(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年8月16日

本日の相場

とうもろこし   --- 高値寄り付き、大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  214-13  214 1/2  212  214  +4 1/2  66164  -3498 
99 DEC  226-25 3/4  227 3/4  225  227 1/4  +4 1/2  160364  -4778 
00 MAR  237-37 1/4  238 1/2  236  238 1/4  +4 1/4  54761  +1183 
00 MAY  241 3/4  243  241  243  +4 1/2  10814  -724 
00 JUL  245 1/2-46  247 1/2  244 3/4  247 1/4  +4 1/2  12377  -144 
00 SEP    249  247 1/4  248 3/4  +6 1/4  1408  +18 
            315928  -8112 

 

大豆       --- 高値寄り付き、大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 AUG  450 1/2  456  449 1/2  456  +10 1/2  1485  -938 
99 SEP  451 1/2-52  457 1/2  450 1/2  456 1/2  +9  16739  -817 
99 NOV  458-57 1/2  464  457  463 1/2  +9 1/2  74913  -3535 
00 JAN  468  473 3/4  467  473 1/4  +9 1/2  15034  +634 
00 MAR  476  482  475  481  +9 3/4  7291  +351 
00 MAY  480-81  487  480  487  +10  7245  +36 
            133577  -3790 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  13660  +130  AUG  1650  +53  SEP  268 3/4  +1/2  114.65-114.95 
SEP  13670  +90  SEP  1663  +56  DEC  285 3/4  +0   
OCT  13780  +130  OCT  1679  +60  MAR  300  +1/4   
DEC  14140  +180  DEC  1703  +57  MAY  308 1/2  +0   
                   

 

本日の相場の動き

 

大豆が牽引、コーンに波及。

「中西部の雨は降るには降ったが、ドライを解消するには至っていない。」という考え方が、これから天候に敏感な時期を迎える大豆を買わせた。加えて、中国が先週米国産大豆を買付けたとの噂は、神経質な相場に刺激を与えるに十分であった。大豆は、序盤と終盤にファンドにより買い上げられ、カントリーからのヘッジも少ない売り手欠落の相場レベルを上げていった。 

コーンは、大豆に動きに追随。引け後の作柄報告に対する警戒感もあり、終始堅調推移した。昼には、今週の天候が比較的ドライとなるとの予報が発表され、それまで3セント程度の上げて推移していたコーンも、一気に4〜5セント高まで上げられ、そのまま取引終了した。 

本日のファンドの動きは、コーン700コントラクトの買い、大豆2,000コントラクトの買いであった。取引量は、値動きの割に少なかった。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 週末はベルト全体に25%の範囲で0.1-0.75インチの降雨があった。次は主に北部と東部ベルトを中心に、火曜日と水曜日にかけて45%の範囲で0.-1.4インチで降雨が見込まれる。今週の気温は概ね平年並み、来週は平年以下を予想。その次の降雨システムは来週の月曜日から火曜日にかけて同程度の雨が見込まれる。コーンは大部分がデントステージを向かえつつあり、天気の影響は今後少ない。大豆のコンディションは今後数日間の予報では大きな変化はない見込み。

デルタ地区 週末の降雨は充分なものではなくこのベルト全体の2/3は土壌水分が不足している状況。特に水分が不足しているのは中北部アーカンソー、南部ミズーリー、西部テネシー、東北部ルイジアナ。これらの地域大部分では来週前半までに目立った降雨システムは通過しない。来週までに降雨のありそうな地域はミシシッピーと北部ルイジアナに限られる見込み。 

 

NWS6-10日天気予報(8月22〜26日) 
  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  N(68)  B(0.54/1) 
東部コーンベルト  B(71)  N(0.50/1) 
デルタ  N/A(78)  N(0.54/1) 

-- 中立材料。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(8月12日の週:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  39,486  35-45 
大豆  14,246  5-9 
小麦  20,620  17-24 

コンピューターの故障から発表が11時半に遅れた。コーンは予想の範囲内、大豆は予想以上にて強い材料と考えられた。 

2)NOPA月間搾油高 

 

  今月  先月  前年同月 
搾油量(千ブッシェル)  126,109  117,917  121,568 
大豆粕生産量(トン)  2,980,797  2,779,482  2,876,733 
大豆粕イールド(ポンド/ブッシェル)  47.27  47.14  47.52 
大豆粕輸出量(トン)  382,405  407,609  364,145 
大豆油生産量(千ポンド)  1,442,351  1,355,675  1,382,743 
大豆油イールド(ポンド/ブッシェル)  11.44  11.50  11.42 
大豆油在庫量(千ポンド)  1,234,229  1,208,234  1,364,791 

セッション前の発表。搾油量は予想以上、油の在庫は搾油量の増加の割には少ないと考えられ強材料に捉えられた。 

 

3)進捗率・作柄 

 

  8/15現在  先週  昨年  平均 
   ドウステージ   65%  41%  60%  46% 
  デントステージ   22%  10%  18%  14% 
大豆 開花率   96%  91%  94%  92% 
    鞘付率   80%  65%  79%  70% 

 

作柄  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い  指数(今週)  (先週)  昨年 
コーン  5%  10%  27%  43%  15%   98.6   99.4  103.5 
大豆  5%  12%  32%  39%  12%   95.3   96.3  103.0 

先週の降雨からコンディションの改善を予想するものもいた為、明日のマーケットには強材料。 

 

4)コミットメントオブトレーダーズ(フューチャーズ・オプションズ) 

コンピューターの故障から明日の引け後に発表が延長されました。 

 

本日のトーメンの意見

 

マーケットの予想以上に早い回復に農家が一度失いかけた自信をまた取り戻しつつある。また引け後に発表されたクロップコンディションが予想に反して悪化していた事も明日以降の価格上昇を期待させることになった。農家のホールド姿勢が少なくとも一週間は伸びてしまった。農家は一度見た高値をまだ忘れてはいないから、しばらくホールド姿勢が続くと考えられる。

また実需家の買いもまだ多く残っている。先週金曜日だけの買い場ではとても思い通りの量を買いきれていないのが現状であろう。実需筋にとって今の価格は不満の残るレベルでありすぐには買いに入らない。しばらく農家と実需筋はマーケットを外から眺める展開となろう。このままいたずらに時間のみ経過すれば、8月末/9月頭には売り買い大きな緊張が蓄積され大相場を招く可能性もある。 

相場には波がある。今また強材料に目が行き始めた。だが上記緊張の場面が今週以降の強材料が出尽くした次に来ると考えている。今週は我慢の週になりそうだが、その後予想より大きな下げの可能性があると思う。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)