(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年10月5日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 小幅安値寄り付き、小幅安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 DEC | 203 3/4-04 | 205 | 203 1/4 | 203 1/2 | -3/4 | 191555 | -2233 |
| 00 MAR | 215 3/4-15 1/2 | 216 1/2 | 215 | 215 1/4 | -3/4 | 110653 | +3127 |
| 00 MAY | 221 1/2-21 3/4 | 223 | 221 1/4 | 221 1/2 | -3/4 | 25477 | +1069 |
| 00 JUL | 226 1/4-26 1/2 | 227 1/2 | 226 | 226 1/2 | -1/2 | 24181 | +1043 |
| 00 SEP | 232 | 233 | 232 | 232 | -1/2 | 4407 | +324 |
| 00 NOV | 235 1/2 | 235 1/2 | 235 1/2 | -1/4 | 118 | +1 | |
| 368962 | +3626 |
大豆 --- 小幅安値寄り付き、小幅高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 NOV | 481-80 1/2 | 484 1/2 | 480 1/2 | 483 3/4 | +1/2 | 93844 | -226 |
| 00 JAN | 491-90 | 494 1/2 | 490 | 493 3/4 | +1/2 | 28601 | +1397 |
| 00 MAR | 498 1/2-98 | 502 | 498 | 501 1/4 | +3/4 | 10691 | -656 |
| 00 MAY | 504-03 1/2 | 507 1/2 | 503 1/2 | 506 1/2 | +0 | 13077 | -32 |
| 00 JLY | 509 1/2-09 | 512 | 509 | 512 | +1 | 11434 | +50 |
| 00 AUG | 511 | 511 | 511 | +1 | 435 | +1 | |
| 162763 | +581 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| OCT | 14760 | -40 | OCT | 1652 | +11 | DEC | 264 1/2 | -4 1/4 | 106.61-107.01 |
| DEC | 14890 | -50 | DEC | 1677 | +8 | MAR | 280 1/2 | -4 1/4 | |
| JAN | 14990 | -50 | JAN | 1711 | +6 | MAY | 289 3/4 | -3 1/2 | |
| MAR | 15160 | -20 | MAR | 1742 | +7 | JUL | 299 1/2 | -3 3/4 | |
| 本日の相場の動き |
需給報告を前にして終始、値動きの少ない閑散なマーケット。
朝方寄りつき前にレスリーの10/1付生産量予想が発表された。 ここ最近スパークス、FCCと相場には弱い数字が続いていたが、今回のレスリーの予想がコーンで93.68億ブッシェルと先月のUSDAの数字より少なくなったことにより、コーンにはどちらかと言えば強材料と取られたが、引き続き収穫作業に良好な天候が続くという見込みから小幅安値での寄りつきとなった。
一方大豆のレスリー予想は、27.13億ブッシェルとほぼ予想の範囲内であり、コーン同様良好な天候が弱材料となって小幅安値で寄りついた。
寄り付き後は目新しい材料に欠け、尚且つ金曜日に需給報告を控えていることから、昨日以上に閑散とした値幅の限られた展開となった。 そのような状況下、あえて言えばここ最近米国産コーン、大豆の輸出需要が堅調であり、いつもの買いではあるが台湾、韓国勢の買いが活発化していること、そして大手ファンドがまとまった数量のプットオプションの売りを出したとの情報があって、値幅は少ないながらも一時コーン、大豆で下げから上げに転じる場面もあった。
しかし、上記材料もインパクトに欠け買いが続かず、結局はコーンで小幅安、大豆はそのまま小幅高で引けた。
本日は、昨日以上に閑散としたムードが終始マーケットを支配する展開となった。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日はドライで温暖な収穫作業に適した天候であった。 今後は、木曜日夜半から金曜日までは現在のドライな天候が続くもようで、それ以後は0.25〜1.00インチ、範囲40%の降雨が予想される。 今週は概ねドライな天候が続くので収穫作業が順調に進捗するであろう。
現在収穫されているペースはコーン、大豆ともに平年より早く、コーンで1週間以上、大豆で2〜3日間平年を上回る進捗となっている。
* 収穫進捗州別検証
コーン --- 平年より遅れているのはミネソタだけで、その他の州は平年を上回って おり、特にミズーリー、イリノイ、オハイオ、インディアナのペースが早い。
10/3 平年
ミネソタ 9 11
ミズーリ 56 41
イリノイ 4 18
オハイオ 26 8
インディアナ 40 14
大豆 --- 平年より大きく遅れているのはサウスダコタだけで、イリノイ、インディア ナ、ミシガンと平年を上回っている。
10/3 平年
サウスダコタ 16 24
イリノイ 34 31
インディアナ 52 28
ミシガン 29 15
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
アルゼンチン
昨日はドライで週末に比べて気温も上がってきた。 木曜日夜から金曜日までは、このままドライな天候が続くであろう。 その後は0.25〜1.00の降雨量が50%の範囲で見込まれるが、作付け遅れの懸念もなく、むしろ発芽するには良い環境となろう。
コーンの作付けは今後2週間で本格化する見込みで、現状土壌水分は十分である。 また、今週後半の雨により、さらに発芽するには良い状況となろう。
ブラジル
昨日の降雨は北部の一部地域にとどまり、降雨量0.10〜0.50インチ、範囲10%と限られた。 今後重要となろう降雨は今週金曜日から土曜日にかけて南部に見込まれ、0.25〜1.00インチ、35%の範囲となり、南部地域に限られることとなろう。
先月9月の半ば以来降雨が少なく北部で土壌水分の低下が目立ってきている。 大豆の作付が遅れた地域は今後降雨がないと発芽に影響を及ぼし、今月半ばまでに降雨がないと再作付せねばならない地域も出てくることとなろう。
| 本日の発表等 |
| 1)ローンデータ (百万ブッシェル) |
−コーン−
| 9月28日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 1997crop | 0.2 | unch | 21.5 | unch | 1,118.6 | 1,140.3 |
| 1998crop | 209.2 | - 37.3 | 12.1 | 2.1 | 1,526.8 | 1,748.1 |
| 1999crop | 17.3 | 6.6 | 0.0 | unch | 0.4 | 17.7 |
−大豆−
| 9月28日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 1997crop | 0.1 | unch | 6.7 | unch | 259.5 | 266.3 |
| 1998crop | 26.6 | - 4.2 | 4.0 | 0.6 | 309.0 | 339.6 |
| 1999crop | 1.2 | 0.8 | 0.0 | unch | 0.0 | 1.2 |
-- 予想の範囲内でニュートラル。
| 2)受渡可能在庫 (千ブッシェル) |
| 10月1日 | 前週 | 前年同期 | |
| コーン | 4,803 | 5,511 | 3,087 |
| 大豆 | 5,000 | 5,640 | 4,950 |
| 小麦 | 39,034 | 39,171 | 34,256 |
-- インパクトはなくニュートラル。
| 3)レスリー生産量予想(単位:百万ブッシェル) |
| レスリー10月 | レスリー9月 | USDA9月 | |
| 大豆 | 2,714 | 2,716 | 2,778 |
| コーン | 9,368 | 9,272 | 9,381 |
---コーンは先月の彼らの予想を上回ったが、9月発表USDAの数字を下回りやや強材料
大豆はほぼ予想どおりとなった、。
| 本日のトーメンの意見 |
変わらず金曜日需給報告までに買いを進捗させたい。
昨日のマーケットに兆候は出始めていたが、本日のマーケットは先週後半からの下げが一服する展開となり、まさにこれ以上は発表を控えて新規材料がないと売りづらい状況になってきたように見える。 先週木曜日の全米在庫の発表以後は、コーン、大豆ともに約10セントの相場下落を見る事ができ、ここからはさらなる下げが期待できるのか、もしくはこのレベルでもみ合って緩やかな回復を見せるのかは、今週金曜日の数字が大きなファクターとなる事は間違いない。
ここで重要となる2ヶ月前の8月の需給報告から思い返してみたいが、コーン、大豆ともに7月後半のホット&ドライが影響し生産量の下方修正がある程度されるのではないかという事前予想であったが、いざふたを開けて見れば下方修正もわずかに止まり、発表日の8/12は、コーン、大豆ともに終始リミットダウンの相場展開となった。
そして、今度は9月の発表で大きく生産量の下方修正がされると思われたが、それも市場予想より少ないものに止まった。 この時点で市場の検証は、まだ主要州での収穫が始まっていない9月の需給報告の段階で大きな下方修正はできない、されるとすれば来月以降だろうといういうものだった。 この議論が最近はあまり聞かれなくなってきている理由は、収穫のペースが順調で尚且つ聞こえてくる単収も決して悪くない、そして最近はGMOの普及により少々天候が悪くても大きなロスはないとする見方だ。
まさに的確な理由付けとも思えるし、概ねそのような状況であろうとは思うが、あまりに前述した8月からの経緯をマーケットは織り込んでいないのではないかと思える。 決して相場の上だけ見ているわけではないが、現状で約定安値に近づいてきていること、そして今度の発表の予想を見ても少ないながらホット&ドライと強風の影響から生産量をかなり下で予想しているものがいるという事も頭に入れておく必要はあると思われる。 ある程度上がれば中国の売りもあって上値も限られるとは思うが、前述したリスクを考慮すると今のレベルではプライシングを進めておいて大きなけがはないと思われる。 (M)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)