(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年8月24日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 小幅高値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 SEP | 208-07 1/2 | 208 | 203 1/4 | 203 1/2 | -3 1/4 | 50881 | -6493 |
| 99 DEC | 220-20 1/4 | 220 1/2 | 216 1/4 | 216 1/2 | -3 1/2 | 165545 | -1025 |
| 00 MAR | 231 1/2-31 | 231 1/2 | 227 1/2 | 228 | -2 3/4 | 60137 | +1799 |
| 00 MAY | 236-36 1/2 | 236 1/2 | 233 | 233 1/4 | -3 1/4 | 11582 | +165 |
| 00 JUL | 239 3/4-39 1/2 | 239 3/4 | 236 1/2 | 237 | -3 | 12977 | +152 |
| 00 SEP | 240 3/4 | 238 3/4 | 239 | -2 1/2 | 1706 | -53 | |
| 312784 | -5490 |
大豆 --- 小幅高値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 SEP | 467 | 468 | 459 | 461 3/4 | -3 3/4 | 12623 | -429 |
| 99 NOV | 473 1/2-72 | 473 1/2 | 464 1/4 | 467 | -3 3/4 | 77862 | -128 |
| 00 JAN | 482-82 1/2 | 483 | 474 1/2 | 477 1/2 | -3 | 14767 | +1013 |
| 00 MAR | 489-89 1/2 | 489 3/4 | 483 | 485 1/4 | -2 1/4 | 8153 | +192 |
| 00 MAY | 494-95 | 495 | 489 | 491 1/2 | -2 1/2 | 7669 | +151 |
| 00 JLY | 502-02 1/2 | 502 1/2 | 494 1/2 | 497 | -2 1/2 | 8807 | +55 |
| 133695 | +914 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| SEP | 13800 | -220 | SEP | 1680 | +4 | SEP | 267 1/4 | -3 1/2 | 110.90-111.85 |
| OCT | 13890 | -220 | OCT | 1694 | +3 | DEC | 284 1/2 | -3 1/2 | |
| DEC | 14160 | -220 | DEC | 1721 | +2 | MAR | 299 1/4 | -3 1/4 | |
| JAN | 14280 | -190 | JAN | 1753 | +1 | MAY | 308 1/2 | -3 1/4 | |
| 本日の相場の動き |
コーンは現物価格が軟調、大豆は予想以上の降雨に売られる。
コーンも大豆も昨日のクロップコンディションが悪化していた事から高値でのオープニングが予想されたが、昨日シカゴ近辺を中心にイリノイから東部ベルトにかけて予想以上の降雨があったことから相殺され小高いレベルでの寄付きとなった。
コーンはローン満期の玉が特に西部ベルトを中心に売りに出されており、現物価格の軟調がマーケットの頭を抑えた。また中国が自国のコーンを非遺伝子組換を売り文句に韓国等に売り込んでいるとの噂も弱い材料にとられた。その裏付けとして某大手シッパーが大量に売りにまわっており、大量に中国産コーンを買い付けたと見られた。
大豆は大豆油が買われた事がサポート要因となっていたが、今回の降雨は大豆のイールドの向上にはまだ充分役立つとみられた事から売りが優先となった。大豆油が上げた原因はインド、中国の買いであったが、逆に大豆が下落するとつられて高値を維持できずに値を削る事になった。
コーン、大豆とも本日はプライシングタイプの買いが少なく、実需筋は様子見をしていたようだ。
引け間際に大豆はやや戻したが、コーンは東部ベルトにて早くも収穫が始まったとのニュースが更に弱い材料ととられ、値を戻すことなくそのまま安値での引けとなった。
本日のファンドポジションはコーンは3,000コントラクトのショート、大豆も1,500コントラクトのショートであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 昨日はミネソタ南東部、ウィスコンシン、イリノイ、アイオワ東部、インディアナ南西部を中心に広く降雨があった(.25-1.0/35%)。特にイリノイ、インディアナではそれぞれ85%、65%をカバーした。気温は最高が70度台前半から90度台前半、最低が50度台後半から60度台。この雨は徐々に東へ移動、インディアナ及びオハイオを広くカバーし、木曜に東部で上がる見込み。雨量は.25-1.0所により2インチで、オハイオとインディアナのそれぞれ90%、80%をカバーするとみられている。気温は最高70度台後半から90度台前半、最低50度台後半から60度台。金曜、土曜はドライとなりそう。
アイオワ北西部、サウスダコタ南東部、ミネソタ南西部、ミズーリ北部では引き続きドライ。
デルタ地区 昨日はアーカンソー中部を中心にテネシー北西部、ルイジアナ、ミシシッピ中部に降雨があった(.10-.50所により1.5/20%)。最高気温は北部で80度台半ば、南部で90度台。本日、明日とミシシッピ、ルイジアナに降雨(.25-1.0所により2.0/40%) が期待でき、その後金曜の晩から土曜にかけ同じくミシシッピ、ルイジアナに同程度の雨が降る見込み。最高気温は80度台後半から90度台後半。
現在アーカンソー北東部、テネシー北西部、ミズーリ南東部など北部地域では特にドライである。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) ローンデータ (百万ブッシェル) |
−とうもろこし−
| 8月17日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 1997crop | 0.3 | unch | 21.5 | unch | 1,118.4 | 1,140.2 |
| 1998crop | 616.7 | -99.5 | 3.4 | 0.8 | 1,113.3 | 1,733.4 |
| 1999crop | 1.3 | 0.5 | 0.0 | unch | 0.1 | 1.4 |
−大豆−
| 8月17日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 1997crop | 0.1 | unch | 6.7 | unch | 259.5 | 266.3 |
| 1998crop | 84.9 | -14.0 | 0.9 | 0.4 | 252.1 | 337.9 |
予想の範囲内にてニュートラル。
| 2) 受渡可能在庫 (百万ブッシェル) |
| 8月20日 | 前週 | 前年同期 | |
| コーン | 5,662 | 5,960 | 1,878 |
| 大豆 | 3,316 | 3,573 | 869 |
| 小麦 | 38,727 | 38,355 | 35,575 |
予想の範囲内にてニュートラル。
| 本日のトーメンの意見 |
大豆は大きな下落が近い。
予想外にマーケットが下落して安心している。昨日のクロップコンディションをみたときは9月までは安値の期待がなくなったかに思っていたが、シカゴを中心に恵みの雨があり、トレーダー達の心理を軟化させたようだ。
この心理的な変化は大きい。今日の相場では実需のプライシングが少なかった。理由はコーンは現物価格が軟調にてもう一段の安値が期待できる事。また現物価格が安いときの相場は急反転しずらいことも安心して買いを見送れる理由となった。大豆は天候の変化。またコーンのように大豆にも農家売り増加から現物価格の下落も期待できる事も理由となった。実需がしばらく買に入らずに我慢できれば、いわずとしれた農家売りからの大きな下げが期待できる。
テクニカルにもコーン12月限において今日の引けの価格は10日間、50日間、100日間移動平均価格を下回っており、また大豆も11月限にて10日間、100日間移動平均価格を下回っている事が売りのサインとなっている。
コーン、大豆ともあとハーフリミットダウン程度(大豆はそれ以上)が期待できる。ただこのレベルにはさすがに実需からのプライシングが大きく入りサポートされるであろう。農家売りも期待できるが、買いを残している実需筋も多くいる事を心に留めておき、ここからの下げは欲張らずに確実に買い下がっていきたい。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)