(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年8月23日

本日の相場

とうもろこし   --- 安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  207 - 06 1/2  207 1/2  205  206 3/4  -3  57374  +833 
99 DEC  219 3/4 - 19  220 3/4  218  220  -2 1/2  166570  +225 
00 MAR  230 - 30 1/2  231 3/4  229  230 3/4  -2 3/4  58338  +850 
00 MAY  235 1/4 - 35  236 3/4  234 1/4  236 1/2  -2  11417  +151 
00 JUL  239 - 39 1/2  240 1/4  238  240  -2 1/4  12825  +86 
00 SEP    241 1/2  240 1/2  241 1/2  -2 1/4  1759  +130 
            318274  +2212 

 

大豆       --- 大幅安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 AUG            57  -165 
99 SEP  454 - 55  466 1/2  454  465 1/2  -2  13052  -1697 
99 NOV  462 - 60  471 1/2  459  470 3/4  -2  77990  -461 
00 JAN  470 - 70 1/2  481  469 1/2  480 1/2  -2 1/2  13754  +269 
00 MAR  479 - 78 1/2  488 3/4  476  487 1/2  -2 3/4  7961  +25 
00 MAY  484 - 82 1/2  494  482  494  -1 1/4  7518  +142 
            132781  -1697 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG      AUG      SEP  270 3/4  +1 1/4  111.25-111.50 
SEP  14020  +2  SEP  1676  -34  DEC  288  +1 1/2   
OCT  14110  +3  OCT  1691  -32  MAR  302 1/2  +2   
DEC  14380  +3  DEC  1719  -30  MAY  311 3/4  +2 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

 

ハリケーンの影響で天気予報が変化、売られる。

先週テキサス沖に発生したハリケーンの影響でジェットストリームの流れに変化が現われ、ドライであったデルタや東部ベルトに降雨予報が出た事がきっかけとなり大豆を先導役に売りからのスタートとなった。コーンは輸出検証高にて予想の下限であった事も下値の原因となった。 

大豆はオープニング直後に12-3セント安をつけるも、中には15-20セントの大幅安値を考えていたものもいた為、逆に底堅いとの考えから徐々に買い戻しが入る結果となった。 

中国のUS産大豆の買い付けの噂からCIFマーケットが堅調に推移していた事もサポート要因となった。またコーンでもCIFマーケットにおいて先週の下落の行き過ぎから本日は値を戻しており、やはりフュ-チャーにおいてサポート要因となった。 

コーン12月限220割れレベル、大豆11月限465割れレベルにはプライシングタイプと思われる商業筋からの買いも断続的に入っていたようだ。 

午後の天気予報でも降雨範囲は広げられたが、ファンドの買い戻しの流れは止まらず、結局大豆は本日のレンジの高値にての引けとなり、コーンもつられて安値から値を戻しての引けとなった。 

本日のファンドのポジションはコーンでは3,000コンタラクトのショート、大豆は200コントラクトのショートと考えられている。ファンドは朝方は売りにまわっていたが、午後からは買いにまわっていた。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部 週末は北西部1/4(特にミネソタ、アイオワ)の地域を中心に降雨があった(.25-1.25インチ(所により3インチ)/降雨範囲30%)。最高気温は70度台から90度台前半。更に本日正午現在ミネソタ南東部、アイオワ北東部に降っている雨は今夜から明日にかけウィスコンシン・ミシガンの南部から東部へ移動、イリノイ北部、インディアナ、オハイオをカバーした後、水曜には南東部にて上がる見込み。雨量は.25-1.0インチ、範囲は45%(イリノイ、インディアナ、オハイオの70%をカバー)の予想。最高気温は北部で70度台、南部で90度台前半。

大豆は既に鞘付が終わっているところが多く、週末及び今週の降雨でも目を見張るような改善は今後期待できない。とは言えコーン、大豆ともに遅蒔きのクロップ、及び成熟に効果があることは確かではある。また、依然ミズーリ北部はドライな状況が続いている。 

デルタ地区 週末南部のほんの僅かな地域に降雨があった(.10-.65/10%)。最高気温は80度台半ばから90度台。今夜から水曜にかけアーカンソー、ミシシッピ、ルイジアナに広く降雨がありそう(.25-1.0所により2.0/60%)。気温は80度台後半から90度台の見込み。 

週末も目立った降雨はなく、引き続きアーカンソーを中心にドライな地域が残る。多くの大豆はイールドのロスは免れないものの、久し振りのまとまった降雨が今週どの程度降るかは非常に重要である。 

ジョン・デービス氏:今週の降雨は.4-2.0所により3-4インチ、75%の範囲に降る見込み。最高気温は80度台半ばから90度台半ば。 

 

NWS6-10日天気予報(8月29〜9月2日) 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  A/N(68)  N(0.54/1) 
東部コーンベルト  N/B(71)  B/N(0.50/1) 
デルタ  N/A(78)  N/A(0.54/1) 

-- 東部はドライ気味であるが、デルタは平年並から平年以上の降雨見込みとなっている。 明日の市場に与えるインパクトはないだろう。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(8月12-19日:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  32,671  33-43 
大豆  11,875  5-11 
小麦  28,240  18-22 

-- コーンは中立からやや弱気。大豆は予想以上で、中国の買いの噂もあり強気な発表であるが、先週(14,878)からは大幅ダウンしており相場への影響は限られた。 

 

2)進捗率・作柄 

 

  8/22現在  先週  昨年  平均 
   ドウステージ   81%  65%  80%  65% 
  デントステージ   42%  22%  36%  25% 
大豆 鞘付率   90%  79%  88%  83% 
    落葉率    3%   −   2%   1% 

 

作柄  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い  指数(今週)  (先週)  昨年 
コーン  4%  10%  28%  43%  15%   98.1   98.6  103.8 
大豆  6%  14%  32%  38%  10%   93.0   95.3  102.5 

-- コーン、大豆ともに市場では変更なしか、やや改善するとみられていただけに特に大豆には大きな強材料となろう。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

クロップコンディションの悪化から大豆の下げはもうしばらく先か。

ハリケーンの影響により折角弱い材料に目がいき始めた矢先の大幅なクロップコンディションの悪化に正直がっかりしている。明日は恐らく10セント程度の上げとなるであろう。しかしこの時期にこれほど大きくコンディションが悪化するか疑問の声が大きいのも事実だ。 

一方で保管能力の問題、輸送手段の問題(貨車、トラック)が話題になり始めてもいる。今週はクロップコンディションの結果から下げの場面は期待薄くなったがまだ下げのチャンスがなくなったわけではない。 

コーンには12月限220割れからはプライシングタイプの買いが入っていた。このレベルはひとまず拾っておきたい。大豆に後20セントの下落が期待できると考えており、コーンもその時はつられて12月限にて215割れのチャンスはあると考えられている。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)