(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年9月15日

本日の相場

とうもろこし   --- 小幅安値の寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  201-01 1/2  201 1/2  199  199 1/4  -2 3/4  4625  -1085 
99 DEC  214-13 1/2  214 1/4  212  212 1/4  -2 1/2  175839  +683 
00 MAR  225 1/2-25 3/4  225 3/4  223 3/4  224 1/4  -2  76554  +3923 
00 MAY  231 1/2  231 3/4  229 3/4  230  -2 1/4  15232  +660 
00 JUL  236-35 3/4  236  234  234 1/4  -2 1/4  14967  +321 
00 SEP  240 1/2  240 1/2  238 1/2  238 3/4  -2  2227  +184 
            299183  +4815 

 

大豆       --- 安値寄り付き、大幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  493  493  484  485 1/2  -12  1212  -460 
99 NOV  498-97  498 1/2  488  489  -12 3/4  90066  +390 
00 JAN  507-06 1/2  508  497 3/4  499 1/4  -12 1/4  19547  +198 
00 MAR  514-14 1/2  515  505  505 1/2  -13  8732  -768 
00 MAY  517 1/2  519  509 1/2  511 1/2  -12 3/4  12382  +7 
00 JLY  525  525  515  515  -13 1/4  10101  +247 
            146185  -423 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  14410  -150  SEP  1696  -69  SEP  261 1/2  -12 1/2  103.76-104.44 
OCT  14470  -170  OCT  1706  -62  DEC  274 1/2  -13 1/2   
DEC  14780  -240  DEC  1740  -58  MAR  290 3/4  -12 3/4   
JAN  14870  -230  JAN  1773  -58  MAY  301  -13 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

要因に変わり無く、続落。

コーンは、収穫されている東部ベルト地域のイールドが、「意外に高い。」という報告が依然多いとの情報が、「最終イールドが先のUSDA予想以上になるのでは。」との憶測を呼び、コーンを軟調にした。大豆三品が活発に売られていることもあり、終始売り注文先行となったが、大量プライシングが一方的な下落を抑制した。12月は本日213が一時プライシングによる壁となり、しばらく売り注文を吸収していたが、最後には流れに抗しきれず、レベルを切り下げた。大豆に比べ下げが少なかったのは、収穫前大豆が低水分であるらしく、農家は相場スプレッドの現状から、コーンより大豆売りを優先することが可能となったからとも言われている。 

大豆は、本日も大豆油が大量に売られた。売りの中心はファンド。商業筋によるプライシングもかなり多かったが、勢いを止められなかった。パーム油の需給緩和不安から、大豆油・パーム油の安値連鎖が続いた。東部ベルトで始まっている大豆の収穫イールドが、予想以上に高いとの情報が入り、売りに拍車をかけた。また、ブラジルでは作付け前の効果的な雨が降っており、市場は南米産からのプレッシャーを想起した。大豆粕においても、中国が過去2ヶ月の大量成約の一部をキャンセル(あるいは売り戻し)するとの噂が広がり、買い手に警戒感を与えた。かくして、大豆三品が競い合うように売られ、大豆油主導の大幅安となった。 

本日のファンドの動きは、コーン3,500コントラクトの売り、大豆3,000コントラクトの売りと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 昨日は僅かな雨(.10-.25/10%以下)が降ったものの、概ねドライ。最低気温は30台半ば(アイオワ西部/ネブラスカ東部)から50度前半。その後週末後半から火曜にかけ降雨(.10-.75所により1.5/65%)があり、収穫を'若干'遅らせる可能性がある。最低気温は30台後半から50度台後半。暫くは霜の心配はないだろう。

デルタ地区 昨日はドライ。最高気温は80度台。その後日曜夜から来週月曜にかけ降雨(.10-.75/45%)がある見込み。最高気温は70代後半から80度台。 

 

NWS6-10日天気予報(9月21〜25日) 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  N/A(58)  B(0.43/1) 
東部コーンベルト  N(61)  A(0.46/1) 
デルタ  B(69)  B(0.49/1) 

-- 西部、デルタでは特に収穫に適していることからやや弱気な発表。 

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等

本日は特に重要な発表はなかった。

 

 

本日のトーメンの意見

 

緩やかな安値継続を予想。

その正確度については定かではないが、衛星を使って農場の緑度からイールドを測定する方法があるらしい。それによると、コーンイールドは9月のUSDA報告1ポイント上回ると観測されたと言うことである。大豆では、これから本格化するアイオワ州のWATERLOOという地域の一農家が、近隣では一早く50エーカーをすでに収穫したが、イールドは何と「76」であったそうだ。何だか知らないが、市場心理はいつの間にか、このように高イールドを示す情報にばかり注目している。このように変化した市場心理は、良好な生育環境の西部コーンベルトで始まる今後の収穫によって、拍車をかけられることになる。まだ、プライシングを始めるには早い。 ( F ) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)