(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年8月19日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 高値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 SEP | 216-17 | 218 | 212 1/2 | 214 | -1 | 58349 | -2580 |
| 99 DEC | 229 1/2-30 1/4 | 230 3/4 | 224 1/2 | 226 1/4 | -1 3/4 | 167013 | +1867 |
| 00 MAR | 240-40 1/4 | 241 1/2 | 236 | 236 1/2 | -2 1/4 | 56456 | -142 |
| 00 MAY | 245 3/4-45 1/4 | 246 1/4 | 241 1/4 | 242 | -1 3/4 | 11347 | +270 |
| 00 JUL | 248 1/2 | 249 3/4 | 244 1/4 | 245 3/4 | -1 1/2 | 12648 | -65 |
| 00 SEP | 272-72 1/2 | 250 | 246 1/4 | 246 1/4 | -1 3/4 | 1604 | +43 |
| 317514 | -650 |
大豆 --- 高値寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 AUG | 468 | 474 | 467 | 473 | +10 3/4 | 330 | -264 |
| 99 SEP | 470-69 | 475 1/2 | 466 1/2 | 472 1/4 | +9 1/4 | 16368 | -39 |
| 99 NOV | 476 1/2-75 1/2 | 481 3/4 | 472 3/4 | 477 3/4 | +8 1/4 | 78486 | +1229 |
| 00 JAN | 486-86 1/2 | 491 1/2 | 483 | 487 1/2 | +8 1/4 | 14059 | -392 |
| 00 MAR | 494 1/2 | 499 | 491 | 494 3/4 | +7 1/4 | 7461 | +177 |
| 00 MAY | 499 | 504 | 497 | 501 | +7 3/4 | 7355 | +24 |
| 136244 | +974 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| AUG | 14050 | +140 | AUG | 1728 | +50 | SEP | 272 1/4 | +1 3/4 | 110.95-111.40 |
| SEP | 14040 | +120 | SEP | 1728 | +45 | DEC | 289 1/4 | +1 3/4 | |
| OCT | 14110 | +100 | OCT | 1742 | +46 | MAR | 303 1/4 | +1 3/4 | |
| DEC | 14410 | +140 | DEC | 1772 | +51 | MAY | 312 1/2 | +2 | |
| 本日の相場の動き |
大豆は再び天候懸念から買われる。コーンは現物価格の下落から売られる。
昨日の天気予報に比べ今週の降雨範囲がやや減らされた事、デルタを中心とする南部ベルトにて最高気温が100度を超す予報が出された事、マレーシアが中国とパーム油、米のバーターをするとの噂が大豆油のサポート要因になった事等が大豆3品にサポート要因となりオープニングから買いを呼ぶこととなった。コーンは大豆につられた。
更に中国がアルゼンチン産の大豆油を40,000トン買い付けた話が伝わるとこれが大豆油に好感され、ほぼハーフリミットアップをつけ大豆もつられて10セント以上の上げとなった。
大豆主導の相場展開の中、コーンは小高いレベルを保っていたが上に抜けきれないとみるやファンドが売りに転じ小安いレベルまで下落した。大豆もこの動きにつられ高値は維持しながらも値を削る事になった。コーンは既にドライな天候の影響を受けない生育段階に来ている事、韓国がUS産コーン以外(中国コーン、飼料用小麦等)に食指を伸ばしている噂等が売りを誘った。
またコーンは今週になってから輸出商談が停滞している事、ローン明けからと思われる農家売りが出ている事から本日CIFマーケットが下落しており、これもフューチャーの足を引っ張りそのまま安値での引けとなった。
大豆は昼過ぎにトムスキニング氏がドライ気味の天候を確認する発言をした事が再度大豆3品に買いが入るきっかけとなり、コーンとは逆の動きのまま高値での引けとなった。
本日のファンドポジションはコーンは2,500コントラクトのショート、大豆は2,000コントラクトのロングであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 昨夜からのシステムは東部アイオア、東部ミネソタに降雨をもたらし、今夜にかけウイスコンシン、北部イリノイ、インディアナに移動する。今夜までの降雨量は0.25-1.0インチ、降雨範囲はベルト全体の25%。このシステムは明日にはインデイアナ東部とオハイオに15%の範囲で0.1-0.75インチの降雨をもたらす。週末はマイルドでドライな天候。次の降雨は月曜日からベルトの北西部を中心に15%の範囲で0.1-0.75インチの降雨量を見込んでいる。今週から来週にかけてのトータル降雨範囲はベルト全体の60%になると予想するが、土壌水分の不足している地域を補うには十分とはいえず、大豆はイールドの低下が懸念される。
デルタ地区 今後2日間に予想される降雨量は0.1-0.75インチにて範囲は25%程度。最高気温は90度台から100度台前半まで上昇する。その後気温は平年並みまで下がるが来週前半まではまとまった降雨は期待できない。来週後半には次の降雨システムが予報されているがこれが実現しないようだと大豆のイールドの低下が懸念される。
| NWS30日天気予報 |
| 気温(平年) | 雨量(平年量/日) | |
| 西部コーンベルト | B(63) | Z/B(3.12/8) |
| 東部コーンベルト | Z(66) | Z/B(3.00/7) |
| デルタ | Z(74) | Z(3.22/7) |
西部ベルトにて気温が低めな事から霜の懸念を唱えるものもいるが、信頼性が少なくニュートラル。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)週間輸出成約高報告 (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 303.1 | 891.4 | 51,453.3 | 38,224.0 | 4,833.4 | 4,758.6 |
| 大豆 | 170.6 | 114.6 | 23,177.2 | 24,939.8 | 1,497.0 | 2,112.8 |
| 小麦 | 566.8 | 0.0 | 8,565.6 | 9,011.5 | 3,379.6 | 0.0 |
| 大豆粕 | 37.5 | 35.1 | 5,907.4 | 8,471.7 | 518.1 | 280.6 |
| 大豆油 | 3.8 | 0.0 | 841.5 | 1,409.8 | 58.5 | 5.2 |
-- コーン、小麦は予想以上、大豆は予想の下限。
| 2)週間輸出高 (単位:千トン) |
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 1,120.2 | 1,154.5 | 46,619.9 | 35,034.2 | 29,530 |
| 大豆 | 403.4 | 288.4 | 21,680.2 | 23,990.4 | 21,500 |
| 小麦 | 589.8 | 510.1 | 4,606.6 | 4,396.9 | 31,300 |
| 大豆粕 | 76.2 | 92.1 | 5,389.3 | 7,825.2 | 6,310 |
| 大豆油 | 3.4 | 0.1 | 783.0 | 1,220.8 | 1,070 |
| 本日のトーメンの意見 |
コーンは現物価格が下落してきた。確かに農務省の需給報告は行き過ぎた数字であったと考えているが、予想通りこの時期収穫を前にして売り物が出てきた。中国が売り意欲を見せている事もあり短期的に上値に大きく反応する事もないと思う。
一方、大豆は加熱し過ぎのきらいがある。プロファーマーからのレポートは思ったほど状況が悪くないという見方になっているにもかかわらず、目先の天気予報に大きく反応し過ぎている。思いおこせば今年も何度となく日替わりの予報に泣かされてきた。今回も来週以降に降雨予報を出している予報家は少なくない。ここはしばらく我慢のしどころか。この一週間のチャートをみるとコーンより大豆が強い事がわかる。需給報告と現実のギャップが大きいのは大豆ではなくコーンであり、そのコーンが落ち着いた動きをしている事から早晩大豆も値を戻すと考えている。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)