(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年9月3日

本日の相場

とうもろこし   --- 小幅高寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  209 1/2-10 3/4  210 3/4  208 1/2  209  +1/4  11374  -1438 
99 DEC  222 1/4-23  223 1/2  222  222 1/2  +1/2  174232  -1729 
00 MAR  233-33 1/2  234 1/4  233  233 1/4  +1/4  65267  +880 
00 MAY  238 3/4-39  239 1/2  238 1/4  239  +1/2  13032  +240 
00 JUL  242 1/2-42 1/4  243  241 3/4  242 1/2  +3/4  13190  +35 
00 SEP  244 3/4  246 1/2  244 1/2  245  +1 1/4  1865   
            288553  -1795 

 

大豆       --- 高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  492  494 1/2  490  493 1/2  +4 1/4  3802  -373 
99 NOV  498 1/2-97 1/2  500  495  498 1/4  +2 3/4  83356  +2940 
00 JAN  507  509  504 1/2  507 1/4  +3 1/2  15598  +717 
00 MAR  513 1/2-14 1/2  516  511 1/2  512 3/4  +2  9138  +347 
00 MAY  518 1/2-17 1/2  520  516  517 3/4  +2  8536  +732 
00 JLY  524 1/2-25  525 1/2  521 1/2  523  +3  9284  +54 
            133579  +4409 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  14830  +320  SEP  1705  -17  SEP  272 3/4  +2   
OCT  14910  +280  OCT  1717  -18  DEC  289  +2 3/4   
DEC  15260  +220  DEC  1747  -19  MAR  303 3/4  +2 3/4   
JAN  15350  +220  JAN  1780  -21  MAY  313 1/4  +2   
                   

 

本日の相場の動き

傾向変わらず、生産量懸念から大豆上げるも、コーン小動き。

昨夕のFCCの生産量予想は本日の荒れる相場を予感させたが、今朝発表されたスパークスの数字が、その影響を軽減する働きをした。スパークスの数字は、コーン・大豆ともに、市場の予想の中心よりは大きく、特にコーンにおいては前月予想を上回っていたこともあり、ナイトセッションの上げからの雰囲気を和らげた。 

コーンは、スパークスの数字が予想外に大きかったために、大豆・小麦が上げる中で、追随しきれなかった。クロップサイズ減少懸念は残っているものの、農家売りが見られたことや、収穫最盛期がもうそこに迫ってきたことが、買い手を躊躇させた。 

大豆は、11月が5ドルを抜いて上げるかどうかが当初から注目された。ナイトセッションの上げを受けて買いが入ったものの、コーンが伸び悩んでいることもあり、上げの勢いはなかった。結局11月限は一度5ドルをつけたもののそれ以上の取引は無く、その失望感から次第に値を下げた。 

本日のファンドの動きは、コーン500コントラクトの買い、大豆1,000コントラクトの買いと見られている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 昨日は降雨範囲10%以下の僅かな雨が降った。気温は、最高80度台半ばから90度台半ば、最低50から60度台半ば。本日から来週月曜にかけ北西部から北東部へ移動していく見込み。火曜はドライ。最高気温は60度台半ばから80度台半ば、最低気温は40度台後半から60度台後半。早霜懸念の今のところない。

デルタ地区 昨日はルイジアナ北部、ミシシッピ南部で降雨(.10-.25/10%以下)があった。最高気温は90度台。向こう5日間南部にまとまった降雨が予想されている一方、土曜夜から日曜には北部にも雨が降る見込み。火曜までの雨量は.10-.75所により1.5、降雨範囲60%。最高気温は80度台半ばから90度台半ば。依然としてアーカンソーの二毛作大豆には十分な雨が供給されずイールドのロスは続いている。 

 

 

NWS6-10日天気予報(9月7〜11日) 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  N(63)  N/B(0.52/1) 
東部コーンベルト  N/A(66)  B/N(0.50/1) 
デルタ  B(74)  N(0.54/1) 

-- ほぼニュートラル。 

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等
1)スパークス等の生産量予想 (単位:百万ブッシェル)

 

  スパークス  アレンデール  FCC(昨日)  USDA8月 
コーン  9,392  9,219  9,199  9,561 
大 豆  2,789  2,817  2,736  2,870 
単収(コーン/大豆)  (132.4/38.1)  (129.93/38.45)  (129.6/37.34)  (134.7/39.2) 

-- 昨日のFCCの強気の予想をスパークスが和らげた形となった。 

 

本日のトーメンの意見

 

9月後半に買い場を予想。

「今年のうちの大豆は、今までで最高のイールドだ。」(ネブラスカ州オマハ近郊の農家) 

「もう、新穀コーンが入荷した。例年より1〜2週間早い。水分は低いし、農家によっては、イールドは去年以上に良いと言っている。」(イリノイ州北部・ツーロンにあるカントリーエレベータのマネージャー) 

「作付けが遅れた大豆は平均だけど、コーンは完璧に近い生育。収穫期が楽しみだ。」(南部ミネソタ州の農協団体) 

「今年の天候はすべてにおいて最高だった。コーン・大豆ともに高い生産量を期待している。問題は安い相場だけだ。」(アイオワ州北部メイソンシティー近郊の農家) 

-- 本日聴取した生産地からの情報で、今年比較的うまくいっている生産地のコメントだけを記述した。無論、中には悪いとコメントする者もいたが、省いた。市場では、7月前半までの作柄楽観論から、一転して「悪化」先入観がはびこってしまった。相場を判断するには、もしや、再び心理の是正が必要かと思い、あえて上記した。( f ) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)