(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年7月20日

本日の相場

とうもろこし   --- マチマチの寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  184 3/4  190  184  189 1/4  +4 1/2  549  -429 
99 SEP  191-91 1/4  197  191  195 1/2  +3 3/4  100322  -779 
99 DEC  203-02 3/4  208 3/4  202 3/4  207  +3 3/4  172512  -913 
00 MAR  214  219 3/4  214  218 1/4  +3 3/4  37446  -23 
00 MAY  219 1/2  225 1/2  219 1/2  223 1/2  +3 3/4  5529  -72 
00 JUL  225  230  225  229  +4  8105  +228 
            331910  -1891 

 

大豆       --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL  427  436  426  435 1/2  +10 1/2  697  -157 
99 AUG  423 1/2-24  433 3/4  423 1/2  431 1/2  +7 3/4  37195  +86 
99 SEP  420 1/2-21  432 1/2  420 1/2  429 1/4  +8 1/2  20441  +273 
99 NOV  425 1/2-25  437  425  434  +9  77267  +1832 
00 JAN  435 1/2-35 3/4  446 1/2  435 1/2  444 1/2  +9 3/4  10482  +39 
00 MAR  444 1/4-45  454 1/2  444 1/4  452 3/4  +8 3/4  3947  +560 
            160057  +2722 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  12830  +190  JUL  1574  +43  JUL  238 1/2  +2 3/4  118.10-119.35 
AUG  12870  +210  AUG  1576  +40  SEP  247 1/4  +2   
SEP  12870  +150  SEP  1592  +42  DEC  263 1/2  +2 1/4   
OCT  12920  +210  OCT  1603  +41  MAR  276 3/4  +2 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

 

農家売りは少なく、ファンドのショートカバーから値を上げる。

昨日のクロップコンディションの悪化、ドルの急落が輸出需要を喚起しサポート要因と考えられたが、昨夜イリノイ、インディアナにある程度まとまった雨が降った事がマーケットの頭を抑えコーンはマチマチ、大豆は小高いレベルでの寄り付きとなった。 

パームの下落から値を下げて始まった大豆油にファンドのショートカバーからの買いが入り始めるとこの動きが大豆からコーンにも連鎖を起し一段高の展開を呼んだ。その後もファンドはショートカバーの手を緩めなかった。断続的にコマーシャルの売りが出てくるも農家売りは思ったほどではなく、終日ファンドの買いが優勢であった。 

12時過ぎにクロップキャスト社から、今週後半の高気圧は朝方の予報よりも広範囲に中西部に影響を及ぼしベルト南部の2/3がドライになると予報された事、トムスキニング氏も週末のドライを確認する発言をした事がマーケットを更に押し上げる事になった。 

引け間際にデイトレードでの利食いタイプの売り物がでてやや値を下げるも大きく値を上げての終了となった。 

またセッション中にグリックマン農務長官が記者からの質問に答える形で長期土壌保全を拡大する事も今後の選択肢として考えるとの発言があった。具体性に欠ける為に特に大きなサポート要因にはならなかった。 

本日のファンドはコーンにてネット6,400コントラクトのロング、大豆はネット4,000コントラクトのロングと活発な買いを入れていた。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

今朝のアメリカ式モデルとヨーロッパ式モデルはほぼ一致した予想となっている。今後2日間に降雨がありその後週末にかけドライで平均以上の気温を予想している。詳細は下記。

米国中西部 昨日はベルト全体に40%の範囲にて0.25-1.25インチの降雨があった。今後2日間にてベルトの南西部を中心にベルト全体に55%の範囲で降雨が期待される。東部ベルトにも降雨があるが降雨範囲は限られたものになりそう。今後5日間の最高気温は80度台中盤から90度台中盤。ところにより90度台後半も予想されるが心配されるほどのヒートにはならない。 

デルタ地区 クロップは先週と変らずに良好な状態を保っている。この地域全体に土壌水分は問題ないレベルを保っている。アーカンソー、ミズーリにて若干ドライ気味であるが今週末から来週にかけて降雨予報が出されており問題とはならない見込み。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等
1) ローンデータ (単位:百万ブッシェル)

−とうもろこし− 

  7月13日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  0.3  unch  21.5  unch  1,118.0  1,139.8 
1998CROP  1,177.2  -36.2  0.7  0.5  548.1  1,726.0 

−大豆− 

  7月13日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  0.1  unch  6.7  unch  259.5  266.3 
1998CROP  172.8  -7.0  0.1  0.1  163.9  336.8 

予想通りにてニュートラル。 

2) 受渡可能在庫 (百万ブッシェル) 

 

  7月16日  前週  前年同期 
コーン  4,993  4,919  2,797 
大豆  4,509  4,878  812 
小麦  37,386  36,577  32,453 

 

本日のトーメンの意見

 

今週は我慢。

一度大豆で4ドルすれすれ、コーンで170台中盤までの安値をみた相場に、農家は「あそこで我慢したのだから多少下がってもまだ貯金があるくらいのゆとりをもって構えよう」という雰囲気が感じられる今日の相場であった。これだけのラリーがあったにもかかわらず農家売りは少なく、ファンドのショートカバーにローカルのショートカバーが見られた。ローカルトレーダーが心理的に農家に負けている。 

買いを優勢にさせている理由に7月6日の連休明けにつけたギャップ安値寄り付きの価格を今日埋めた事が上げられる。今回までの相場は7月6日の安値から下げ続けていると考えられており、テクニカルにこの相場の始まりの価格を埋めた時は買いのサインと考えられている。 

ただファンダメンタルは変っていない。農家は売らなければならない大豆、コーンをまだいっぱいに抱えている。農家もいつまでも待てるほど余裕があるわけではない。チャートをみてもいままでの下げ方が急であった事が一目瞭然で分かる。まだまだダウントレンドの調整局面にいるものと我慢をしたい。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)