(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年9月14日

本日の相場

とうもろこし   --- まちまちの寄り付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  203-02 3/4  203  201  202  -3/4  5710  -710 
99 DEC  216-15 3/4  216 1/4  214 1/4  214 3/4  -1 1/4  175156  +1580 
00 MAR  227 1/4-27  227 1/4  226  226 1/4  -1  72631  +1848 
00 MAY  233 1/2  233 1/2  231 3/4  232 1/4  -3/4  14572  +333 
00 JUL  237 1/4  237 1/4  236  236 1/2  -1  14646  +322 
00 SEP  241 1/2-41  241 1/2  240 3/4  240 3/4  -1/2  2043   
            294368  +3430 

 

大豆       --- 安値寄り付き、大幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  504-04 1/2  504 1/2  496 1/2  497 1/2  -8 1/4  1672  -252 
99 NOV  508 1/2-07 1/2  508 1/2  500 1/2  501 3/4  -8 1/2  89676  +333 
00 JAN  517 1/2  517 1/2  510 1/2  511 1/2  -8  19349  +492 
00 MAR  524  524  518  518 1/2  -7 3/4  9500  +288 
00 MAY  529 1/2-28  529 1/2  523  524 1/4  -6 3/4  12375  +768 
00 JLY  533 1/2  534  528  528 1/4  -7 1/4  9854  +115 
            146608  +1758 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  14560  -300  SEP  1765  -50  SEP  274  -1/4  105.31-106.35 
OCT  14640  -300  OCT  1768  -49  DEC  288  +0   
DEC  15020  -280  DEC  1798  -54  MAR  303 1/2  -1/4   
JAN  15100  -280  JAN  1831  -51  MAY  314 1/4  +1   
                   

 

本日の相場の動き

大豆主導で、終始安値圏取引。

コーンは、収穫進展に伴い、昨日の作柄劣化報告にもかかわらず、セッションを通じてほぼずっと1セント前後安で推移した。主に、大豆三品が売られていたことに影響され、ファンドの売りが続いたことが一因。12月限215、3月限226のレベルでは、需要家による大量のプライシングオーダーが売り注文を吸収、中盤までの底値を形成した。12月限の215の抵抗線はその後破られたものの、それ以上売りを追っていく動きは意外に少なく、下げ幅は少しにとどまり取引終了した。 

大豆は、大豆油に売りが入り、下げ基調を作った。民間分析家によるパーム油の需給緩和予想から、昨晩のマレーシアパーム油価格が急落、それを受けて大豆油が売られた。また、最近の油相場上げにより、他原産大豆油に比べて価格が高くなってしまったことが、輸出需要を減じるとの見方も出ていた。大豆の本格収穫期が近づいてきていることも、市場心理を冷やす一因となった。 

本日のファンドの動きは、コーン3,500コントラクトの売り、大豆1,000コントラクトの売りと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 昨日は10%以下の範囲に僅かな雨が降った。最低気温は30台後半から50度前後。サウスダコタ中東部の一部で30度台半ばを記録した。その後金曜までは概ねドライとなり、土曜にから来週始めにかけ降雨が予想されている。最低気温は30台後半から50度台後半。向こう2日間の朝方、北西部20%の地域で30度台半ばまで下がる可能性がある。しかし霜が降りるまでには到らないだろう。このところのドライな天候によって収穫は各地で急速に進んでいる。

デルタ地区 昨日はテネシー北部、ルイジアナ中部、アーカンソー北東部、ミシシッピ中部で散発的な雨(.10-.50/15%)が降った。最高気温は70台後半から90度台前半。その後今週はドライとなろう。収穫が進むこれからは降雨よりもドライな天候が必要となろう。 

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等

1)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  9月7日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop     0.2   -0.1      21.5   unch     1,118.5   1,140.2 
1998crop    340.5  - 50.0       5.5    1.2     1,394.6   1,740.6 
1999crop     4.4    1.1       0.0   unch        0.2     4.6 

−大豆− 

  9月7日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.1  unch  6.7  unch  259.5  266.3 
1998crop  44.8  -7.9  1.9  0.4  292.1  338.8 

-- 予想の範囲内でニュートラルか。 

 

2)受渡可能在庫 (百万ブッシェル) 

 

  9月10日  前週  前年同期 
コーン  5,622  5,713  2,354 
大豆  2,080  2,290  394 
小麦  38,976  38,934  35,281 

-- 予想の範囲内にてニュートラル。 

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

緩やかな安値傾向を予想。

本日コーンの下げを阻んだのは、実需家の旺盛なプライシング意欲だ。ちょうど1週間前からレベルは10セントも下げたわけで、その安値感から買い場と見た需要家は多かったようだ。しかし、相場の雰囲気は日々変化する。たとえば、今のレベル近辺であと数日も推移すれば、レベル感はおのずから変わってくる。また、今週末あたりから、ネブラスカ・アイオワで本格的に収穫が始まる。安値を予想する。 ( F ) 

大豆については、最近までの高値傾向を引っ張っていた大豆油相場を取り巻く環境が変化した。あくまで、短期的な食用油の逼迫感がその背景にあったわけであるが、パーム油需給に関する一人の予想家の分析が、相場の雰囲気を別物にした。今後の収穫期に向かっている現在、大豆油相場の不安定さが最大の買い材料であっただけに、今後意外と早めに安値へのアプローチとなっていく可能性もある。明日以降の大豆油相場を注視したい。 ( f ) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)