(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年10月1日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  207 1/2-07 1/4  207 1/2  204 3/4  205  -3 1/4  195749  +4152 
00 MAR  218 3/4-18 1/4  218 3/4  216 1/2  216 3/4  -2 1/2  104634  +3926 
00 MAY  225-24 1/2  225  222 1/2  222 3/4  -2 1/2  23024  +796 
00 JUL  229-29 1/4  229 1/4  227  227 3/4  -2 1/4  21860  +1247 
00 SEP  234 1/2-34 1/4  234 1/2  233  233  -2  3596  +89 
00 NOV    236 1/2  236 1/4  236 1/2  -3  117   
            361273  +10608 

 

大豆       --- 小幅安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 NOV  490-89  491  480 1/2  481  -10 1/4  93578  +1214 
00 JAN  499 1/2-99  500 3/4  491  491 1/2  -9 1/4  26124  +953 
00 MAR  506 1/2-06  507 1/2  498  498 3/4  -8 3/4  11196  +784 
00 MAY  513-12  513  503 1/2  503 3/4  -9 1/4  13107  +266 
00 JLY  517-16 1/2  517 1/2  508  508 1/2  -9 1/2  11281  -300 
00 AUG  518  518  510  510  -8  431  +4 
            160349  +3179 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  14680  -330  OCT  1631  -8  DEC  267  -8 3/4  104.93-105.51 
DEC  14870  -360  DEC  1659  -13  MAR  283 3/4  -7 3/4   
JAN  14960  -270  JAN  1691  -14  MAY  293 3/4  -7 1/4   
MAR  15160  -250  MAR  1724  -13  JUL  303 1/4  -7 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

スパークスの生産量予想数字を受け売られる。

本日朝方発表されたスパークスの生産量予想は、コーンで 94.74億ブッシェとなり、先月9月に発表された彼ら自身の予想とUSDA予想の両方の数字を大きく上回った。 一方大豆は、先月のUSDAの数字を若干下回る 27.52億ブッシェルとほぼ予想範囲内の数字となった。(詳細はDATAに後述) 

これを受けてコーンは寄りつきから小幅安値となり昨日のサポートラインであった12月限208をあっさり割りこみ、大豆もコーンにつられ小幅安値寄りつきとなった。 

その後も今週初めの降雨により収穫遅れが懸念されていたものの、ここ最近ではドライとなってきている事、また今後の天気予報からしても順調に収穫作業が見込める事からコーン、大豆、小麦ともに弱含む展開となった。 

本日のマーケットには昨日の9/1付け全米在庫報告の余韻が残っており、それをさらにスパークスの予想数字が下押しするという展開となった。 10月8日に控えた需給報告に焦点が移ってきているが、このまま行くと20億ブッシェルにも届くのではないかという予想もなされ、終始弱気ムードが漂うマーケットとなった。 大豆は、最近大豆関連商品を引っ張っている大豆粕市場が下げたことにつられて期近11月限で約10セントの下げとなった。 

本日のファンドはコーンで4,000コントラクトの売り越し、大豆で2,000コントラクト売り越しとなった。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

ミネソタ南部に降雨があり、サウスダコタ東部では湿った雪が降った。 今後も降雨地域はベルト北部を移動していくこととなろう。 降雨量は0.10〜0.75インチで範囲が40%と予想される。 

次の前線は日曜日の夜から火曜日にかけて見込まれ、降雨量は0.10〜0.75インチ、範囲50%となろう。 気温のほうは今後5日間平年以下となる見込みで、最高気温は北西部で30F台後半、南東部で70F台前半となり、最低は北西部20F台、南東部で50F台となろう。 

降雨による収穫への影響は限られたものとなろう。 また、降雪による影響も今の所、懸念するような状況ではない。 

 

 

NWS6-10日天気予報(10月7〜10月11日) 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  A(53)  N/B(0.33/1) 
東部コーンベルト  A(56)  N(0.42/1) 
デルタ  A(64)  B(0.44/1) 

− 収穫作業の進捗が期待できる。 

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等

 

スパークス生産量予想(単位:百万ブッシェル) 

 

  スパークス10月  スパークス9月  USDA9月 
大豆  2,752  2,789  2,788 
コーン  9,474  9,392  9,381 

---コーンは先月のUSDA予想と彼らの9月予想を大きく上回り弱材料。  

  大豆はほぼ予想どおりとなった、。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

下値ターゲットを2ドル割れに置き、買いは現レベルからゆっくり進めるべき。 

底値に近いと言い切るには、材料に乏しい。したがって、買いは下値余地を意識しながら、少しずつ進めていくべきと考えている。昨日の在庫報告は、予想以上の旧穀期末在庫量を表しただけにとどまらず、新穀飼料需要の過大見積もりの可能性をも暗示し、市場の動揺を誘っている。USDA需給報告を控えて、来週中はそのことへの不安が終始相場に覆い被さり、相場は軟調気味となる。また、ファンドの売り越しポジションは増えているが、彼らの下値ターゲットは意外に安値であると見られる。本日、12月限2ドルのプットオプションが大量に買われたが、その終値は4セント強。これを買った数社の大手ファンドの安値ターゲットは195ドル台より下と考えることができる。 

政府の価格支援策がいつ発動するかわからぬ状態であることに加え、歴史的には割安レベルであることは間違いない。下値余地はあるものの、このレベルでの買いを全く見送ってしまうべきではない。 ( F ) 

 

(大豆) 

軟調推移を予想。 

小麦・コーンに比べて、これ以上売られる決定的材料は見つけにくい。コーンに比べて大豆の農家売りが出やすいことくらいであろうか。しかしながら、依然大豆はファンドが2万コントラクト弱の買い持ちポジションにあり、昨日の在庫報告から小麦・コーンのファンド売りが加速すると見られる状況では、追随して売られやすい立場にある。収穫が進むにつれて、生産量の下方修正も限られるとの見方が台頭してきており、特に来週の需給報告前には買い注文先行の展開は予想しにくい。当分の軟調相場を予想する。 ( f ) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)