(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年9月20日

本日の相場

とうもろこし   --- まちまちの寄り付き、まちまちの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  198 1/2  204  197  203 1/2  +5 1/2  1810  -1124 
99 DEC  209 3/4-10  211  209 1/4  210 1/4  +0  188266  +6651 
00 MAR  222 1/4-22  222 3/4  221 1/4  221 3/4  -1  85172  +3956 
00 MAY  228 1/2-28 3/4  228 3/4  227 1/4  227 1/2  -1 1/4  17524  +848 
00 JUL  233 1/2-33 3/4  233 3/4  232 1/4  232 1/2  -1  17445  +751 
00 SEP  238  238  237  237  -1  2651  +20 
            323183  +11207 

 

大豆       --- 安値寄り付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  480-80 3/4  483 1/2  477  481 1/4  -1 1/4  271  -279 
99 NOV  484 1/2-82 1/2  490 1/2  481 3/4  487  -1/2  89429  +2483 
00 JAN  494-92 1/4  500 1/4  492  497 1/4  +0  20473  +235 
00 MAR  500 1/2-01  507 1/4  499  504 1/2  -3/4  9336  -46 
00 MAY  506  511 1/2  504  509  -1  12520  -100 
00 JLY  511 1/2-11  518  509 1/2  514 1/2  -3/4  11342  +363 
            147613  +2633 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  14540  +90  SEP  1682  -13  SEP  259  -3 1/2  106.26-107.39 
OCT  14500  +40  OCT  1685  -16  DEC  272 1/4  -3 1/4   
DEC  14870  +30  DEC  1715  -14  MAR  288 1/4  -4   
JAN  14930  +10  JAN  1746  -16  MAY  297 3/4  -3 3/4   
                   

 

本日の相場の動き

きわめて取引量が少ない一日。前日引け値を挟んで上下した。

買い手は主に商業筋のプライシング。売り手は投機筋と少しの農家売り。今晩からの早霜予報、先日の大型ハリケーン「フロイド」がノースキャロライナのコーン畑にダメージを与えたとの報、10時に発表された輸出検証高などがファンダメンタル要因となり、引き続くプライシングの買いとともに、先週からの投機筋の売りによる相場の流れをくいとめた。しかし、今週の天候はドライとの予報で、収穫の順調な進捗が予想されることから、値は伸びきれず、コーン・大豆とも若干ながら安値圏での引けとなった。 

コーン9月限に、引け時点のプライシング買いが約800コントラクトも入り、売り物がなかったために当限月がパニック的に上げられた。明日の限月落ちを控えての、特別な動きと見て良い。 

本日のファンドの動きは、コーン600コントラクトの売り越し、大豆500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 週末は45%の範囲に.10-.50インチ(所により1.0)の降雨があった。最低気温は30台半ばから60度後半。今朝サウスダコタの一部で30台前半まで下がったが、クロップへの影響は無視できるぐらい狭い範囲であった。その後は本日と水曜にそれぞれ10-15%の範囲に僅かな降雨が予想される以外は金曜まではドライ。ベルト北端で霜の恐れがあるが、たとえ霜が降りたとしても影響は無視できるレベルであろう。

デルタ地区 昨日は僅かに(.10-.75/10%)雨が降った。最高気温は80台前半から90度台前半。その後は本日降雨(.10-.50/20%)がある以外は金曜までドライ。最高気温は70台から90度前後。 

 

NWS6-10日天気予報(9月26〜30日) 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  N(58)  N/A(0.43/1) 
東部コーンベルト  A(61)  N(0.46/1) 
デルタ  A(69)  N(0.49/1) 

-- 収穫には適していることからやや弱気か。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(9月10-16日:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  47,090  32-45 
大豆  17,768  8-15 
小麦  15,858  20-25 

-- 大豆の前半の安値からの値戻し、及びコーンの下支えの要因の一つとなった。小麦は弱材料。 

 

2)進捗率・作柄 

 

  9/19現在  先週  昨年  平均 
コーン 完熟ステージ   66%  43%  71%  49% 
    収穫率   12%   7%  12%   8% 
大豆 落葉率   52%  29%  61%  45% 
    収穫率    6%   2%   6%   4% 

 

作柄  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い  指数(今週)  (先週)  昨年 
コーン  5%  10%  27%  44%  14%   97.8   97.9  103.3 
大豆  4%  10%  27%  43%  16%   89.8   90.3   99.3 

-- コーン、大豆ともほぼ予想通りでインパクトは殆どないと思われる。大豆はこれで10週連続の悪化。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

緩やかな下げ相場を予想。 

プライシングの時期としては、収穫期の前半(今週か来週)までに、ある程度を進めておきたい。さらなる下値を予想するが、旺盛なプライシング意欲から下げ幅はあくまで緩やかと思われ、そのうち収穫期後半になって農家に「売らねばならない」圧力が少なくなり、買う材料はなくとも、売り材料不足から相場のレベルが220台まで戻ることは十分考えられる。これからの下げ相場の中で、徐々に買い注文を入れていくことを勧める。12月限で210から下値へが適当であろう。 

今回の一連の下げは、少しだけ意外なイールド高と収穫作業順調による売り心理がミソだ。そのエネルギーは、収穫期後半までは続かないと見るのが妥当だ。まだ当分、相場の方向性に変化はないが、時間との戦いとなる。 ( F ) 

 

(大豆) 

先週アイオア、ミシガン、カナダの各サアプライヤーをまわってきた。シカゴ相場を予想するにはマイナーな地域が多かったが、これらの地域は作柄も平年以上であり、大豆という性格上(現金作物と考えられている)収穫後すぐにかなりの部分が売りに出されるというのが一致した見方であった。 

また今日聞いた興味深い話を紹介したい。過去24年間のこの時期、9月20日から30日の10日間におけるシカゴ相場は、22回価格が下がっておりその平均下げ価格は16セントになる。逆に上げた2回の平均は8セントとなる。この時期に短期的にではあるがハーベストプレッシャーがかかっていた事がわかる。 

単純な話ではあるが、もし今年も平均の16セントの下げがあるとすれば11月限にて470近辺となり、これは多くのトレーダーが考えている買い場とも一致する。もう少しだけ買いを我慢してみたい。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)