(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年7月28日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 高値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 SEP | 197 3/4-98 1/4 | 200 3/4 | 195 1/4 | 196 | -1/2 | 95916 | +1113 |
| 99 DEC | 209 3/4-10 1/2 | 212 3/4 | 206 1/ | 207 | -1 1/2 | 163069 | -6175 |
| 00 MAR | 221 1/4-21 | 223 1/2 | 217 1/2 | 217 3/4 | -1 3/4 | 40855 | +689 |
| 00 MAY | 227 | 228 3/4 | 223 | 223 1/4 | -1 3/4 | 7531 | -311 |
| 00 JUL | 231 1/2-32 | 233 1/2 | 228 | 228 3/4 | -1 1/4 | 9277 | +239 |
| 00 SEP | 236 1/2 | 237 | 234 | 234 | -1/2 | 942 | +12 |
| 324624 | -4276 |
大豆 --- 高値寄付き、`安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 AUG | 432-33 | 435 | 425 | 425 1/2 | -4 | 19819 | -5120 |
| 99 SEP | 433-33 1/2 | 436 | 424 | 424 1/4 | -6 | 21767 | +381 |
| 99 NOV | 438-39 1/2 | 441 1/2 | 428 | 428 3/4 | -6 1/2 | 78830 | +1207 |
| 00 JAN | 449-50 | 452 | 438 | 438 1/4 | -7 1/4 | 10243 | +34 |
| 00 MAR | 457-56 | 459 1/2 | 445 1/2 | 445 3/4 | -7 1/4 | 4987 | -33 |
| 00 MAY | 463 | 464 1/2 | 453 1/2 | 453 1/2 | -6 1/2 | 4173 | -145 |
| 146906 | -3605 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| AUG | 13040 | -10 | AUG | 1473 | -35 | SEP | 256 1/2 | +4 1/2 | |
| SEP | 13060 | -40 | SEP | 1488 | -36 | DEC | 273 | +5 1/4 | |
| OCT | 13110 | -60 | OCT | 1504 | -35 | MAR | 287 | +5 1/4 | |
| DEC | 13390 | -130 | DEC | 1527 | -34 | MAY | 296 1/2 | +5 1/2 | |
| 本日の相場の動き |
天気。しかし、セッションの前半と後半で解釈が全く異なる。
今週前半は45%の範囲で効果的に雨となったが、後半は高気温・少雨となり、週末までドライ地域でのストレスが増すとの見方が、前半の相場を支配した。しかしながら、後半は来週の天気予報に市場の注目が移動し、気温がマイルドになること、雨も広範囲に見られるであろうことが弱材料となり、相場の雰囲気を大きく変化させた。途中、トムスキリング氏やクロップキャストが今週後半も狭い範囲ながら中西部で散発的な雨が見られると発言したことも、きっかけになるには十分であった。
コーンにおいては、中国が大量(20万トン?)のコーンを今週売却したとの噂がまだ絶えず、一部には100万トンに達していると言うトレーダーもいるほどであり、売りにつながった。一部大規模商業筋の大量売りが目立ったことが、そのヘッジと受け止められ、真実味を増した。ローン期限を迎えた農家売りの力も強く、天候を背景にした前半の強い相場を冷やすに至った主要因の一つは、カントリーからの売りであった。ファンドの大量買いにもかかわらず、相場は後半下げ続けた。
大豆は今朝発表の搾油高報告が強材料となった。しかし、これから重要になる天候事情の前にはほとんど効力を見せなかった。先週の高値をチャンスと見た中国が大豆の転売を考えているという噂も流れ、トレーダーの買い気をそらすのに一役かった。農家売りはそれほど無かった。パーム油との連鎖安となっている大豆油が、2日連続で約定安値を更新し、大豆三品相場安の先鋒となった。
ファンドの本日の動きは、コーン7,000コントラクトの買い、大豆1,600コントラクトの売り。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
本日はインヂィアナ・オハイオで降雨となっており、オハイオ・ミズーリではこの雨が明日まで続くと見られる。金曜日以降はほとんどの地域で雨が無くなり、土曜・日曜は北部3分の1の地域で散発的な雨が降る。週末までの最高気温は80度後半から100度前半となるが、ミズーリ・アイオワ・南部インヂィアナ・南部イリノイで100度前半の高気温となる。
現在中部イリノイを中心に降っている雨は、その地域の土壌水分向上に寄与し、生育状態を改善している。現在ドライとなっている地域は、北部・西部ミズーリ、南部イリノイ・南部アイオワであるが、今週後半の高気温がさらなるクロップロスをもたらす可能性がある。しかしながら、来週には気温の低下が予想され、そのロスはそれほと大きくはないであろう。
6-10日間予報(クロップキャスト)-- 中西部では平年並みの気温と降水量になると見ている。
デルタ地区 北西部のドライ地域に雨。しかし、まだドライであることには違いなく、引き続きの雨が必要。来週には再び雨予報となっており、ロスは限られる見込み。
| NWS6-10日天気予報(8月3〜7日) |
| 気温(平年) | 雨量(平年量/日) | |
| 西部コーンベルト | N/B(74) | A(0.60/1) |
| 東部コーンベルト | N/B(76) | A(0.57/1) |
| デルタ | A(82) | N/B(0.58/2) |
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
1) センサスビューロー5月度月間搾油高
| 99年6月 | 99年5月 | 昨年同期 | |
| 大豆粕生産量(トン) | 2,662,162 | 2,821,906 | 2,601,276 |
| 大豆粕在庫量 | 246,019 | 401,791 | 156,972 |
| 大豆油生産量(千ポンド) | 1,383,453 | 1,450,638 | 1,337,101 |
| 大豆油イールド(lbs/ブッシェル) | 11.42 | 11.33 | 11.38 |
| 大豆油在庫 | 827,013 | 928,111 | 937,596 |
| 大豆搾油高(ブッシェル) | 121,142,489 | 128,030,820 | 117,458,259 |
搾油高は予想を若干上回り6月としては最高の数字、大豆粕・油の在庫は予想を下回り、強材料となった。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
安値を予想。
明日以降もしばらく予報に一喜一憂するであろうが、実は天候相場も終盤だ。受粉を残しているのは限られた地域のみであり、受粉後の生育にも水分が必要ではあるが、最も危険な時期は通り過ぎようとしている。平年以上の作柄にも関わらず一部のドライ地域に集中していた相場の注目は、早晩別の場所に移動・拡散し始める。
本日は印象的な相場展開と言える。ファンドのコーンの買い数量はネットで7,000コントラクトとも9,000コントラクトとも言われるほど旺盛であった。にもかかわらず、安値引け。この引け値の立役者は、大量の商業筋のヘッジ売りとカントリーの動きだ。7月はまだローン期限のピークではない。8月・9月・10月と急激に増加する。そしてそのローンから引き出される量は、去年までとは比較ができない量。これらは誰もがすでに認識している事実ではある。しかし、先週の天候不安で相場が浮き足だっただけに、天候の相場における重要性が減少していくに連れて、大量に動き出す玉が再び相場をしっかり引っ張る展開が予想できる。 ( F )
(大豆)
安値を予想。
天候が最も生育に関わる時期がこれから始まるが、マイナーな悪天候(ドライ等)はでは、史上最高の99年度生産量予想に変化を与えるのは困難だ。本日の報告での搾油ペースは悪くなかったが、世界の食用油在庫の史上最高量の見込みは変わらない。この状況の中で、市場は4ドルを割るかどうかを意識しており、天候に大きな異変がない限り、下値トレンドは継続される。 (F)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)