(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年7月30日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- まちまちの寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 SEP | 200-199 1/2 | 203 1/2 | 199 | 203 1/4 | +3 1/2 | 92204 | -744 |
| 99 DEC | 210-10 1/2 | 214 3/4 | 210 | 214 1/2 | +3 1/4 | 156623 | -1702 |
| 00 MAR | 221 3/4-21 1/4 | 225 1/2 | 221 1/4 | 224 1/4 | +2 1/2 | 41306 | +97 |
| 00 MAY | 226 3/4-27 | 231 | 226 3/4 | 230 3/4 | +3 1/4 | 7629 | +212 |
| 00 JUL | 231 1/2-31 3/4 | 235 1/4 | 231 1/2 | 235 | +2 1/4 | 9475 | -44 |
| 00 SEP | 239 | 239 | 235 | 235 | -2 1/2 | 949 | +13 |
| 315200 | -2159 |
大豆 --- まちまちの寄付き、まちまちの引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 AUG | 432-31 1/2 | 438 | 431 | 434 1/2 | +3 1/4 | 11286 | -5416 |
| 99 SEP | 430-29 1/2 | 435 1/2 | 429 1/2 | 431 | +1 1/4 | 21686 | -451 |
| 99 NOV | 432 1/2-33 1/2 | 437 1/2 | 432 | 433 1/4 | -1/4 | 78234 | +2896 |
| 00 JAN | 443 1/2-43 | 447 3/4 | 442 1/2 | 443 1/4 | -3/4 | 10666 | +151 |
| 00 MAR | 452 1/2-52 | 455 | 451 | 451 1/2 | +0 | 5347 | +9 |
| 00 MAY | 458-57 | 461 1/2 | 457 | 459 | +0 | 4098 | +63 |
| 138637 | -2599 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| AUG | 12970 | -120 | AUG | 1506 | +10 | SEP | 263 3/4 | +6 1/4 | 114.35-115.15 |
| SEP | 13050 | -140 | SEP | 1521 | +10 | DEC | 279 3/4 | +6 1/4 | |
| OCT | 13090 | -110 | OCT | 1527 | +2 | MAR | 293 3/4 | +6 1/4 | |
| DEC | 13410 | -120 | DEC | 1554 | +5 | MAY | 302 1/4 | +5 1/2 | |
| 本日の相場の動き |
月末のファンドのポジション調整。
取引量の少ない一日。月末ゆえにファンドがポジションの調整をし、売り越しがより多いコーンに買いが集まった。話題の中心は、中西部の昨日からの異常な熱波。高気温が予報されてはいたものの、昨日午後2時頃から急激に気温が上昇し、3時頃には中西部の各地で100度を超し、ほぼ夜中まで続いた。本日も早々と105度を超す地域が出るほど。明日まで同様の気温になると見られている。遅くコーンを作付けした地域には、受粉を残しているものもあり、それらは影響を避けられないとの考えから、買い材料となった。しかしながら、コーン相場の頭を押さえ、大豆相場を買いに向かわせなかったのは、日曜日以降1週間の天候が、平年以下の気温と適度な雨となるとされていたからである。
農家売りは少なく、農家渡し価格は堅調。総じて静かな一日であった。
本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの買い、大豆700コントラクトの売りと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 昨日、今日とインディアナ、イリノイ、オハイオの南部、ミズーリ等ドライな地域では軒並み100度を超えている。現在ドライと言われている地域は受粉はほぼ終えている所が多いが、それでも多少のイールドロスはあろう。土曜からは徐々に気温が低下、月曜、火曜には70度台半ばから80度台まで下がる見込み。週末から来週初めにかけてドライな地域に広範囲に降雨があるだろう。
デルタ地区 ドライな地域であるミズーリ南東部とアーカンソー北東部では今週日曜から火曜にかけて降雨のチャンスがあり、気温も下がってこよう。予報通り雨が降らなければイールドロスはさすがに免れないだろう。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)コミットメントオブトレーダーズ報告 |
ファンドネットポジション (単位:コントラクト)
| 7月27日現在 | 7月20日現在 | |
| とうもろこし | 37,904 SHORT | 59,591 SHORT |
| 大豆 | 10,775 SHORT | 13,713 SHORT |
| 大豆粕 | 3,709 LONG | 10,773 SHORT |
| 大豆油 | 36,015 SHORT | 34,153 SHORT |
-- 予想を大きく上回るショートポジション。全商品で強材料と考えられる。
| 2)NWS6-10日天気予報(8月5〜9日) |
| 気温(平年) | 雨量(平年量/日) | |
| 西部コーンベルト | B(74) | A(0.60/1) |
| 東部コーンベルト | B(76) | N(0.57/1) |
| デルタ | N/B(82) | B(0.58/2) |
-- 弱材料。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
安値を予想。
新穀イールドはトレンドイールドの132まで落ちるのか?各方面から「意外と悪い。」というクロップ報告がCBOTに集まっており、USDA7月(135.8)からの大幅下げは市場の常識になってきている。そして、来週は天気が随分落ち着く(らしい)。イールドの低下が一旦市場に認知されてしまい、且つ悪天候が無かったら、何を材料に買えるのであろうか?ファンドの売り越しは、本日の報告では意外に大きかったものの、もはやごくノーマルな範囲内になっている。
そこにあるのは、玉の動きだけだ。昨日も述べたが、農家は物理的に玉の放出を余儀なくされる。「そんなことは承知だ。」というのが一般的な意見だ。しかし、「皆が知っている。」ことと「相場に織込まれている。」ということは、決して同義語ではない。買い材料が無いときに、記録的な量のコーンが市場に出回る場合、相場の方向は決まっている。 ( F )
(大豆)
先週大きく相場を上げる一因となったイリノイ、インディアナ、オハイオにフィールドサーベイしましたので簡単に報告します。
@まずどの州も北部はほとんどといっていい程問題が見られずいい状態を保っている。コーンは受粉を終えており、大豆は8割ほど開花している状態。Aインディアナ中部、オハイオ中部南部では多少カーリングしているコーン畑、下の葉が黄色く変色している大豆畑が見られるが特にイールドを下げるというものではない。コーンに関して言えば受粉はほぼ100%完璧に終わっている。大豆は3割程度が鞘付きしている。先週この地域には降雨があった為表面は乾いていても少し掘り下げると湿った土壌が出てくる。Bインデイアナ南部、イリノイ南部の畑は今後1-2週間の間に降雨が是非必要な状態。表面の土壌水分はショートしておりひび割れが見られる。ただこの地域も6月までの降雨量の貯金があったためコーンの受粉はほぼ100%順調に終わっている。このまま雨が少ないとカーネルの生育に支障をきたす可能性があるという状況。大豆は鞘付きの一番大切な時だけにストレスからイールドの低下が懸念される。
しかし懸念されたインディアナ南部、オハイオ南部でも立ち枯れしているようなヒドイ畑はたまたまコーンで一個所あっただけであった。ストレスを受け始めているという程度にて今後の雨次第ではそのストレスも問題にはならないであろうと思われる。ただ昨日今日と気温が上昇しており雨はどの地域でも是非必要。
今週の気温上昇が農家に再度ラリーの期待を持たせてしまった。また今週の最高気温を考えるに来週月曜日のクロップコンディションは若干だが悪化している可能性が高い。農家が売りを出し始めるタイミングは少し先まで伸びてしまった感がある。しかし来週は気温もクールダウンする予想となっている。天候さえノーマルであれば豊作は間違いなく農家売りから再度契約新安値の更新もありうるとみている。11月限420辺りは大きくサポートされると見られているがそこまでの下げは逆にすぐにでも可能性がある。9月積以降の値決めはまだまだ待ちの姿勢でいたい。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)