 19170 | -693 |
| 99 NOV | 422-23 | 424 1/2 | 418 1/2 | 421 | +1 1/4 | 78972 | -2668 |
| 00 JAN | 430 3/4-31 1/2 | 433 | 427 1/4 | 429 1/2 | +2 | 10250 | +63 |
| 00 MAR | 439 | 440 1/2 | 435 | 438 1/4 | +2 1/4 | 3233 | +16 |
| 122819 | -453 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 12720 | -120 | JUL | 1517 | +5 | JUL | 234 1/4 | +1 3/4 | 120.45-120.95 |
| AUG | 12720 | +0 | AUG | 1523 | +8 | SEP | 244 1/4 | +1 1/4 | |
| SEP | 12660 | +70 | SEP | 1538 | +9 | DEC | 260 1/2 | +1 1/4 | |
| OCT | 12630 | +80 | OCT | 1546 | +5 | MAR | 274 | +1 1/4 | |
| 本日の相場の動き |
来週のドライ予報が主流を占める。
昨日以上に複数の予報家が来週中盤まで東部ベルトを中心にドライ気味の天候を予報した事からやや値を上げてのスタートとなった。コーンでは昨晩、韓国が2杯、台湾が1杯US産コーンを買い付け台湾は更にもう1杯木曜日に買い付けるとアナウンスされた事もサポート要因となった。
しかしながらドライ気味の天候は昨日からも言われていた事でもあり、これ以上のマーケットファクターが見つからない中取引量の非常に少ない静かな相場展開となった。
昼過ぎになりグリックマン長官がローンの期限を延長する可能性を示唆した事が伝わると(前々からも噂にはなっていたが)現物がタイトな期近を中心に一段高の展開となった。しかしどれくらいの期限延長されるのか等の詳しい話が聞こえてこずまた実現性もわからない事、トムスキニング氏の予報がとりたててインパクトのあるものではなかったことから過剰反応することはなかった。
引け間際にデイトレードの利食い売りが入りやや値を戻すも本日の相場はほぼ終日高値を維持しての引けとなった。受粉最盛期のコーンの方が来週のドライの影響を受けやすいとみられ大豆に比べ値の上げ方が大きかった。
本日のファンドはコーンは4,500コントラクトの買い、大豆は1,000コントラクトの売りと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
ジョンデービス氏 週末までに降雨の可能性があるのはミネソタの一部のみで範囲は5%程度。次の降雨システムは西部ベルトを中心に土曜日からベルト全体の45-50%の範囲で予想される。ただ降雨量は0.3-1.4インチ程度と充分なものにはならない。この次の降雨は来週の後半、金曜日か土曜日を予想している。今週の最高気温は平年よりやや高めにて85-92度、来週は平年よりやや低めの80-88度を予想している。
米国中西部 次の降雨システムは今週の土曜日から北部を中心にベルト全体の60%の範囲。降雨量は0.1-0.75インチを予報している。最高気温は80度台から90度台半ば。ベルトの南西部でやや気温が高いが問題になるほどではない。現在のところ北部オハイオ、北部中部インディアナ、中部イリノイが乾燥して土壌水分が不足気味となっている。来週もしこの地域に雨が降らなければイールドの低下が懸念される。ただその場合でも気温の上昇は左程心配ない為ダメージは最小限にとどまる見込み。
デルタ地区 今週のドライな天候で水分過多であったフィールドが良好な状態となった。次の降雨システムは週末に予報されている。来週は全般に雨が予報されており、今のところ大豆の生育に問題は見られない。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| NWS6-10日天気予報(7月20〜24日) |
| 気温(平年) | 雨量(平年量/日) | |
| 西部コーンベルト | A/N(74) | A/N(0.62/1) |
| 東部コーンベルト | A/N(76) | N/A(0.64/2) |
| デルタ | B(82) | A(0.62/2) |
| 本日のトーメンの意見 |
ダウントレンドの継続に変りはない。
昨日も述べたが今日の上げは売られ過ぎからのポジション調整に過ぎないとみている。一方的に下げ続ける相場などなく、ダウントレンドの中での一過性の動きと考えている。テクニカルにみて短期RSIは10代前半まで落ちていた事、乖離率が大きかった事からこれくらいの修正は充分予想の範囲と考えられる。
引け後に発表されたNWSの6-10日間予報では暖かく、雨が多い予報となった。多くのプライベート予報家の意見とは違うものであり明日のマーケットではまた頭を悩まされそうだ。
グリックマン長官のローン満期期限の延長の話はシカゴ時間夕方の段階でまだ正式なコメントとはなっていない。もしこれが事実となり3-4ヶ月の延長が認められれば旧穀にとっては大きなサポート要因となりうる。ローン満期からの安い現物期待から国内のユーザーは5日間とか1週間程度の希に見る少ない在庫にて稼動している。それがローン延長にて安い玉の手当てがしばらくできないとわかれば一斉に買いに入る可能性がある。現物の高騰がフューチャーにも多いに影響を与える事になる。
一方南米からのレポートによればこの安い価格でも来年のブラジル産大豆生産量は5-10%程度の減少にとどまりそうだ。ブラジルのような奥地にフィールドがある国では港までの輸送費がブッシェル当り1ドルかかるといわれ、ブッシェル当りの単価が高い大豆のほうがコーンより有利になる。したがい作付け転換はあまり進まないという見通しだ。しかし肥料、農薬等は輸入品となっておりこれらの使用量の減少が生産量の減少につながるとみられている。ところがアルゼンチンではフィールドがリバーエレベーターから左程離れていない為今のコーン・大豆比価からすればコーンが有利となる。アルゼンチンではコーンの生産量は増加する可能性がある。南米からの大豆・コーンの生産量が劇的に減少することは考えずらく長期的にも相場の低迷は続きそうな見通しとなっている。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)