(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年7月23日

本日の相場

とうもろこし   --- 大幅高値寄付き、大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL            3  -415 
99 SEP  212 - 13  216  211  212  +7 1/2  96118  -3741 
99 DEC  224 - 25  226 1/2  222  224 1/2  +9 1/4  173462  +2524 
00 MAR  234 - 36  237  232 1/2  233 1/4  +7  38300  +670 
00 MAY  239  242  241  244 1/4  +8  7113  +369 
00 JUL  243 - 42  246  241  244 1/4  +8  8782  +281 
            331244  -268 

 

大豆       --- 大幅高値寄付き、大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 JUL            45  -91 
99 AUG  465 - 67  474  462  472  +22 3/4  32086  -2647 
99 SEP  466 - 70  477  463  476   +26 3/4  19967  -640 
99 NOV  473 - 80  484   468  481 1/2  +25 1/4  76463  -865 
00 JAN  484 - 89  493  480 1/2  490 1/2  +24  10238  -112 
00 MAR  489 - 88 1/2  499   487 1/2  497 1/2  +23  4568  +51 
            153737  -4413 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL      JUL      JUL      116.30-116.65 
AUG  14220  +700  AUG  1623  +36  SEP  262 1/2  +9 3/4   
SEP  14310  +750  SEP  1634  +33  DEC  278 3/4  +8 3/4   
OCT  14490  +840  OCT  1651  +34  MAR  290 3/4  +8 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

 

ヒート懸念から再びファンドが買い出動。大きく上げる。

シカゴ時間朝の4時に発表された天気予報がヒート&ドライになった事を受けてファンドの買いが大きく入る。今朝の予報では最高気温が軒並み90度台後半になる事、場所によっては100度を超す事が予報された。複数の予報家がこれに同調するコメントを出した為コーンは一気に10セント高、大豆は24セント高までの上げとなった。 

オープニングコールはコーン3-5セントアップ、大豆5-7セントアップであった為行き過ぎ感からすぐ大きく戻すもファンド、ローカルの買いは止まらなかった。農家売りはコーンで平均並み、大豆では平均並み以上に出ていたが買いがこれを猛烈に上回った。 

昼過ぎにまたしてもトムスキニング氏がヒート懸念が今後続く事を確認する発言をすると更に買いに拍車がかかりコーンは11セント、大豆は28セント、大豆粕は一時期リミットアップをつけるに至った。週末を前に持っていたショートポジションを損切ったトレーダーも多かったと聞く。 

引け間際にデイトレードの利食いから若干戻すも、一日中天気一色の相場であった。一日のトレードボリュームも平均の1.5倍ほどあったと考えられている。 

本日のファンドはコーンにて14,000コントラクトのネットロング、大豆にて17,300コントラクトのネットロングであったと考えられている。今日現在にてトータルのポジションはコーンで17,200コントラクトのネットショート、大豆は18,000コントラクトのネットロングに転じたと考えられている。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 昨日はベルト北部に降雨があったものの乾燥気味の地域の中ではオハイオ南西部、インディアナ北西部・東部の極僅かな地域をカバーしたに止まり、恵みの雨とはならなかった。最高気温はドライな地域では90度台半ばまで上昇。本日から明日朝にかけてと来週月曜、火曜にベルト北部には降雨がある見込みだが、アイオワ、インディアナ、イリノイ、オハイオの北部を僅かにカバーするのみとなろう。最もドライなオハイオ中部・西部、インディアナ北東部、イリノイ中部・中西部、ミズーリ(ベルトの約20%)には目立った降雨は期待できない。最高気温は概ね80度台後半から90度台となろうが、向こう2-3日では100度近くに達する地域もありそう。今の所向こう10日間も概ねドライであり、気温も西部を中心に平年以上となる見込み。

--ジョン・デービス氏の予想 本日から明日にかけては北部に20%をカバーする降雨があり、火曜遅くから水曜にかけ北部及び東部の一部に40-45%をカバーする降雨があろう。高気圧の動きとしては現在の高気圧は来週初めまでにコロラドに移動し、再度来週末にかけ戻ってくる見込み。最高気温は日曜までは90-99度、来週半ばまでは東部で86-92度、西部で89-96度、来週末には再度90-99度に上昇、所により100度に達する。 

デルタ地区 昨日はドライ。最高気温は92-96度。向こう10日間は現在乾燥気味のアーカンソ-北東部とミズーリの南東部には目立った降雨(あってもせいぜい20-25%をカバーする程度か?)はない見込み。最高気温は90度台。今月一杯上述の地域でドライが続けばクロップへの影響は深刻化してこよう。 

--ジョン・デービス氏の予想 本日から日曜にかけては95-100度、来週中旬までは若干緩んで91-96度、来週後半には再度90度台後半に上昇の見込み 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等
NWS6-10日天気予報(7月29〜8月2日)

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  A(74)  B(0.62/1) 
東部コーンベルト  A/MA(76)  N(0.64/2) 
デルタ  N(82)  B/N(0.62/2) 

-- 月曜日の相場には強材料となろう 

 

本日のトーメンの意見

 

買い場は再度来る。

今日の相場には失望した。週末を控え、利ののっていないショートポジションを我慢して持っていたファンド、ローカルの中に手仕舞いの買いを入れたものが多くいると聞いた。農家もある程度売りを出したが多くはなかった。農家が心理的に圧倒的に優位になっていた。確かにコーンも大豆も50日間移動平均価格を引け値ベースでも上回っており、ダウントレンドからアップトレンドへの変わりを唱えるものが出てきているのも事実だ。 

ローカルのトレーダー達と多く話をしてみた。確かに東部ベルトではストレスを感じているフィールドがあるというが、今日マーケットでいわれたようにベルト全体の1/3のフィールドにてストレスを感じているという印象ではなかった。 

今まで散々天気予報に騙せれてきた事は思い起こせば記憶に新しいはずだ。それを今回皆が皆ホット&ドライをうのみにしてしまう必要があるだろうか。現に今日のシカゴは最高気温が96度まで上昇し一日中晴天になると予報されていた。しかし最高気温は90度そこそこであり、夕方になりどしゃ降りの雨が一時間以上も降っている。来週の月曜日になればどう天気予報が変っているかわからない。 

農務省は7月の需給報告でコーンのイールドを135.8、大豆のイールドを40.0と予報していたがトレーダー達の見方はコーンで137-8、大豆で41-2であった。多少ここで影響を受けてもまだ農務省並みのイールドは充分に可能だ。今日損切りのオーダーを入れたトレーダーのようにアセルのではなく今週は相場がなかったものと無視するくらいの気持ちでいたい。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)