(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年10月7日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅安値で寄り付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  204 1/4-03 3/4  204 3/4  203  203 1/4  -1 1/2  192006  +2082 
00 MAR  215 3/4-15 1/2  216 3/4  214 3/4  215  -1 1/4  113091  +1509 
00 MAY  221 3/4-22  222 3/4  221  221 1/4  -1  25685  +148 
00 JUL  227-26 3/4  227 1/2  226  226 1/4  -1  24307  +243 
00 SEP  232 3/4-32 1/2  233  232  232  -1  4557  +102 
00 NOV    236 1/2  236  236 1/2  -1  118   
            372653  +4261 

 

大豆       --- 小幅安値寄り付き、小幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 NOV  488-87 1/2  491  487  489 1/4  +0  90493  -888 
00 JAN  498 1/2-98  501 1/2  497 1/2  499 3/4  +1/2  29357  +1229 
00 MAR  505 1/2-05  509 1/4  505  507 1/2  +1/4  11032  +86 
00 MAY  510 1/2-11  515  510 1/2  513 1/2  +3/4  13158  +82 
00 JLY  517  520 3/4  516 1/2  519 1/4  +1 1/4  11553  +154 
00 AUG    521 3/4  520  520  +3  436  +1 
            160754  +686 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  15160  +370  OCT  1664  -26  DEC  258 3/4  -5 1/2  107.26-107.72 
DEC  15220  +240  DEC  1688  -28  MAR  275 1/4  -5 1/2   
JAN  15260  +190  JAN  1719  -30  MAY  285  -5   
MAR  15420  +180  MAR  1752  -24  JUL  294 3/4  -5 3/4   
                   

 

本日の相場の動き

発表を前にして思惑からコーン、小麦が下値をトライ。

朝方発表された輸出成約の数字はコーンは予想レンジ以下、大豆はレンジ以上とどちらも予想レンジ外の発表となったが、明日のUSDA需給報告を控えたマーケットにはそれ程のインパクトを与える事ができず、コーン、大豆どちらも小幅安での寄りつきとなった。 

その後も今週初めから続いている収穫作業に良好な天候が、ある程度相場を軟調にさせたがそれも限られ、ほとんど動かない値動きの少ない展開となった。 

一方昨日の主役となり堅調に推移した大豆油は、輸出成約の数字が悪かったこともあり失望売りを誘い本日は弱含みの展開となり、昨日のマーケットで一時4〜5セント下げていたが大豆関連の強地合が影響して引けにかけて値を戻した小麦も、本日はこらえきれず昨日下げたレベルまで売られ弱含んだ。 

本日のマーケットはまさに明日の発表を控えどちらにも動きづらい相場展開となったが、引けにかけて、9/30に発表された全米在庫の数字の中でコーン、小麦が予想を上回っていたことから明日の発表においてもそれが反映され弱含むのではないかといった思惑が再度台頭し、徐々に値を下げコーンは最近の安値である12月限203を何回かトライしたが結局は抜けず1〜1-1/2セント安で引けた。 

大豆はどちらかと言えばコーンとは逆に強い数字を予想する向きが多く小幅安で始まったマーケットが結局は小幅高で引ける展開となった。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

北西部のごく限られた地域に軽い降雨があり、量にして0.25インチ以下、範囲で10%となっている。 本日もこの地域に雨が残るだろうが、明日には止む見込み。 降雨量は0.25〜1.00インチ、範囲は30%となろう。 週末は昨日までの予想と変わらずドライとなる予想である。 

引き続き限定的な降雨が収穫作業を順調に進捗させている。 収穫ロスも今のところ少なくなるであろう。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

アルゼンチン  

昨日は北西部の一部限られた地域に降雨があり、降雨量0.10〜0.25インチ、範囲にして10%となった。 今後は週末にかけてドライとなるであろう。 月曜日までに西部地域に軽い降雨の可能性はあるが、今週の降雨が少ないこともあって土壌水分の低下が懸念されてくる。 

コーンの作付は活発になっており、今後の降雨が必要になってくる。 

 

ブラジル 

昨晩南西部に降雨あり、量にして0.10〜0.75インチ、範囲にして15%となった。 この降雨が今日から土曜日にかけて南部一帯に広がる見込みで、降雨量0.25〜1.00インチとなり、範囲は南部の70%に達するが、北部は30%に止まることとなろう。 

この降雨が発芽を促すこととなろうが、北部で言われている土壌水分不足を改善するには到らないであろう。 今後2週間は再作付や作付面積の減少を避けるためにも広範囲な降雨が必要となってくる。 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告 (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  667.9  0.0  12,434.8  11,003.1  8036.6  0.0 
大豆  975.4  0.0  7,139.2  8,077.1  5,256.2  18.5 
小麦  639.1  0.0  12,855.6  14,237.2  3,764.2  0.0 
大豆粕  363.8  0.0  1,301.4  1,941.4  1,301.4  0.0 
大豆油  43.4  0.0  67.9  163.6  67.9  0.0 

-- コーンは予想レンジが70〜100万トンで、そのレンジを下回ったため弱材料。 

  逆に大豆は予想レンジ40〜80万トンを上回り強材料となった。 

 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  855.6  1,034.5  4,398.2  3,095.9  46,990 
大豆  567.5  380.7  1,883.0  717.1  24,360 
小麦  617.0  643.8  9,091.4  9,253.9  30,620 
大豆粕  120.0  233.9  0.0  11.9  6,310 
大豆油  6.7  39.4  0.0  0.0  1,070 

 

本日のトーメンの意見

 

USDA報告を待つ。

コーンの場合、明日の報告におけるポイントは新穀生産量、飼料需要、中国の輸出量、そして新穀期末在庫。それだけでなく、小麦の期末在庫も重要な要因となる。最近の小麦相場下落は、小麦の飼料需要を喚起しその過剰在庫を調整するために、市場が価格を押し下げているわけであり、コーンの需給に影響する。小麦の在庫は今後の中期的コーン相場をはかるに注目すべき一材料だ。報告内容が弱材料の場合、大幅安も考えられるが、さすがにそのときは「買い」であろう。絶対的なレベル感として、195セントを下回る相場が長く続くことは予想しにくい。 

大豆のポイントは、米国生産量、期末在庫に加え、インド・中国の生産量も見逃せない。特にインドの生産量は減少が予想されており、その減少幅によっては大豆・大豆油の輸出需要に大きな影響を及ぼすことになる。 ( f ) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)