(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年8月25日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 小幅安寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 SEP | 202 3/4-03 1/4 | 206 1/2 | 202 3/4 | 206 1/4 | +2 3/4 | 46209 | -4672 |
| 99 DEC | 215 1/2-16 | 220 | 215 1/2 | 219 3/4 | +3 1/4 | 166530 | +985 |
| 00 MAR | 227 1/4-27 1/2 | 231 | 227 1/4 | 230 3/4 | +2 3/4 | 61172 | +1035 |
| 00 MAY | 232-32 1/2 | 236 1/4 | 232 | 235 3/4 | +2 1/2 | 11527 | -55 |
| 00 JUL | 236-36 1/2 | 240 1/4 | 236 | 239 3/4 | +2 3/4 | 12940 | -37 |
| 00 SEP | 240 1/2 | 242 | 239 | 241 1/4 | +2 1/4 | 1763 | +57 |
| 309865 | -2919 |
大豆 --- 高値寄り付き、大幅高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 SEP | 463-62 1/2 | 469 1/2 | 459 1/4 | 469 1/4 | +7 1/2 | 11242 | -1381 |
| 99 NOV | 469 1/2-68 1/2 | 476 | 464 1/2 | 475 1/2 | +8 1/2 | 76323 | -1539 |
| 00 JAN | 479 | 485 1/2 | 475 | 485 1/4 | +7 3/4 | 14835 | +68 |
| 00 MAR | 486 | 493 1/2 | 483 1/2 | 493 1/4 | +8 | 8276 | +123 |
| 00 MAY | 491 1/2 | 499 | 489 | 499 | +7 1/2 | 7511 | -158 |
| 00 JLY | 498 | 503 1/2 | 495 | 503 1/2 | +6 1/2 | 8695 | -115 |
| 130625 | -3070 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| SEP | 13820 | +20 | SEP | 1709 | +29 | SEP | 268 3/4 | +1 1/2 | 110.83-111.20 |
| OCT | 13960 | +70 | OCT | 1725 | +31 | DEC | 286 1/2 | +2 | |
| DEC | 14330 | +170 | DEC | 1758 | +37 | MAR | 301 1/4 | +2 | |
| JAN | 14450 | +170 | JAN | 1792 | +39 | MAY | 301 1/4 | +2 | |
| 本日の相場の動き |
早霜の噂、中国の大豆・大豆油買い、がファンドの買いのきっかけとなる。
コーンは小安く始まった。東部ベルトで収穫が始まった事、その作柄はとりあえず平年並みであると伝えられた事、中国産コーンの輸出高が農務省の発表より増えて4-6百万トンまでいくのではと噂された事等が弱い材料と捉えられた。
大豆は今回の降雨システムによる影響は、昨日までに充分マーケットに折り込まれたと考えられ、ショートカバーが入り若干高く始まった。しかし買いは続かずコーンにつられた事もありすぐに安値の場面が見られた。ブラジル政府筋より来年の大豆作付け面積はシカゴの安値にもかかわらず変らないであろうとアナウンスされた事も弱い材料と捉えられた。
今日も取引ボリュームの少ない静かなマーケットが続いていたが、突然降って湧いたように、シカゴ時間10:45にブリッジニュースにて早霜の可能性を示唆するコメントが流れると、これがファンドの買いのきっかけとなり急反騰することになった。またアメリカ産大豆油の中国、インド向け2船の成約が噂された事、昨夜中国がアメリカ産大豆を2船買い付けた事が確認された事も大豆には強い材料となった。
結局ここからのファンドの買いは最後まで衰えず、本日の高値圏での引けとなった。
本日のファンドのポジションはコーンでは1,000コントラクトのロング、大豆では2,500コントラクトのロングであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 昨日はイリノイ北東部、インディアナ北部・南部、オハイオのほぼ全域、ミシガンの南部・東部に降雨があった。雨量.25-1.0(所により2.5)、降雨範囲は15%だが、オハイオの約8割をカバーした模様。気温は最高70度台半ばから90度台前半、最低50度台後半から60度台前半。本日もオハイオ、インディアナ東部、ミシガンに雨が降っており、明日まで続く見込み。オハイオでは金曜まで雨が残る可能性もある。また、北西部(サウスダコタ、ネブラスカ北東部、ミネソタ西部)でも僅かながら明日降雨が予想される。気温は、最高70度台半ばから90度台前半、最低50度台後半から60度台後半。週末から来週初めまではドライとなろうが、クールとなりそう。向こう10日間は早霜の懸念はない。(クロップキャスト)
アイオワ北西部、ミネソタ南西部、サウスダコタ南東部、ミズーリ北部は依然ドライ気味だが、クールな気温によりイールドロスは限られるだろう。
-- 一方で本日午後フリーズノーティス、GWSが今秋の早霜の可能性を示唆したことが本日の相場に大きく影響した。
デルタ地区 昨日はミシシッピのほぼ全域、アーカンソー南東部、ルイジアナの北東部に降雨があった。雨量.25-1.0(所により1.25)、降雨範囲30%。最高気温は80度台半ばから90度台。本日正午現在ドライであるが、これからミシシッピ、ルイジアナの南部地域に降雨(.25-.75所により1.5/20%)が期待される。週末から来週初めにかけてもミシシッピ、ルイジアナに再度降雨(.25-.75所により1.5/40%)が予想される。最高気温は80度台後半から90度台半ば。
アーカンソー北部、テネシー北西部、ミズーリ南東部(ベルトの約1/4)は引き続きドライであるが、この地域は比較的気温が低いのでイールドロスは限られるだろう。
| NWS6-10日天気予報(8月31〜9月4日) |
| 気温(平年) | 雨量(平年量/日) | |
| 西部コーンベルト | A(68) | B(0.54/1) |
| 東部コーンベルト | A(71) | B(0.50/1) |
| デルタ | A(78) | A/N(0.54/1) |
-- 予想通りであり、織り込み済み。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) ブリッシュコンセンサス |
| 今週 | 先週 | |
| コーン | 11 | 30 |
| 大 豆 | 47 | 49 |
| 大豆粕 | 18 | 21 |
| 大豆油 | 23 | 24 |
| 小 麦 | 18 | 18 |
| 本日のトーメンの意見 |
早霜の噂がきっかけとなり値を上げたが、今年のように早い収穫が期待される中で、この時期になぜという気持ちが強い。クロップキャスト社もジョンデービス氏も早霜の懸念は今のところ持っていない。マーケットに確たる方向性がない中で単にファンドがきっかけとしたかっただけであろう。コマーシャルの買いは追随しておらず、この上げは心配しなくてもすぐに戻してくる。
あちらこちらからイールドがどの程度になりそうかの噂が聞こえてくる。皆が皆、最終イールドがどの程度になろうとしているのかの見極めと、そこから逆算しての相場の居所を捜している。確かにイールドはマーケットに決定的なインパクトを与える要因ではあるが、実際には収穫が終わらなければはっきりしない。例を出すと1991年の大豆において、8月の需給報告ではイールドが31.8、9月は31.0だったのが結局1月の最終報告では34.3に10%も上方修正されている。これは極端な例かもしれないが、8月のこの時期にイールドを推し量るのがいかに難しいかがわかる。
したがいましばらくは思惑でマーケットが動く事になる。ローン明けの旧穀はそれなりに売りが出ているが、新穀の売りは例年以上に遅いと聞いている。スペースの問題、貨車、トラック等の問題も徐々に表面化してきていると聞く。農家売りからもう一段の下げがあっても不思議ではない。ただ作柄が決まりつつあるコーンは大豆よりは下げずらいと考えている。コーンは12月限215辺りからは通常以上のボリュームで買い下がっていきたい。大豆の買いはまだ先だ。11月限450辺りからの買い下がりでのぞみたい。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)