(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年8月26日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 安値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 SEP | 204 1/2-04 | 205 | 202 1/2 | 202 3/4 | -3 1/2 | 42734 | -3475 |
| 99 DEC | 218 1/2-18 | 218 1/2 | 215 1/2 | 215 3/4 | -4 | 167436 | +906 |
| 00 MAR | 229 3/4-29 1/4 | 229 3/4 | 226 3/4 | 227 | -3 3/4 | 61591 | +419 |
| 00 MAY | 234 1/2-34 3/4 | 234 3/4 | 232 | 232 1/4 | -3 1/2 | 11746 | +219 |
| 00 JUL | 237 3/4 | 238 | 235 3/4 | 236 1/4 | -3 1/2 | 13006 | +66 |
| 00 SEP | 240-40 3/4 | 240 3/4 | 238 1/4 | 238 1/2 | -2 3/4 | 1802 | +39 |
| 307955 | -1910 |
大豆 --- 安値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 SEP | 467 | 467 | 461 | 461 1/2 | -7 3/4 | 10165 | -1077 |
| 99 NOV | 473-72 1/2 | 473 | 466 | 466 3/4 | -8 3/4 | 76069 | -254 |
| 00 JAN | 483-82 1/2 | 483 | 476 | 477 | -8 1/4 | 14560 | -275 |
| 00 MAR | 491-91 1/2 | 491 1/2 | 484 1/2 | 484 3/4 | -8 1/2 | 8528 | +252 |
| 00 MAY | 495 1/2 | 495 1/2 | 489 3/4 | 490 1/2 | -8 1/2 | 7603 | +92 |
| 00 JLY | 500 | 500 | 495 | 495 1/2 | -8 | 8799 | +104 |
| 129528 | -1097 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| SEP | 13680 | -140 | SEP | 1672 | -37 | SEP | 266 3/4 | -2 | 111.31-111.79 |
| OCT | 13850 | -110 | OCT | 1687 | -38 | DEC | 283 1/2 | -3 | |
| DEC | 14160 | -170 | DEC | 1718 | -40 | MAR | 298 | -3 1/4 | |
| JAN | 14280 | -170 | JAN | 1751 | -41 | MAY | 307 1/2 | -3 | |
| 本日の相場の動き |
昨日早霜を予想したと言われるフリーズノーティスはそんなことは言っていないとコメントしたことから昨日の早霜のニュースは噂であったことが確認された。逆に現在デルタを含め適当に雨がついており、早霜を唱えるものも皆無であったことで、天候が一転本日の最も大きな弱材料となった。
コーン) 昨日の行き過ぎ感に加え、東部に次いで西部コーンベルト(ミズーリ/カンザス等)でも作柄はまちまちであったものの収穫が始まったことがファンドを中心とした売りを誘った要因の一つとなった。
また、今朝の輸出成約(本日の発表参照)がマーケットの予想を下回り、更にタイムリーに韓国がテンダーを見送ったとのニュースが入ったこと、大豆関連・小麦・オーツの連れ安、CRBインデックスの3週間ぶりの安値や日本を中心としたGMO関連のニュースも少なからず弱材料として作用した。
大豆) 輸出成約が予想を上回ったこと、8月の受渡がゼロだったこと、また中国が4万トンのアルゼンチン大豆、2.5万トンの米国大豆油(USDA発表)、2万トンの南米大豆油を買い、更に米国大豆を近々まとまった数量を買うとの噂等、コーンに比べて強材料もあったにも関らず、
コーンに比べまだ天候に左右される大豆は、今朝のセンサスビューローの7月の搾油高(本日の発表参照)が予想を下回ったこと、他商品の連れ安、CRBインデックス等の他の弱気な材料も手伝い、結局大幅安値となった。
本日のファンドのネットポジションは、コーン3,300コントラクトショート、大豆3,000ショートと言われている。ファンドのネットポジションの累計は本日まででコーン4,300ロング、大豆5,000ロング程度と思われる。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 昨日はイリノイ北東部、インディアナ南東部、オハイオ南部、ミシガンの中部・南部(特に南西部)に降雨があった。また今朝僅かながらサウスダコタ東部、ネブラスカ北東部にも降雨がみられた。長く続いたこの雨も本日オハイオとミシガンに降った後上がる見込み。その後は極散発的な雨はあるものの有効な雨が来週の前半までみられないとの予想。気温は向こう10日間は暖かく、全く早霜の可能性はなさそうである。
ミズーリ北部、サウスダコタ南東部、アイオワ北西部、ミネソタ南西部は引き続きドライ。しかしながら大豆の生育は進んでおり降雨がイールドに与える影響は日々減少している。
ジョン・デービス氏:「霜がくるよりもシカゴ・カブスが今年のワールドシリーズを制する方がまだ可能性がある。」
-- 昨日一部で早霜を唱える声があったが、本日はすっかり消えてしまった。
デルタ地区 昨日はミシシッピ南部、ルイジアナの中東部に降雨があった。雨量.25-1.0(所により2.0)、降雨範囲10%。最高気温は80度台後半から90度台。その後金曜の晩から来週月曜までにルイジアナ、アーカンソー南部、ミシシッピ南部に降雨(.10-.75所により1.25/50%)が予想されている。最高気温は80度台後半から90度台半ば。
ベルトの北部約1/4の地域は引き続きドライである。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)センサスビューロー7月度月間搾油高 |
| 99年7月 | 99年6月 | 昨年同期 | |
| 大豆粕生産量(トン) | 2,811,570 | 2,662,162 | 2,729,971 |
| 大豆粕在庫量 | 340,053 | 246,019 | 166,852 |
| 大豆油生産量(千ポンド) | 1,451,579 | 1,383,453 | 1,409,330 |
| 大豆油イールド(lbs/ブッシェル) | 11.40 | 11.42 | 11.39 |
| 大豆油在庫(千ポンド) | 1,665,858 | 1,647,384 | 1,779,068 |
| 大豆搾油高(ブッシェル) | 127,326,993 | 121,142,489 | 123,767,296 |
大豆油の在庫がやや予想を下回ったが、それ以上に、大豆粕在庫が予想を上回り搾油高は予想(平均129百万)を大きく下回ったことが、大豆関連全体の弱材料となった。
| 2)週間輸出成約高報告 (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | -250.4 | 987.3 | 51,188.7 | 38,152.9 | 3,624.5 | 5,745.9 |
| 大豆 | 122.1 | 338.4 | 23,299.2 | 24,950.7 | 1,240.9 | 2,451.3 |
| 小麦 | 743.3 | 0.0 | 9,309.0 | 9,698.8 | 3,570.8 | 0.0 |
| 大豆粕 | 36.2 | 111.8 | 5,943.6 | 8,553.2 | 477.3 | 392.4 |
| 大豆油 | 35.1 | 0.0 | 876.7 | 1,417.3 | 86.7 | 5.2 |
-- コーン:旧穀のキャンセルが響き予想を大きく下回ったが、新穀だけをとると相変わらず高い数字を維持している。弱材料となった。
大豆: 予想をやや上回り前半の下値を支えた。
大豆油は予想をやや下回り大豆粕、小麦は予想通り。
| 3)週間輸出高 (単位:千トン) |
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 958.5 | 1,120.2 | 47,564.2 | 35,806.8 | 49,530 |
| 大豆 | 378.2 | 403.4 | 22,058.3 | 24,181.1 | 21,500 |
| 小麦 | 552.1 | 580.9 | 5,738.2 | 5,679.4 | 31,300 |
| 大豆粕 | 77.0 | 76.2 | 5,466.3 | 7,882.5 | 6,310 |
| 大豆油 | 6.9 | 3.4 | 790.0 | 1,236.2 | 1,070 |
| 本日のトーメンの意見 |
コーン) 農家の売りは昨日、今日とスローだったが、ファンドは8月末に満期を迎える大量の玉(1億ブッシェルあるといわれる)が一斉に出てくることを恐れている。各地では収穫もスタートしており、益々プレッシャーがかかってくるだろう。目先の3日間の下げは取り敢えず拾っておきたいが、中期的にみても何が強材料と成り得るか逆に質問したい。
収穫が始まってぼつぼつイールドの悪い畑があるというニュースも入ってきているが、先日実際にプロファーマーのツアーに参加してみての印象だが、今レポートされているような悪い畑は既に相場に織り込まれているとしか思えない。月曜日の作柄報告もこれ以上の悪化は考えられない。
大豆) 中国の動きは気になるものの(近々期近積20-35万トンの買いの噂がある)、デルタにもようやく雨がつき、少なくともこれ以上のイールドロスはなさそうであり、生育ペースも平年よりかなり早いことから基本的には弱基調である。目先の下げにも手を出す必要もないだろう。
コーンの目先は期近のみ200近辺で取り敢えず抑え、あとはじっくり待ちたい。大豆も11月限440-450では取り敢えず抑え、あとはじっくり待ちたい。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)