(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年9月28日

本日の相場

とうもろこし   --- 小幅高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  212 3/4-12 1/2  215 3/4  212 1/2  213 3/4  +1 3/4  190638  -2798 
00 MAR  223 3/4-23 1/2  227 1/4  223 1/2  225  +1 3/4  98498  +2246 
00 MAY  229-28 1/2  233  228 1/2  230 1/2  +1 3/4  21793  +320 
00 JUL  233 1/2-33 3/4  237  233 1/2  235  +1 3/4  20399  +491 
00 SEP  239 1/4  241 1/2  239 1/4  239 3/4  +1 3/4  3435  -22 
00 NOV    245  243  244 1/4  +2 1/4  113   
            346510  +641 

 

大豆       --- 小幅高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 NOV  487 3/4-86 1/2  495 1/2  486  490 1/4  +5 1/2  90971  +630 
00 JAN  497-96  505  495 3/4  499 3/4  +5 3/4  22070  +793 
00 MAR  506-05 1/2  511 1/2  503 1/2  507 1/2  +5 1/4  10786  +121 
00 MAY  510-09  517  509  512 1/2  +5  12681  +41 
00 JLY  516-17  522 1/2  514  517 1/2  +5 1/2  11437  +179 
00 AUG    523 1/2  518  518  +6  422  +3 
            152494  +1757 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  14550  +170  OCT  1667  +4  DEC  285 3/4  +6  105.85-106.34 
DEC  14930  +170  DEC  1703  +10  MAR  301 1/2  +5 1/2   
JAN  15040  +170  JAN  1738  +10  MAY  310 3/4  +5 1/2   
MAR  15250  +170  MAR  1769  +11  JUL  320 1/2  +5   
                   

 

本日の相場の動き

金価格の連騰、そして予想以上の降雨量により買われる

昨日のマーケットの流れを受けて寄りつきから上昇するという向きが多い中、コーン、大豆ともに予想どおりやや高いレベルでの寄りつきで始まった。  

寄りつき後も中西部を通過中の降雨前線がもたらす降雨量が予想を越えて大きく、今週末にも再度前線の到来が予想され収穫遅れの懸念が大きくなったこともありジリジリと上昇する相場展開が続いた。  

そして、本日の相場上昇の最も大きな要因となる金価格が本日も大幅上昇を見せると、インフレ予想が益々高くなり穀物商品にファンドの資金が流れ込んで一時コーンで3〜4セント、大豆で10〜11セントの上昇となった。 

その後、金価格がある程度の落ち着きを見せると、それを受けるように穀物相場も抑えられ、コーン1〜2セント高、大豆5〜6セント高まで値を戻して引けた。 

本日のマーケットは今週木曜日にストックレポートを控え、低調なボリュームが予想されていたが、金価格の上昇、そして収穫遅れ懸念から予想を上回る取引となった。 

本日ファンドの動きは、コーン700コントラクトの買い越し、大豆3,500コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

ベルト西側から降り出している雨が昨日はベルト中央部に移動し、降雨量で0.25〜1.50インチ、所によっては3.00インチの降雨をベルト1/3の範囲にもたらしている。 

今後は東へ移動し、2日間のうちに0.25〜1.00インチの降雨をベルト50%の地域にもたらす事となろう。この次の降雨システムは週末に予想されており0.10〜0.75インチ、範囲55%となる見込み。 

この降雨では収穫作業をすることもできず収穫のペースも遅れることとなるが、西部ベルトでの再開も早々に見込まれ、今後は東部ベルトでの遅れが出るものの、遅れの程度は限られたものとなると見られている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等

1)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  9月21日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.2  unch      21.5   unch    1,118.6   1,140.3 
1998crop  246.5  - 43.9      10.0     2.9    1,489.3   1,745.8 
1999crop  10.7  4.1       0.0   unch      0.2     10.9 

−大豆− 

  9月21日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.1  unch        6.7   unch    259.5   266.3 
1998crop  30.3  - 5.6       3.4    0.6    305.1   339.3 
1999crop  0.4  0.2       0.0   unch      0.0     0.4 

-- 予想の範囲内でニュートラル。 

 

2)受渡可能在庫 (千ブッシェル) 

 

  9月21日  前週  前年同期 
コーン  5,511  4,677  2,626 
大豆  5,640  3,340  1,320 
小麦  39,171  39,270  34,266 

-- 中立からやや弱材料か。 

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

プライシングを進めるべきと考える 

本日の相場は天候による収穫遅れ懸念もあったが、ゴールド一色であったと言って良いような相場付きとなった。 金価格は本日一日で一時15%もの上昇を見せ、引けにかけてある程度値をもどしたものの、ここ数日間でかなりの上昇を見せており急速にインフレ懸念が台頭してきている。 それを受けての穀物相場の上昇であったと言えるが、ここにきてコーン、大豆相場ともにどちらかと言うと強材料の方に目が行き始めており、市場のセンチメントもそろそろシーズナルロウに近いのではないかと見る向きが増えてきている。 

市場の大半と同じ見方をするのは危険であるが、7月後半に受けた高温、ドライによるストレスは確実に存在し、昨年以上の生産量を期待することは当然ながら難しく、尚且つ今年の大きなキャリングマーケットを考えると、保管スペースが増えていると言われる環境下で早い段階での農家の売りは大きく望めないのではないか。  

また、先週金曜日に取り沙汰されたローンプログラムの改正は一旦噂話で収まったものの、本日再度話が持ちあがり、先週言われたPCP価格をローン期間中のいつでも決めることができるという内容をさらに踏み込んで、農家にとってローンプログラムがより魅力的なものになるとも言われており、近々発表されるの可能性は高い。 となると、最終的な供給量は変わらないものの市場に出回るコーン、大豆が一時的に少なくなる。 

このような状況下、全米在庫の発表、そして10月の需給報告を控え、コーンで言えばショートポジションにあるファンドのショートカバーが予想されること、そしてコーン、大豆商品ともに2日連続でテクニカルに買いのサインが出始めていることを考えると、今後はなかなか下値も狙いづらい展開となると予想され、確実にプライシングを進捗させたいと考える。                                                  (M) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)