(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年9月2日

本日の相場

とうもろこし   --- 小幅安値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  206 3/4-07  209  206 1/2  208 3/4  +1 1/4  12812  -3097 
99 DEC  220 1/2-20 3/4  222 3/4  220 1/4  222  +1  175961  -295 
00 MAR  231 1/2-31 1/4  233 1/2  231 1/4  233  +1  64387  +1578 
00 MAY  237-37 1/4  238 3/4  236 1/2  238 1/2  +1  12792  +169 
00 JUL  241  242 1/4  240 1/4  241 3/4  +3/4  13155  +33 
00 SEP    244  243 3/4  243 3/4  +3/4  1865  +7 
            290348  -1536 

 

大豆       --- 小幅安値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  483 1/2-83  491  480 1/2  489 1/4  +5 1/4  4175  -410 
99 NOV  487-88  496 1/2  485 1/2  495 1/2  +6 3/4  80416  +505 
00 JAN  497-96 1/2  505 1/2  495 1/2  503 3/4  +5 3/4  14881  +100 
00 MAR  504 1/2-05  512  503  510 3/4  +5 1/4  8791  +11 
00 MAY  509  517  509  515 3/4  +5 1/4  7804  +167 
00 JLY  516  522  513  520  +5 1/2  9230  +119 
            129170  +397 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  14510  +250  SEP  1722  +2  SEP  270 3/4  +4  108.98-109.16 
OCT  14630  +220  OCT  1735  +5  DEC  286 1/4  +2 1/2   
DEC  15040  +270  DEC  1766  +3  MAR  301  +2 1/4   
JAN  15130  +220  JAN  1801  +7  MAY  311 1/4  +3 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

大豆がイールド低下懸念から続伸するも、コーンは小動きに終始。

週間輸出成約は、コーン・大豆・大豆粕が高い数字となった。だが、昨日までの上げへの反発か、コーン・大豆ともに小安く始まった。本日引け後から続々と民間業者の生産量予想が出ることになっているため、神経質な展開が予想されたが、次第に大豆・大豆粕に商業筋・ファンド両方からの買いが入り始める。そのきっかけになる目新しいニュースがあったわけではなく、輸出成約が好調であったことと、結局はUSDA報告が近づき生産量低下報告の懸念が買い手に不安感を与えたことが原因と見られる。大豆はその勢いを維持し、引けまで下降局面を見せなかった。 

コーンは、急伸する大豆にしぶしぶ追随する、といった動き方であり、3セッション連続して大豆に翻弄された。最終局面でまとまった買いが入ったため、1セント程度高の引け値となったが、それまでは前日引け値付近をうろうろするだけの、印象の薄い一日であった。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの買い、大豆1,800コントラクトの買いであったと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 昨日は北西部に若干の雨が降った。最高気温は北部で80度台前半、南部で90度台半ば。この降雨は本日から月曜にかけ北西部から北東部(オハイオ)へ移動する見込み。最高気温は60度台半ばから90度台前半、最低気温は40度台前半から60度台後半。来週は気温が現レベルよりやや下がる見込みだが早霜の可能性は今のところない。

デルタ地区 昨日はアーカンソー南部、ルイジアナ、ミシシッピ南西端で降雨(.10-.50所により1.0/20%)があった。最高気温は80度台前半から90度台半ば。本日から明日までにルイジアナ、ミシシッピ南部、アーカンソー、ミズーリに雨が降る見込み。週末から月曜にかけては北部を中心にまとまった降雨(降雨範囲60%)が期待される。気温は80度台前半から90度台半ば。昨日及び北部に週末予想されている雨はかなり効果的と思われる。二毛作の大豆は今月中旬までは天候に敏感な状態が続きそうである。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等
1)週間輸出成約高報告 (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  106.6  905.0  51,267.4  38,331.8  2,435.2  6,650.9 
大豆  10.8  520.6  23,310.0  24,932.5  887.7  2,971.9 
小麦  428.8  0.0  9,736.1  10,395.7  3,398.1  0.0 
大豆粕  236.8  38.6  6,180.4  8,481.4  645.0  431.0 
大豆油  30.4  0.0  907.0  1,435.2  117.0  5.2 

-- コーン:予想の上限にてやや強材料 / 大豆:ほぼ予想通り 

  大豆油:予想の下限 / 大豆粕:予想以上にて強材料。材料難の中、他商品にも影響を及ぼした。 

 

2)週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  1,295.9  958.5  48,832.2  36,453.8  49,530 
大豆  364.0  378.2  22,422.3  24,426.0  21,500 
小麦  601.5  552.1  6,338.0  6,289.7  31,300 
大豆粕  69.1  77.0  5,535.4  7,939.1  6,080 
大豆油  0.0  6.9  790.0  1,262.2  1,040 

 

3)FCCの生産量予想 (単位:百万ブッシェル) 

 

  FCC   USDA8月 
コーン  9,199   9,561 
大豆  2,736  2,870 

-- コーン、大豆共8月のUSDAの予想と比較しても大幅ダウンとなっており、明日の市場には強材料となろう。 

 

本日のトーメンの意見

 

買い場は9月半ば以降までない。 

今週は、市場にショックを与えた月曜日の作柄悪化報告から始まり、毎日相場レベルは切り上げられた。相場の背景にあったのは、言うまでもなく、「クロップはそんなに悪いのか。」という不安である。8月のUSDA報告時点に生まれた一部のクロップ楽観論が、それ以降の毎月曜日の作柄報告によって霧消していき、「作柄劣化はどこまで進むのか。」という不安感が市場を支配し始めたわけである。本日のFCCの数字は、人々の不安感に現実味を与えるに十分なインパクトを持つ。少なくとも9月10日までは、この心理を変えるのは容易ではない。明日朝のスパークスの予想にもよるが、来週にかけては堅調相場が予想され、買い手にとっては我慢の時期だ。あくまで、売り渋っている農家の出し玉に期待して、9月後半の買い場を待つ。( F ) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)