(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年9月23日

本日の相場

とうもろこし   --- 小幅安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  210-09 1/2  210  208  208 1/4  -2  192666  +1306 
00 MAR  221 3/4-21 1/2  221 3/4  219 3/4  220 1/4  -1 3/4  90038  +732 
00 MAY  227 1/2  227 1/2  225 3/4  226  -2  19093  +290 
00 JUL  232 1/4-32  232 1/4  230 1/4  230 3/4  -1 3/4  18462  +309 
00 SEP  237  237  235 1/2  235 1/2  -2  2806  -22 
00 NOV    239  239  239  -3  10022  +140 
            333376  +2756 

 

大豆       --- 高値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 NOV  486 1/2-85 1/2  486 1/2  477 1/2  478  -7 1/4  88699  -673 
00 JAN  496 1/2-96  496 1/2  488  488 1/4  -7  19789  +85 
00 MAR  503 1/2  503 1/2  495 1/2  496 1/4  -6 1/2  10109  +154 
00 MAY  508 1/2  508 1/2  501 1/2  502  -6 1/2  12441  +57 
00 JLY  514 1/2  514 1/2  506 1/2  506 3/4  -7 1/4  11580  +60 
00 AUG    512  507  507  -8  407  -19 
            146937  -381 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  14170  -310  OCT  1652  -10  DEC  273 1/4  +3 1/2  103.98-104.36 
DEC  14540  -310  DEC  1681  -14  MAR  290  +4   
JAN  14690  -260  JAN  1714  -18  MAY  299  +3 1/2   
MAR  14910  -220  MAR  1745  -15  JUL  309  +3 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

ファンドが積極的に売り、プライシングが対抗するも、下げる。

輸出成約報告は、コーンがまずまず、大豆は予想の上限であり、好感された。しかし、寄付きからファンドの売り注文が比較的安値で大量に居座り、相場はすぐに軟調気配を示した。 

その後はやはり順調に進んでいる収穫にスポットが当り始め、今週末のドライ予報から東部のみならず西部でも収穫が急速に進展するとの見方から値を下げた。 

コマーシャルは積極的に買いを入れたが、ファンドの大量売りの前には相場を押し戻す力にはなり得なかった。コーンは7月29日以来の新安値を付け、大豆も月曜日の安値を更新した。 

本日グリックマンがロシアへの追加食糧援助を示唆するコメントを出したが具体性にかけ相場の流れを買えるには到らなかった。 

本日のファンドのポジションはコーン7,500コントラクト、大豆3,500コントラクトのショート、コマーシャルについてはコーン2,500コントラクト、大豆1,200コントラクトのロングとみられておりいずれも大きい。 

 

-- 本日のUSDAグリックマンのコメントについて -- 

ロシア向け追加食糧援助を行う'可能性が強い'ことを示唆したが、具体的な内容については何らコメントしなかったが、恐らく一回目と同様、小麦、豚肉、大豆、大豆粕、米、コーン、牛肉とみられている。先日のロシアへのIMF援助金が不当に使われた可能性があるとのニュースの真偽が まだ調査中で明らかにはなっておらず、慎重にしなければいけないとしながらも、豚肉等過剰な在庫を抱えている品目の在庫減らし手段としても非常に効果的であるとコメントしている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 昨日はドライ。最低気温は朝方の30台半ばから50度前後。その後本日及び土曜から月曜にかけてとそれぞれ10-20%の範囲に僅かな雨が降る見込みだがいずれも収穫の進捗に影響を及ぼすものではない。最低気温は30台後半から60度台前半で、霜の心配はない。

デルタ地区 昨日はドライ。最高気温は70度台。その後も月曜まで概ねドライ。最高気温は70台後半から80度台半ばの予想。収穫には最適の気候が続いている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告 (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  944.0  0.0  11,117.9  9,460.5  8,558.2  0.0 
大豆  710.1  0.0  5,254.7  6,567.1  4,310.9  18.5 
小麦  684.7  0.0  11,480.3  12,775.8  3,611.9  0.0 
大豆粕  45.0  40.2  6,234.4  8,475.0  461.2  720.2 
大豆油  4.6  0.0  926.5  1,486.2  85.3  5.2 

-- コーン、大豆は予想の上限または予想を上回り下支え要因として作用したが、ハーベストプレッシャーの前には数字程の影響はなかった。逆に大豆粕、大豆油においては弱材料の一つとなった。小麦は強材料となった。 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  1,227.1  857.9  2,559.7  1,629.7  46,990 
大豆  523.9  340.9  934.8  288.5  24,360 
小麦  422.6  529.3  7,868.4  7,893.5  30,620 
大豆粕  86.1  97.2  5,773.2  8,074.7  6,310 
大豆油  0.0  31.9  841.2  1,328.6  1,070 

 

本日のトーメンの意見

 

相変わらず農家はなかなか売りを出してこないが、相場は下げている。単純に考えれば、好天続きで保管スペースに困った農家はやむを得ず売り始め、更に相場は下げに向かうという構図を思い浮かべてしまう。

しかし好天のみに後押しされたこの軟基調は非常に不安定である。農家は売らなければならない状況に変わりないが例年以上にホールド姿勢を保ち、一方需要家は例年通りの数量を買い付けなければならない。天候パターンが一変するとともにファンドの姿勢も変化することは考えられる。 

ここは欲張らずにこのレベルから買い下がるべきと考える。生産量、期末在庫も今後まだ下方修正される可能性も十分にあり、コーン12月限200を割ることはまずないのでは? 

大豆は、来月早々にも早霜を頭からはずすことができ、油市場も軟調が続いていることからも、コーン程急を要さないとは思うが、欲張らないことを勧める。 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)