(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年8月3日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 大幅高値寄付き、大幅高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 SEP | 227-33 1/4 | 233 1/4 | 219 1/4 | 219 1/2 | +4 1/4 | 93043 | +1395 |
| 99 DEC | 236-38 | 238 1/2 | 230 1/2 | 230 3/4 | +4 1/4 | 159885 | +2097 |
| 00 MAR | 244-46 | 246 1/4 | 239 3/4 | 240 1/2 | +4 1/4 | 43569 | +574 |
| 00 MAY | 251-53 | 253 | 245 1/2 | 245 3/4 | +3 | 8127 | +378 |
| 00 JUL | 250 1/2-51 1/2 | 253 | 249 1/4 | 249 1/2 | +2 3/4 | 10192 | +676 |
| 00 SEP | 251 | 247 | 247 1/4 | +1 3/4 | 1019 | +25 | |
| 323286 | +5432 |
大豆 --- 大幅高値寄付き、大幅高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 AUG | 467-68 | 482 | 467 | 472 | +7 1/2 | 8093 | -1313 |
| 99 SEP | 475-73 1/2 | 484 | 469 | 473 1/4 | +12 1/4 | 21712 | +315 |
| 99 NOV | 474 1/2-78 | 489 | 473 1/2 | 478 1/2 | +15 1/4 | 80564 | +1509 |
| 00 JAN | 487-86 | 498 1/2 | 483 | 488 3/4 | +15 1/2 | 10876 | +33 |
| 00 MAR | 495-96 | 506 | 491 | 496 | +14 1/2 | 5396 | +87 |
| 00 MAY | 499-500 | 510 1/2 | 497 | 503 | +14 | 4459 | +304 |
| 138345 | +669 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| AUG | 14260 | +270 | AUG | 1635 | +31 | SEP | 272 | -10 3/4 | 115.04-115.26 |
| SEP | 14360 | +310 | SEP | 1648 | +31 | DEC | 287 3/4 | -11 | |
| OCT | 14430 | +340 | OCT | 1661 | +34 | MAR | 301 1/4 | -11 1/4 | |
| DEC | 14830 | +420 | DEC | 1689 | +35 | MAY | 309 1/2 | -11 1/2 | |
| 本日の相場の動き |
引き続く大量ファンド買いに対し、農家売りがなだめる展開。
昨日のリミットアップ引けの強印象に加え、作柄報告がコーン・大豆に衝撃的な内容であったことから、本日もファンド等の買いが継続し、売り手は不足する相場。特に、寄付き買いのプライシングオーダーが殺到した9月コーンが、いきなり18セント高のリミットアップをつけるという信じられない光景となった。さすがに、直後に9月コーンも5〜6セント高まで落ち着いた。
しかし、9月コーン18セント高寄付きを見て驚いたトレーダ-は少なくなく、比較的落ち着いて始まった他限月コーンや大豆に買い注文が慌てて入れられ、相場は徐々に堅調を増していく。天気予報は中西部の雨不足を依然変えておらず、ファンドの買いの手は昨日以上に旺盛であった。朝のうちは農家売りが少なかった大豆相場の上げが特に大きく、コーンにも影響を及ぼした。中盤に入り、農家売りがコーン・大豆相場の主役となり始める。ここ一両日の輸出需要の少なさと相俟って、カントリーの価格が下落、前半の定期相場の勢いを止める。引け間際には利食いの動きを誘い、急速に値を戻しながら取引終了した。
本日のファンドの動きは、コーン13,000コントラクトの買い、大豆3,200コントラクトの買いと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 昨日はネブラスカ南東部、カンザス、アイオワ南西部、ミズーリ北部に降雨があったが、ベルトの10%以下しかカバーせず、ドライ懸念地域には効果的な雨はなかった。気温は70度台半ばから80度台半ばと平年より3-7度低かった。本日から明日にかけ北部ベルトとミズーリ西部、カンザスに若干の降雨が予想されているが、その後は北部には週後半に降雨があるものの、南部のドライ地域には日曜まで降雨の見込みはない。ただ、気温については70度台後半から90度弱と平年を下回り、クロップ状態の悪化を若干は遅らせるだろう。
デルタ地区 昨日も概ねドライ。気温は90度台であった。ドライ懸念地域の北部は火曜と日曜にわずかな降雨がある可能性があるだけでまとまった雨が望めない。気温は80度台後半から90度台の見込み。テネシー、ミズーリ、アーカンソーでは30-40%が鞘付期に入ってきているだけにすぐにも雨がほしいところ。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) ローンデータ (百万ブッシェル) |
−とうもろこし−
| 7月27日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 1997crop | 0.3 | unch | 21.5 | unch | 1,118.1 | 1,139.9 |
| 1998crop | 1,053.9 | unch | 1.1 | unch | 672.4 | 1,727.4 |
| 1999crop | 0.2 | 0.2 | 0.0 | unch | 0.0 | 0.2 |
−大豆−
| 7月27日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 1997crop | 0.1 | unch | 6.7 | unch | 259.5 | 266.3 |
| 1998crop | 140.5 | -22.2 | 0.2 | 0.1 | 196.4 | 337.1 |
| 2) 受渡可能在庫 (百万ブッシェル) |
| 7月30日 | 前週 | 前年同期 | |
| コーン | 4,531 | 5,130 | 3,011 |
| 大豆 | 3,608 | 3,746 | 932 |
| 小麦 | 38,993 | 38,919 | 34,413 |
| 3) 1月限受渡通知 |
| 受渡日 | 数量 | LAST TRADE DATE | |
| 大豆 | AUG 4, 1999 | 303 LOTS | JUN 29, 1999 |
| 大豆粕 | AUG 4, 1999 | 2 LOTS | NOV 30,1998 |
| 大豆油 | AUG 4, 1999 | 764 LOTS | JLY 30,1999 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
しばらく高値推移。現レベルより下値狙いをするならば、8月中旬以降。
本日の引けへの動きや農家売り増加から、明日安値推移のパターンはあり得るが、あまり長く続く傾向にはつながらないであろう。現在の環境からは、ファンドが買い姿勢を一気に変化させる理由を見つけにくい。熱波・乾燥によりダメージを受けたコーンの一部については、今後回復が困難な状態とも伝えられている。極端に悪いところに注目が集まり過ぎている感はあるが、この雰囲気を変えるには時間がかかりそうであり、9月230・12月245辺りまでの高値はありそうだ。確かに、このまま雨不足が続くと悪い地域が増加するのは必至であり、その懸念から買われていることは事実だ。
受粉期は終わったが、天候がどうやらまだキーになりそうだ。つまり、懸念が現実のものになるかどうかである。このまま天気予報とおりにいけば、12月245〜250の高値をつけることになろうが、今月後半は農家売りがその勢いをなだめる。また、変わり易い今年の天気予報ゆえ、その高値までは行く前に売り物が下落基調を誘うこともあり得る。本日農家売りが、1万コントラクト以上にもおよぶファンド買いからくる相場の勢いを止めたが、8月後半にはもっと大きな売り物が待っている。一方的な高値展開にはならないと見ている。 ( F )
(大豆)
先々週の高値をセッション中に更新した。本日は農家売りも出てきたがコーンにみられるほど多くはなく、現物の価格は3セント程度下げたにとどまっている。明日も農家売りを多くは期待できず再度高値をトライする場面があると考えている。農家の頭には5ドル相場が現実味を帯びたものになっており、近いうちに一度5ドルをトライすることになるであろう。ただ今日の弱い引け方から今回のラリーの終焉は近いと考えている。今後しばらく需給報告までは大きなポジションもとりずらく、11月限月にて450-500でのレンジ内での取引となるのではないか。
昨年は8月末に最安値を付けている。今年も大豊作はなくなったが昨年よりは期末在庫が若干増える予想にはなっている。本日のローンデータをみても農家の保有姿勢が依然強い事がわかる。今年の大豆・コーンの生育は例年より早く、農家はもうすぐ収穫を考える時期が来ている。農家売りから再度レンジの下を抜く安値は期待できる。ただそれは農家が売り始めるであろう8月中旬以降になる。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)