(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年7月22日

本日の相場

とうもろこし   --- 高値寄付き、マチマチの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL            418  -8 
99 SEP  205- 05 1/2  210  202 1/2  204 1/2  +1 1/2  99859  +628 
99 DEC  216 1/2 - 17 1/2  222  213 1/2  215 1/4  + 1/4  170938  -995 
00 MAR  228 - 28 1/2  232  224 1/2  226 1/4  - 1/4  37630  +325 
00 MAY  234 - 33 1/2  237 1/2  230 1/2  232  - 1/4  6744  +886 
00 JUL  238 3/4 - 39  242  234 1/2  236 1/4  -1 1/2  8501  +178 
            331512  +1180 

 

大豆       --- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL            136  -258 
99 AUG  453 1/2 - 55  459  446  449 1/4  -2  34733  -1641 
99 SEP  456 - 57  461  446  449 1/2  -1 3/4  20607  +983 
99 NOV  464 - 62  468  452  456 1/4  -2 1/4  77328  +729 
00 JAN  473 1/2 - 72 1/2  477 1/2  462 1/2  466 1/2  -1 1/2  10350  +230 
00 MAR  481  486  471 1/2  474 1/2  -2  4517  -407 
            158150  +31 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL      JUL      JUL      116.30-118.10 
AUG  13520  -60  AUG  1587  -34  SEP  252 3/4  -1   
SEP  13560  -60  SEP  1601  -33  DEC  270  + 1/2   
OCT  13650  -70  OCT  1616  -29  MAR  282 1/4  - 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

 

午前中にてファンド買いが一巡。コーンはマチマチ、大豆は下げる。

昨日発表された6-10日間予報が非常に強いものであった事、今朝の天気予報でも今後5日間の降雨ははベルト北部の一部に限られると予報された事、輸出成約高が予想以上に好調であった事が重なり高値での寄り付きとなった。 

ファンドは引き続き寄付きからショートカバーに入った。昨日の高値を抜いた事で更に買いに拍車がかかった。しかし今朝の段階でファンドのネットポジションはコーンで40,000コントラクトのショート、大豆で5,000コントラクトのショートと整理されていたこともあり、ここでぱったりファンドの買いが止まるとコマーシャル、ローカルが慌てて売りに転じて、一気に昨日よりも小安いところまでの下落を見せた。コーンは12月限にて50日間移動平均価格を抜けなかった事、大豆は11月限にて一瞬抜くも維持できなかった事も更に売りを誘った。 

その後は取引ボリュームも少なく一進一退の状況が続く。昼前にはクロップキャスト社が来週のホット&ドライを予報しているとの噂が流れ値を上げる場面もあったがこの噂は確認されなかった為大きな上げにはならなかった。逆に昼過ぎになると予報家の中から、今後の最高気温につき90度台前半までしか上昇しないというものが出てきた為マーケットは再度安値圏に突入することになる。またコーンでも平均以上、大豆においては相当の農家売りが出た事もあり相場はここから上昇する事なく終了した。 

本日ファンドはコーンにて6,900コントラクトのネットロング、大豆にて3,000コントラクトのネットロングとみられているがほとんどが午前中始めのポジションであり、その後は静観していた。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 昨日はベルト北部に降雨があったものの乾燥気味の地域の中ではオハイオ北部、イリノイ北部、インディアナ北部のわずかな地域をカバーしたに止まった。最高気温は概ね80度台から90度台半ば。向こう10日間は今の所ベルト北部4分の1の地域には降雨が期待されるものの最もドライであるオハイオ中部・西部、インディアナ北東部、イリノイ中部・中西部、ミズーリには目立った降雨は期待できない。最高気温は概ね80度台半ばから90度台半ばとなろう。このまま来週降雨がない場合現在乾燥気味の地域(ベルトの約20%)に加え、ネブラスカ、インディアナ、イリノイ等の南部でもクロップへの影響が懸念される。

デルタ地区 現在最もドライな地域であるアーカンソー北東部及びミズーリでは昨日も降雨はなく、向こう5日間も目立った降雨は期待できない。最高気温は今の所90度台前半から半ばの予想となっているが、来週も降雨がなく、気温が平年を上回ってくると大豆の生育に支障をきたす恐れがある。 

ジョンデービス氏 ほぼ上述と同じ予想であるが、中期的には現在ドライをもたらしている高気圧が今週末から来週初めに一旦西へ移動した後、来週の末から再来週の初めにかけ再び戻ってくる可能性を示唆している。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等

1) 週間輸出成約高報告(単位:千トン)

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,092.8  511.3  49,311.6  36,324.6  7,104.4  2,502.4 
大豆  315.3  270.0  22,392.1  24,554.1  1,895.6  1,096.9 
小麦  957.1  0.0  6,656.1  6,813.8  3,829.9  0.0 
大豆粕  113.7  16.2  5,795.2  8,287.1  815.2  163.4 
大豆油  4.8  0.0  833.9  1,260.5  63.0  3.7 

コーン、大豆とも予想以上の数字にてサポート要因と考えられた。 

2) 週間輸出高(単位:千トン) 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  791.4  791.4  42,207.2  32,007.8  48,900 
大豆  297.6  244.4  20,496.5  23,400.2  21,360 
小麦  445.9  418.9  2,826.2  2,964.6  31,300 
大豆粕  65.4  85.1  4,980.0  7,449.8  6,170 
大豆油  3.1  6.3  770.9  1,154.7  1,040 

 

 

本日のトーメンの意見

 

ファンドのショートカバーは落ち着いた。農家売りの後に買い場がくる。

ファンドの買いは午前中で落ち着いた。昨日コーン・大豆とも10,000コントラクト以上のショートカバーがあったと伝えられているがオープンインタレストは変っていなかった。これはファンドの中にすぐに手仕舞いをしないで両建てにしているものがいるか、それともローカルの新規の買いにコマーシャルの新規の売りが重なった為と思われる。いづれにせよファンドのポジションは随分と調整された。大豆はほぼイーブンに近い。 

大豆に関してであるが、本日農家に近い筋のトレーダーから次のような情報を仕入れた。農家は7月に入り4ドル近い相場になってから随分とLDPをFIXしているという。恐らく平均で420-430の価格滞にておよそ半分ほどの手持ちのLDCを既に決めている。したがい今売りに出せば20-30セント、ローン価格より利益が出る事になる。相場がまだ上昇すると考えれば売りは出てこないが、一旦頭打ちになり逆に下げ始めれば420-430までの間に売りぬこうと考えるのが普通だ。今日も相場が下げ始めた午後から急に農家売りが出てきたと聞いている。特にベルトの西部では農家売りから現物価格が5セント以上急落しているところもある。農家が利益確定の為の売りを出し始めれば下げのスピードも案外早いかもしれない。このトレーダーは大豆専門であるがコーンにも同じ事がいえる。農家がLDPを決めたレベルまでの下げは充分期待できる。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)