(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年7月27日

本日の相場

とうもろこし   --- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  201-00 1/2  201  196  196 1/2  -8 1/4  94803  -2001 
99 DEC  211 3/4-12 1/2  212 1/2  207 1/2  208 1/2  -8  169244  -3717 
00 MAR  222 1/2-22  222 1/2  218 1/2  219 1/2  -7 3/4  40166  +822 
00 MAY  228-28 3/4  228 3/4  224 1/2  225  -7 1/2  7842  +2 
00 JUL  232 1/2-33  233  229 1/2  230  -6 3/4  9038  -312 
00 SEP  235  235  233 1/2  234 1/2  -3 1/2  930  +86 
            328900  -5115 

 

大豆       --- 高値寄付き、`安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 AUG  442-43  444 1/2  427 1/2  429 1/2  -24 1/4  24939  -2396 
99 SEP  443 1/2-44  446  428  430 1/4  -25 3/4  21386  +1340 
99 NOV  451-49  452 1/2  433  435 1/4  -26 3/4  77623  -2434 
00 JAN  459-60 1/2  461  444  445 1/2  -27  10209  -255 
00 MAR  470-71  471  452 1/2  453  -26 1/2  5020  +302 
00 MAY  475-73  475  458  460  -26 3/4  4318  +327 
            150511  -3063 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  13050  -780  AUG  1508  -64  SEP  252  -6 1/2  116.20-116.65 
SEP  13100  -780  SEP  1524  -62  DEC  267 3/4  -7 1/4   
OCT  13170  -830  OCT  1539  -61  MAR  281 3/4  -6 1/4   
DEC  13520  -850  DEC  1561  -64  MAY  291  -6 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

 

東部ベルトに引き続き雨。

要因は雨。オハイオ・インディアナ東部の乾燥地域に昨晩から雨が降り続き、今後も4〜5日同様の天候が続くとの予報が、先週の相場の熱を2日連続で冷やした。加えて、昨日はその方向性を決めかねているかに見えた大口投機筋が売り方に回り、相場は大幅安値で寄付いた後、最後までほとんど上向かなかった。 

先週の大幅上げ相場から、コーン・大豆ともに輸出成約のペースが鈍ってきており、昨晩中国が20万トンにおよぶコーンを韓国向けに売り成約をしたとの噂が、US産の国際競争力低下を連想させ、下げを加速した。最安値付近では、まとまった量の商業筋の買いは入ったものの、買い上がるまでの雰囲気は無く、終日安値探しの展開となった。昨日の作柄指数低下は、その低下幅が予想を下回ったこともあり、材料視するには至らなかった。 

本日のファンドの動きは、コーン5,500コントラクトの売り、大豆6,000コントラクトの売りと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 昨夜の降雨はベルト全体では狭い範囲ではあったが、ドライな地域であるイリノイ中部、インディアナ南部、及びオハイオ南部をカバーした。気温はミズーリとイリノイの一部で100度前後に達したところもあるが、概ね80度台前半から90度台半ば。本日から明日にかけてもミズーリとイリノイ・インディアナ・オハイオの南部に、水曜夕方から金曜朝にかけてと土曜から日曜朝にかけてはイリノイ・インディアナの北部、オハイオ等北部中心に降雨がみられよう。本日から日曜朝までにベルト全体の55%をカバーし、最高気温は80度台半ばからミズーリ、ネブラスカ、インディアナ南部、イリノイ南部では100度近くに達しよう。

6-10日間予報(クロップキャスト)-- 欧州モデルではこの期間の前半はヒートの兆候を見せ始めているが、USモデルでは引き続きデルタの北部で平年以上だが、デルタ南部及び中西部の殆どの地域が平年並の予想。雨量については中西部、デルタ共平年並から若干平年を上回る見込み。 

ジョン・デービス氏の予想-- 木曜から土曜にかけてドライとなろうが、土曜夜から日曜には北西部から南東部に前線が通過、30-35%の範囲に降雨があろう。更に来週半ばにはベルトの3分の2をカバーする程の降雨をもたらす可能性のある前線の到来が期待できる。最高気温は本日は86-94度、明日から上昇を始め、木曜から土曜までは89-99度、その後週末から来週前半にかけては再度クールダウン(84-93度)する見込み。 

デルタ地区 昨日も北部はホット・ドライ(気温95-99度)。週末までは北部に効果的な雨は期待できない。最高気温は90度台半ばから100度と引き続き高くなりそう。北部3分の1の地域は来週必ず雨が欲しいところである。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等
1) ローンデータ (単位:百万ブッシェル)

−とうもろこし− 

  7月20日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  0.3  unch  21.5  unch  1,118.1  1,139.9 
1998CROP  1,053.9  -123.3  1.1  0.4  672.4  1,727.4 

−大豆− 

  7月20日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  0.1  unch  6.7  unch  259.5  266.3 
1998CROP  162.7  -10.1  0.1  unch  174.1  336.9 

 

2) 受渡可能在庫 (百万ブッシェル) 

 

  7月23日  前週  前年同期 
コーン  5,130  4,993  2,721 
大豆  3,746  4,509  884 
小麦  38,919  37,386  34,095 

 

本日のトーメンの意見

 

先週も相場が逆に向いているときにコメントしたが一旦ファンドがポジションを取り始めると3日間続く傾向があるという。今日で2日続いた。今日の引けもほぼリミットダウンの安値引けであり明日の朝の天候に変化がなければ数セントのギャップ安値寄付きが期待できる。

昨日今日と大きく相場が下げているにもかかわらず国内の現物価格、ガルフでの現物価格はほとんど変っていない。目先の需要はほぼ満たされておりこのレベルでは新規の買いが出てこない。本日も農家売りはほとんどなかった。農家売りがないにもかかわらずこれほどの下げを見せた。需要が出ていない事、相場が下げている事、どちらも農家を不安にさせるには充分な要素だ。農家売りが出てくればもう一段の下げが期待できる。 

テクニカルにも今日の大豆の11月限の引け値は9日間、18日間という短期、中期移動平均価格を下まわっており、またコーンも12月限が10日、50日の平均線を下回り、どちらも売りのサインとなっている。 

明日明後日と先週の相場の焦点となったインディアナ、オハイオにフィールドサーベイに行ってくる。後日レポート致します。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)