(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年9月29日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅高値寄り付き、同値から小幅安引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  215-14 1/2  215  212 3/4  213 3/4  +0  192121  +1483 
00 MAR  225 3/4-26 1/4  226 1/4  224 1/4  224 3/4  -1/4  99214  +716 
00 MAY  231-31 1/4  232  229 3/4  230 1/2  +0  21904  +111 
00 JUL  236-35 1/2  236  234 1/4  235  +0  20504  +105 
00 SEP  241  241  239 1/4  239 1/4  -1/2  3500  +65 
00 NOV    243  243  243  -1 1/4  117  +4 
            349253  +2743 

 

大豆       --- ほぼ同値で寄り付き、小幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 NOV  490-89 1/2  494 1/2  489  491 3/4  +1 1/2  93261  +2290 
00 JAN  500-499  504  499  501 3/4  +2  24128  +2058 
00 MAR  508  511 1/2  506 1/2  508 3/4  +1 1/4  10484  -302 
00 MAY  512 1/2  516  511 1/2  514 1/2  +2  12660  -21 
00 JLY  517 1/2-18  522  517  519 1/2  +2  11610  +173 
00 AUG    521  521  521  +3  427  +5 
            156858  +4364 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  14830  +280  OCT  1670  +3  DEC  284 1/4  -1 1/2  106.64-107.04 
DEC  15100  +170  DEC  1706  +3  MAR  300  -1 1/2   
JAN  15170  +130  JAN  1741  +3  MAY  309 3/4  -1   
MAR  15320  +70  MAR  1770  +1  JUL  318 1/2  -2   
                   

 

本日の相場の動き

”ロシアが正式に食料援助を要請”の報を受け買われるが伸び悩む

寄りつき前の段階でロシアが米国に対し正式に食料支援を要請したとの報がマーケットに流れ、コーンは1セント前後高で寄りつき、大豆もオープニングこそ変わらずであったもののすぐさま買われる展開となり、4〜5セント高まで強含んだ。 

その後もここ最近の強地合を受けコーン、大豆ともに堅調に推移したが、降雨前線が東部に移動し収穫作業の再開が期待される事、またここ数日間で急騰した金相場も本日は軟調に推移していた事にも影響を受け、徐々に値を戻していった。 

終盤になっても、明日の全米在庫発表を控え値動きの少ない展開となり、コーンで変わらずから小幅安、大豆で1-1/2〜3セント高で引ける相場展開となった。 

本日のファンドの動きはコーンで1,400コントラクトの売り越し、大豆で2,300コントラクトの買い越しとなった。 

 

< ロシア政府が正式要請した食料援助の内容 > 

  飼料用小麦  150万トン 

     小麦    100万トン 

    コーン    150万トン 

    大豆粕    50万トン 

    大豆      50万トン 

    大豆油    10万トン 

     種子     1.5万トン           

              

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

前線の移動に伴い、昨日はベルト中央部と東部に降雨あり、量にして0.25〜1.50インチ、所によっては2.5インチに達し、範囲はベルト全体の35%であった。 

本日の降雨範囲はさらに東部に移動しており、量にして0.25〜1.00インチ、所によって2.0インチ、範囲は15%と見込まれる。 (昨日シカゴ近郊では雨足も強かったが本日は秋晴れとなっている) 

次の前線は昨日までの予想と変わらず、週末にかけて0.10〜0.75インチ、55%の範囲と予想されている。 

降雨のあった地域と本日降っている地域で収穫の遅れがでようが、現状大きな問題にはなっていない。 

NWS6-10日天気予報(10月5〜10月9日) 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  B(58)  N(0.43/1) 
東部コーンベルト  MB(61)  N(0.46/1) 
デルタ  B(69)  A(0.49/1) 

気温は低いものの雨量が平年並となり、収穫作業が平常に戻ると予想されニュートラル。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等
1)センサスビューロー8月度月間搾油高

 

  99年8月  99年7月  昨年同期 
大豆粕生産量(トン)  2,800,859  2,811,570  2,476,805 
大豆粕在庫量  238,815  340,053  151,883 
大豆油生産量(千ポンド)  1,452,746  1,451,579  1,285,468 
大豆油イールド(lbs/ブッシェル)  11.40  11.40  11.39 
大豆油在庫(千ポンド)  1,633,640  1,665,858  1,453,153 
大豆搾油高(ブッシェル)  126,893,431  127,326,993  111,918,847 

大豆搾油高は予想を下回り大豆マーケットには弱材料に作用したが、大豆粕、大豆油ともに在庫量が予想を下回り、8月中の消費量の多さを印象づけた。 

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

買いを徐々に進める方針。 

在庫報告で安くなる場面があれば、買いチャンスと見る。ロシア向け食糧援助が、資金洗浄問題に影響されず実行される見込みが強く、また、ローンプログラムの今年度内変更についても再び現実味を帯び、農家のホールド傾向はさらに強まってきている。これらは、いずれも昨年10月の相場上げの主要因と類似しており、この時期の相場パターンに上昇の勢いを与えることになる。さらに、本日金相場は一服したとは言え、CRB指数はわずかながら上昇しており、米国消費者心理指数は前月に続いてダウンが報告された。低いインフレ率を10数年間に亘り享受してきた米国経済に、小さくても明確な変化が出てきていることを無視はできない。 ( F ) 

(大豆) 

今週の上げは金相場他の商品取引が相場を引っ張ったものである。そこに久しぶりの降雨が収穫遅れを連想させる事となり上昇を見せた。しかし大豆固有でない理由にてファンドの買いから上げた相場は必ず冷えるときが来る。まだイールドの見通しが不透明な中、20,000コントラクト以上と考えられるファンドのネットロングは多い。 

目先の話だけ考えてみても、月末/需給報告を控え、ファンドがポジションを軽くしようとする理由がある。また歴史的に受渡の前日は価格が下がる事が多いことをトレーダー達は知っている。天候の回復と同時にまた収穫がフルスイングに入る。安値のチャンスはまだ充分にあると思う。 

ただ大豆粕について今日ある噂を聞いた。それは今年の収穫された大豆のタンパク含有量が総じて低く、搾油メーカーはハイプロ大豆粕を生産する事に例年より問題があるのではないかというものだ。色々聞いて回ったが、各地、各サプライヤーで意見はバラバラであり確認はとれなかった。ただこの話題を話すトレーダーが意外に多かった事から、しばらく事実が確認されるまで大豆粕をサポートする要因となるかもしれない。(N) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)