(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年8月20日

本日の相場

とうもろこし   --- マチマチの寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  213-13 1/2  213 1/2  209 1/2  209 3/4  -4 1/4  56541  -1808 
99 DEC  226-26 1/2  226 1/2  222 1/4  222 1/2  -3 3/4  166345  -668 
00 MAR  236-36 3/4  236 3/4  233  233 1/2  -3  57488  +1032 
00 MAY  242  242  238 1/2  238 1/2  -3 1/2  11266  -81 
00 JUL  245 1/2-45 3/4  245 3/4  241 3/4  242 1/4  -3 1/2  12739  +91 
00 SEP  247  247  243 1/2  243 3/4  -2 1/2  1629  +25 
            316062  -1452 

 

大豆       --- マチマチの寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 AUG  472 1/2  474  469  473  +0  222  -108 
99 SEP  473 1/2-73  476  467  467 1/2  -4 3/4  14749  -1619 
99 NOV  479-78  481  472  472 3/4  -5  78451  -35 
00 JAN  489-88 1/2  490 1/2  482 1/2  483  -4 1/2  13485  -574 
00 MAR  496-95 1/2  498 1/2  489 3/4  490 1/4  -4 1/2  7936  +475 
00 MAY  502  503 1/2  495  495 1/4  -5 3/4  7376  +21 
            134478  -1766 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  14070  +20  AUG  1728  +0  SEP  269 1/2  -2 3/4  111.15-111.45 
SEP  14000  -40  SEP  1710  -18  DEC  286 1/2  -2 3/4   
OCT  14080  -30  OCT  1723  -19  MAR  300 1/2  -2 3/4   
DEC  14350  -60  DEC  1749  -23  MAY  309 1/4  -3 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

 

プロファーマーの数字が弱材料、軟調。

昨晩まとめられたプロファーマーツアーの生産量見込みが特にコーンに弱材料となり、取引量が少ない中コーン相場が軟調に推移。大豆もやや弱い材料ととられ活発な動きを見せられなかった。昨日に続きコーンでは現物価格が弱含んでいる事もフューチャーの足を引っ張った。 

静かな展開のまま昨日同様コーンはやや安値、大豆はやや高値での取引が続いていたが昼過ぎに予報家の中から、中西部の天候は今後2〜3日はドライ気味となるものの、米国の東南沖で発生したハリケーンの影響で来週後半からデルタを中心に相当量の降雨の可能性があると伝えられると、大豆を中心に急に値を下げてそのまま引けた。 

本日の取引量は通常の半分程度の閑散としたものであった。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクト、大豆2,000コントラクトの売りであったと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 昨夜からのシステムはインデイアナ東部とオハイオに15%の範囲で0.1-0.75インチの降雨量をもたらした。週末はマイルドでドライな天候。次の降雨は月曜日からベルトの北西部を中心に25%の範囲で0.1-1.0インチの降雨量を見込んでいる。今週から来週にかけてのトータル降雨範囲はベルト全体の60%になると予想。土壌水分の不足しているデルタ地域ではイールドの低下が懸念されるが、今週から来週にかけての降雨が中西部の大豆コンディションを改善させており相殺している。

デルタ地区 今後2日間に予想される降雨量は0.1-0.5インチにて範囲は15%程度。最高気温は90度台から100度台前半まで上昇する。来週水曜日まではまとまった降雨は期待できない。アーカンソー、テネシーでは相当のイールドの低下が懸念される。またルイジアナ、ミシシッピーでも若干のイールドの低下が懸念される。 

NWS6-10日天気予報(8月26〜30日) 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  A(68)  N(0.54/1) 
東部コーンベルト  N(71)  B(0.50/1) 
デルタ  N(78)  N/A(0.54/1) 

東部ベルトは平均以下の降雨量見通しだが、雨が欲しかったデルタ地域に平均以上の降雨予想となっておりやや弱い材料。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等
プロファーマー・クロップサーベイレポート

 

  プロファーマー  USDA8月発表 
  生産量(10億BU)  イールド  生産量(10億BU)  イールド 
コーン  9.27−9.37  約131.7  9.561  134.7 
大豆  2.72−2.81  約37.8  2.870  39.2 

例年プロファーマーの数字は8月のUSDAレポートより低い。上記数字は大豆、コーンともにやや弱材料と考えられた。 

 

2)キャトルオンフィードレポート 

 

  USDA  事前予想平均  事前予想幅 

8月1日飼養頭数 

 

102% 

 

102.1% 

 

100.0-104.0 

 

7月導入頭数 

 

93% 

 

93.8% 

 

85.0-101.0 

 

7月マーケティング 

 

103% 

 

103.0% 

 

99.7-105.0 

 

予想通りにてニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

ネブラスカにて8月のこの時期にもかかわらず、とうもろこしを地面に野積して簡易シートをかぶせる保管をせざるおえないというニュースが流れた。東部ベルトのエレベーターにも聞いてみたが西部ベルトほどではないにしろ心配しているという。今年は作付けが早かったせいで収穫は間違いなく1,2週間早い。またBTコーンは旧来のコーンに比べやや生育期間が短いといわれておりそのことも収穫の時期を早める事になっている。農家がスペースの問題に直面するのはもうすぐ真近だ。

ローン明けのコーンは市場にそれなりに流れてきている。大豆は天候懸念からのもうひと波乱を狙う農家が多い為コーンほどにはなっていない。コーンのCIFマーケットは今日も低迷したままだ。すでに成熟期を迎えたコーンには天候は左程関係ない。とりあえずスペースを空けようと考えての売りがでているようだ。来週はもう8月の下旬を迎える。いつまでも天候云々でもないだろう。今週中西部に降った降雨が大豆のコンディションを改善させている。後はデルタでのコンディションがどれだけ悪化しているかが焦点となる。月曜日のクロップコンディションにて若干でも改善の数字がでれば遅ればせながら大豆にも農家売りが増えてくると思う。再度弱い材料に注目が集まるきっかけになる。 

コーンは皆がターゲットにしている12月限220割れが近くなってきた。ここからは買い下がっていきたい。大豆は月曜日のクロップコンディション次第では来週中にターゲットラインの11月限450近辺までの下落が期待できる。ただクロップコンディションが改善していなければ、更に一週間の我慢が必要となる。(N) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)