(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年10月12日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 変わらず寄り付き、小幅高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 DEC | 198 3/4-99 1/4 | 202 3/4 | 198 3/ | 201 1/4 | +2 1/2 | 201974 | +1438 |
| 00 MAR | 211-11 1/4 | 214 | 211 | 212 3/4 | +2 1/4 | 124004 | +1066 |
| 00 MAY | 217 1/2-18 | 220 1/2 | 217 1/2 | 219 1/2 | +2 1/4 | 28388 | +953 |
| 00 JUL | 222 3/4-23 | 226 1/4 | 222 3/4 | 225 | +2 1/2 | 27324 | +642 |
| 00 SEP | 229 3/4-30 | 232 | 229 3/4 | 231 1/4 | +2 1/4 | 6202 | +324 |
| 00 NOV | 236 1/2 | 236 1/2 | 236 1/2 | +2 | 128 | -20 | |
| 402514 | +4501 |
大豆 --- 小幅安値寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 NOV | 493 1/2-94 1/2 | 502 1/2 | 493 1/2 | 499 1/2 | +6 1/4 | 90972 | -230 |
| 00 JAN | 504-05 | 513 | 504 | 510 1/4 | +6 1/2 | 37193 | +657 |
| 00 MAR | 513-12 1/2 | 520 1/2 | 512 1/2 | 518 1/4 | +6 1/2 | 12328 | +216 |
| 00 MAY | 518-17 1/2 | 525 1/2 | 517 1/2 | 524 | +6 3/4 | 13756 | +33 |
| 00 JLY | 524-24 1/2 | 532 | 524 | 529 | +6 1/4 | 11714 | -111 |
| 00 AUG | 528 | 532 | 528 | 529 3/4 | +7 1/4 | 442 | +5 |
| 171213 | +642 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| OCT | 15510 | +290 | OCT | 1668 | -6 | DEC | 257 1/2 | +4 | 106.15-106.34 |
| DEC | 15620 | +290 | DEC | 1688 | -14 | MAR | 273 1/2 | +3 3/4 | |
| JAN | 15700 | +280 | JAN | 1720 | -15 | MAY | 283 1/4 | +3 1/4 | |
| MAR | 15850 | +290 | MAR | 1752 | -13 | JUL | 293 1/2 | +3 1/2 | |
| 本日の相場の動き |
大豆がコーンを引っ張る相場展開。
寄りつき前には大豆は変わらずからどちらかというとやや安値寄りつき予想、コーンは変わらずの予想とされていた。 実際の寄りつきもほぼそのレベルで、大豆は小幅安値、コーンは変わらずでの寄り付きとなった。
寄りつきからしばらくすると、先週金曜日に発表された大豆の需給が予想よりタイトであったこと、またブラジル北部でのドライ懸念が再度市場で注目されはじめたことから、大豆が買われる展開となりジリジリと値を上げていった。 それにつられる格好でコーンも最近の売られ過ぎ感からショートポジションが大きくなっていることに注目が集まり、それがファンドのシュートカバーを誘い込む結果となって大豆同様堅調に推移する展開となっていった。
その後も農家の売りも活発には出てこなかったため、コーン、大豆ともに強含みの展開で推移し、引けもコーンで2〜2-1/2セント高、大豆で6〜6-1/2セント高と高値引けとなった。
本日はブラジルのドライ懸念が再度注目されることとなったが、コーヒー相場も最近上昇を見せてきており、今後の天候に注目が集まるところとなっている。
本日のファンドはコーンで2,200コントラクト、大豆で2,200コントラクト、ほぼ同数量の買い越しと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
中西部
昨日から本日にかけてドライであったが、明日に軽い降雨が予想される。 降雨量で0.10〜0.50インチ、範囲20%と限られた降雨となりそう。 週末までは概ねドライの天候となろうが、週末になると量にして0.10〜0.75インチ、範囲にして35%の降雨が予想される。
今週の収穫作業は、降雨による若干の遅れがある程度で概ね順調に進むであろう。 引き続き平年より早い進捗のペースは維持されている。
| NWS6-10日天気予報(10月17〜10月21日) |
| 気温(平年) | 雨量(平年量/日) | |
| 西部コーンベルト | B(53) | B(0.33/1) |
| 東部コーンベルト | B(56) | B(0.42/1) |
| デルタ | N(64) | N(0.44/1) |
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
アルゼンチン
昨晩は軽い降雨があった程度で量にして0.10〜0.50インチ、10%の降雨範囲と限られた。本日から明日にかけて東部に降雨予想となっており、量にして0.10〜0.75インチ、30%の範囲予想となっている。
次の降雨は金曜日から土曜日に見こまれており、降雨量0.10〜0.75インチ、30%の範囲となろう。
この降雨によってコーンの発芽状況も良くなろうが、降雨範囲も限られるためドライの地域が残りそう。
ブラジル
昨日は北西部の限られた地域に降雨があった。 量にして0.25〜1.00インチ、範囲にして10%以下とかなり限定的な降雨となった。 さらなる降雨が今後2日間北部地域に予想されるが、今回も0.25〜1.00インチ、範囲にして15%と限られそう。 南部には本日夕方から金曜日にかけて0.25〜1.00インチ、所によって2.00インチ、範囲にして35%の降雨が予想される。
北部地域における限定的な降雨は、引き続き広範囲のドライ地域をそのまま土壌水分不足の状態にさせることとなり、コーン、大豆の発芽に影響が出てくることとなろう。 作付進捗も遅れることとなろうし、今後月末までに十分な降雨量がなければ再作付、作付面積の減少といった状況となろう。
| 本日の発表等 |
| 1)輸出検証高(10月1-7日:千ブッシェル) |
| 発表数字 | 事前予想 | |
| コーン | 34,541 | 35-42 |
| 大豆 | 16,599 | 18-22 |
| 小麦 | 31,041 | 20-25 |
コーン,大豆ともに予想より少なめとなった。
| 2)進捗率 |
| 10/10 現在 | 先週 | 昨年 | 平均 | |
| コーン 完熟ステージ | 97% | 94% | 98% | 93% |
| 収穫率 | 43% | 29% | 41% | 28% |
| 大豆 落葉率 | 94% | 88% | 93% | 90% |
| 収穫率 | 54% | 32% | 51% | 45% |
ほぼ予想どおりとなった。
| 3)受渡可能在庫 (千ブッシェル) |
| 10月8日 | 前週 | 前年同期 | |
| コーン | 4,940 | 4,803 | 4,336 |
| 大豆 | 5,704 | 5,003 | 6,204 |
| 小麦 | 38,946 | 39,034 | 34,411 |
インパクトなくニュートラル。
| 4)コミットメントオブトレーダーズ(フューチャーズ・オプションズ) |
ファンドネットポジション
| 9/28現在 | |
| コーン | 40,995 コントラクト ショート |
| 大豆 | 12,359 コントラクト ロング |
| 大豆油 | 11,276 コントラクト ショート |
| 大豆粕 | 18,447 コントラクト ロング |
| 本日のトーメンの意見 |
コーンの買いは待ち、大豆は買いを進めるべき。
当分、コーンと大豆の綱引きが続くかも知れない。しかし、2つの商品の環境は現在大きく異なっており、そのうちその綱が切れることになる。本日の相場にしても、大豆は南米の乾燥、農家売りの減少、中国の買い意欲、そして4億ブッシェルを割った期末在庫と、買われる材料に事欠かず、終始力強い相場展開を示した。しかし、コーンの場合は、農家売り不足の継続以外には、これと言った強材料は見当たらず、本日の最大の要因は大豆・小麦ピットの買い注文の勢いであったと言って良い。
大豆は、本日の勢いを大きく減じること無く、11月限月は9月の始めにつけた520セント近くを目指す動きとなるのではないか。南米の天候に相場の関心が移ってきているため、その推移によっては、上げ幅が削られることは考えられるが。
コーンは、依然他輸出国との競争にさらされている。大豆には農家売りは一服感があるが、コーンの売り加速は10月後半と言う見方もある。11月のUSDA報告では、期末在庫が20億ブッシェルを超すという考えも広まってきており、全体の需給が締まる方向の要因はきわめて少ない。ファンドの売り越し量の増加は視野に入れておかねばならないが、昨年以来の需給緩和見込み時の量に比べれば、まだ少ない。コーン相場は、自然に弱含む展開となると予想し、12月限の195以下レベルをターゲットとしている。 ( F )
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)