(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年9月21日

本日の相場

とうもろこし   --- まちまちの寄り付き、まちまちの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  202-01 1/2  202 1/4  201  201  -2 1/2  404  -1406 
99 DEC  211-10 3/4  211 1/2  209  210 3/4  +1/2  188718  +452 
00 MAR  223-22 3/4  223  221  222 3/4  +1  87885  +2713 
00 MAY  228 1/4-28  228 3/4  227  228 1/2  +1  18403  +879 
00 JUL  233  233 1/2  231 3/4  233 1/4  +3/4  17973  +528 
00 SEP  237 1/2  238  237  237 3/4  +3/4  2792  +141 
            326455  +3272 

 

大豆       --- 小幅高値寄り付き、まちまちの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 SEP  481 1/2-83  483 1/2  480  481 1/2  +1/4  186  -85 
99 NOV  489 1/2-88  491  483  485  -2  90193  +764 
00 JAN  499-98 1/4  500 3/4  493 1/4  495  -2 1/4  19493  -980 
00 MAR  506  508  501  502 1/2  -2  9518  +182 
00 MAY  510 1/2-10  513  506  508 3/4  -1/4  12474  -46 
00 JLY  516  518 1/2  511 1/2  512 1/2  -2  11398  +56 
            147535  -78 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  14600  +60  SEP  1678  -4  SEP  258  -1  104.05-104.90 
OCT  14480  -20  OCT  1669  -16  DEC  270 1/4  -2   
DEC  14820  -50  DEC  1703  -12  MAR  285 3/4  -2 1/2   
JAN  14920  -10  JAN  1734  -12  MAY  295 1/2  -2 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

本日も、前日引け値を上下した。

コーン・大豆ともに方向感を決定する要因探しに苦しんでいる。依然プライシングによる買い注文に、収穫の順調な進展から来る売りが対抗し、相場レベルの変更を許さなかった。 

コーンは、やや高値引けしたが、これは一部のファンドがこれまで小麦買い・コーン売りのポジションを作っていたが機能せず、本日引けにかけて大量の手仕舞い注文を出したことに起因する。他にも、ファンドが久々に買いに回り、相場をサポートしたが、ファンダメンタルには、売り材料が多かったようだ。収穫は順調に進んでおり、今週中の天候は良好、昨日の台湾の地震が期近の輸出需要に影を落とし、中国はそのコーン輸出価格を公式に数ドル下げるとの情報も飛び交い、どちらかと言えば本日の相場は、終日軟調傾向であった。 

大豆は、昨晩のパーム油の上げにもかかわらず、ファンドに売り浴びせられた大豆油がリード役となって、軟調相場を形成した。朝方こそ、アイオワ北部・ミネソタ南部で早霜が起きたことがサポート要因とされたが、そのうち影響は小さいと見られ始め、あとは収穫の順調な進捗が相場の腰を砕いた。プライシングは入るものの、コーンほどのサポート役は果たせず、引け時点は安値圏となった。 

本日のファンドの動きは、コーン2,400コントラクトの買い持ち、大豆1,500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 昨日は僅かに雨(.10-.50/20%)が降った。北部の一部地域では今朝気温が下がり霜の降りる所も散見された。特にアイオワ北西部、ミネソタ南西部では20度台半ばから後半まで下がり数時間に渡って霜が降り、一部大豆クロップが被害を受けた模様。ただ、この地域では全体の約9割が既に葉が黄色に変化していると言われており、実際には影響は極限られたものと推測される。その後金曜から土曜にかけ20%程度の範囲に僅かな降雨がある見込みだが、気温は徐々に上昇し、現時点では来週の前半までは霜の懸念はない。収穫には適した気候が続いている。

デルタ地区 昨日は25%の範囲に僅かな降雨があった。最高気温は80台から90度台前半。その後今週はドライ。気温はやや下がり、70台から80度台半ばの見込み。収穫には適した気候が続いている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等

1)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  9月14日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.2  unch      21.5   unch    1,118.6   1,140.3 
1998crop  290.4  - 50.1       7.1    1.6    1,445.5   1,743.0 
1999crop  6.6  2.2       0.0   unch      0.2     6.8 

−大豆− 

  9月14日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.1  unch        6.7   unch    259.5   266.3 
1998crop  36.4  - 8.4       2.6    0.7    300.1   339.1 
1999crop  0.2  0.2       0.0   unch      0.0     0.2 

-- 予想の範囲内でニュートラルか。 

 

2)受渡可能在庫 (百万ブッシェル) 

 

  9月17日  前週  前年同期 
コーン  4,677  5,622  2,570 
大豆  3,340  2,080  319 
小麦  39,270  38,976  35,384 

-- 予想の範囲内にてニュートラル。 

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

昨日のクロップコンディションにて大豆が10週間続けて、コーンも2週間連続して悪化しているにもかかわらず、本日は上げにつながらなかった。収穫が始まっている現在、供給サイドの悪い材料から値を上げていくには時期的に無理がきているように思う。供給サイドの悪い材料は既に出尽くしている感があり、今後更に値を上げていく為には需要サイドの盛り上がりか海外での競合穀物に何らかの問題が出てくる等が必要になる。今のこの価格ではそれは見当たらない。

先週アメリカを襲った、ハリケーンフロイドによりノースカロライナを中心に養豚農家が大きな被害を受けた。またこのハリケーンにより多くの本船が遠方に避難した為、ガルフで荷役する予定の本船の到着が遅れており、一時的にガルフにて穀物に過剰感が出ており値を下げている。また昨日台湾を襲った地震によりしばらくは台湾からの需要が減少すると見られている。 

ハーベストプレッシャーを前にこれらの弱い材料も重なり、目先安値が期待できる。しかし油断は禁物。安値を維持できる期間は長くはないと考えている。日本もしかりであるが、国内も含め原料のカバーは平均より遅れているといわれている。したがいターゲット価格(大豆11月限470近辺・コーン12月限210以下)まで下げれば素直に買いを入れていきたい。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)